EF66 幻の企画 1999年8月
今回は、EF66電気機関車の写真を御覧頂きます。

実は、JR西日本の「特急あさかぜ」の運転室展望ビデオを撮影する予定があり、EF66
の運転室にカメラを設置するための下見で、少し形は違うでしょうが基本的に同型の
運転室を見たいと言う事で、JR貨物にお願いして特別にEF66の運転室を見せてもらいま
した。

これはその時の写真です。力強いフォルムの外観正面は年輪を感じさせる物ですね。
運転室は普通の電車に比べ特に狭いと言う事はなくカメラの設置は十分出来そうでした
後ろの機関室はさすがに機械室と言う感じでイカツイ物です。しかし一旦機械を起動
すると空冷のファンとコンプレッサーの音が物凄く強烈でした。

運転室との間のドアーを閉めるとまだましですが、
開けていると、とても我慢の出来るものではあり
ませんでした。室内にはエアコンは無く扇風機が
付いていましたが、真夏はとても大変そうです。
ところで下見を済ませて撮影機材の検討をしてい
た頃に、事情があってEF66の撮影は中止になりま
した。残念と言うか、やれやれホッとしたと言う
かまあ、ちょっと気が抜けました。
と言う訳で今回は、下見の時の写真を御覧頂いて
幻と終わったEF-66の思いでといたしましょう。