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瀬野・八本松 山陽本線の名所           1999年10月


セノハチと言えば、鉄道マニアには有名な場所らしい のですが、残念ながら私は先日まで知りませんでした 比較的平坦な路線が多い山陽本線で、ここだけは箱根 にも匹敵する急勾配の難所と言われる瀬野・八本松の 間の山間部を走る所です。 左の写真はその名所のトンネルの出口の上から見える 景色で急勾配を駆け上がってくる電車が見られます。 また、EF67が後押しする貨物列車も見物です。写真に は入れてませんが、ビデオ作品の「山陽本線2」には EF66が引っ張りEF67が後押しする、貨物列車の勇姿も そして回送されるEF67も収録されています。 今回、「山陽本線2」として115系電車で、糸崎〜 広島間の運転室展望の撮影をしました。これはその時 の写真ですが、このセノハチのトンネルの上に行くのは 国道から脇道に入り、細い道を上がっていけばトンネル の上に出られると言うのを信じて行ったのですが、その 道と言うのは普通の人が歩くような道ではなく、イノシシ か狸なら走りそうなまさに「けもの道」のような物でした 最初は何処が道で何処が藪なのかもわからないような所を ウロウロしていると、横の農家のオバチャンが「トンネル へ行くのかね、それならそこの栗の木の横を上がって行け ばトンネルの下に出られるよ」と教えてくれました。 おそらく何人もの鉄道マニアが写真を撮る為に来ているの でしょう、これまでもオバチャンは皆に親切に教えてくれ たことでしょうね、オバチャンに感謝! 藪蚊に刺されつ つ上がったトンネルの上はさすがに見晴らしも良く撮影に もってこいの所なのですが、そこには缶ジュースのプルト ップや何かゴミがかなり落ちていました。撮影に来たら ゴミは持って帰りましょうね、ついでながら今回この場所 で撮影する時にいつも一緒に来てくれるスタッフの高島君 が足首を捻挫してしまい、痛そうでした、それでも最後ま で頑張って仕事を終えてくれました、本当にご苦労さまで した。
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