DeepBlue 今度はイタリアへGo!2016 2016.10.1更新 |
高校受験に続き大学受験でも次女と約束をしました。SKJ大学に合格したら海外旅行と・・。でも、まさか本当に合格するとは!?D判定を見事跳ね返したストロングマインドに感服です。というわけで、今回は仕事が忙しい長女がまたも不参加、奥方と三人でイタリアへ出発です。 |
〜準備〜 今回は私の永年勤続休暇もあり、チョイ長め8日前後のツアーから選択しました。初めての添乗員付きのツアーで、ミラノ、ベローナ、ベネチア、フィレンツェ、ナポリ、ローマをバス、特急列車で周遊する欲張りなツアー(日本旅行)に決めました。 留守番の長女とLINEで連絡をとるため、マストアイテムのWi−Fiルーターをレンタルしました。 |
8月31日 成田空港を直行便でミラノへ ツアーの成田への集合時間は午前11時 ![]() 成田空港を13時に出発、約13時間のフライトでミラノ・マルペンサ空港(写真右)に到着したのは当日の18時でした。ミラノの18時はまだまだ昼間の明るさです。 宿泊する「ベストウエスタンゴールデンマイル」へはバスで1時間の距離でした。今回宿泊するホテルは全て四つ星ホテルですが、ネットで調べると評価は様々のようです。1番評価が高かったのは2泊するローマの「H10ローマチッタ」で、2番目がミラノの「ベストウエスタン〜」でした。このホテルの良し悪しが今回のツアーの基準になるかもしれません。 ミラノのホテル・綺麗じゃん! ![]() ![]() 次女のベッドはエクストラベッドで簡易な作り(上写真左奥)、どう見てもツインルームに無理やりもう一つ簡易ベッドを入れた感じです。ですのでスペース効率が非常に悪い気がします。ただしこれは以後全てのホテルで同様の状態でした。モルジブのスタンダードルームの方が遥かに上質で広かったですよ〜。 隣のスーパーで・・。 最近出来たという隣にあるスーパーでお買い物。もちろんお目当てはビールとワインだったのですが、冷えたビールが売っていない・・・さすがイタリア?諦めてワインとツマミを購入。機内食で腹が満たされていましたので今晩はこれでお休みです。 ベストウエスタンゴールデンマイル宿泊 |
9月1日 ミラノ〜〜ベローナ〜ベネチア 朝食はアメリカン? 朝食はどうでしょうか?イギリスはコンチネンタルブレックファストで、パンとバターとコーヒーだけでした。卵とベーコンは有料でした。しかし今回、嬉しいことにスクランブルエッグとチーズ、ジュースまで付いていました。アメリカンブレックファストみたいです。卵は堅かったですが、あるだけマシです。ただし、我々のツアーは別部屋での食事でしたので、個人での宿泊ではわかりませんが・・。 ![]() 本日午前中はミラノ観光、午後はベローナ観光です。 8時半ホテルを出発、ミラノではドゥオーモ(街で一番の教会という意味らしい)、ミラノ座、ガレリア・ヴィットリオエマヌーレ2世(大きなアーケード)を巡りました。特に印象に残ったのはドゥオーモの巨大さとステンドグラスの美しさ(写真)でした。 ミラノはイタリア経済の中心的役割を担っているだそうで、私の目にも上品な街という印象でした。 昼食はミラノの食堂でツアーメニューのミラノ風リゾットとミラノ風カツレツをいただきました。でもあれ!?味が無い??私たちだけでなく、ツアー客全員が塩を振って食べていました。まさかここはイギリスか??? ![]() バスで世界遺産・ベローナへ移動しました。「ロミオとジュリエット」で有名な街ですね! ジュリエッタ(本当は”タ”が正解)の家は観光地になっていて、あの有名なバルコニーも見学できます。庭にあるジュリエッタの像には大勢の人が集まり記念写真を撮っていました(写真)。 ベローナいいね! ベローナの旧市街地といわれる場所は良い意味でイタリアらしい街でした。アリーナが望める広場にはカフェが立ち並び観光客であふれかえっています。治安が良くないといわれるイタリアですが、この街はセーフな空気が漂っています。 ![]() 本当のイカスミのパスタ ![]() 夕食はベネチアの手前の食堂でツアー食・イカスミのパスタと白身魚のフライ。イカスミのパスタはイカ等の具が全く入っていない”素”そのもののスパゲッティーでした。お味は残念ながら日本のファミレス「フィラカッソ」の方が美味い!? 20時半ホテル到着。 今夜の宿、「スマートホテル・ホリデイ」はとても素敵なホテルでした。ベネチア本島からかなり離れた街にあるため、バスツアー向けのホテルなのですが、部屋も広く、「ミラノのホテルよりいいね!」が素直な感想です。 スマートホテルホリデイ宿泊 |
![]() 朝食は期待以上 ベネチアの朝食はなかなかの内容でした。こちらもアメリカンブレックファストでした。卵にソーセージまで付いていて、シリアルもいただきました。ちなみにこの後のホテルも朝食は卵料理付きで、満足の出来る内容でした。 いよいよ”水の都”ベネチア ![]() 港で水上バスに乗り換え、いよいよベネチア本島へ向かいます。ベネチアは人間が作った人工島だそうです。水路が多い印象ですが、実は全て海なのです。凄い規模ですね。何せナポレオンに侵略される前はベネチア共和国という国だったそうです。 もちろんゴンドラ(小舟)に乗船し、街中に張り巡らされた水路を巡りました。船頭さんの操舟術は素晴らしいの一言です。プロですから当たり前なのですが、カンツォーネを唄いながら1本のオールで見事に小さな橋の下を潜らせます。もちろん舟が接触することは一切ありませんでした。それに凄いバランス感覚です。舟の上に立つなんて・・・。よく転落しないですよね! 昼食はツアー食のパスタ(ペンネ)とシーフードフリッター。やはり塩は欠かせません。 ![]() フィレンツェへ 14時半、再び水上バスに乗り込みベネチア本島を出発、次の目的地はフィレンツェです。途中、高速道路は渋滞・・・横転事故(写真)の見物渋滞でした。 ![]() 夕食はツアーメニューのミネストローネとフィレンツェ風ステーキをいただきました。これはどちらも実に美味しい!初めてツアー食で当たりが出ました。 ホテルの部屋に入れたのは、事故渋滞もあり、21時半でした。今日はかなり疲れました。早くシャワーを浴びてグッスリ眠りたい・・・・ところが・・。 イタリアの洗礼 早朝4時半、奥方に起こされました。トイレの水が止まらないと。確かにイタリアのホテルは設備の故障が多く、入室後の点検は欠かせないそうです。しかし、寝る前は何でもなかったトイレが故障とは・・。確かに恐ろしい音と勢いで水が流れ続けています。仕方なく添乗員さんに電話、ホテルのフロントを呼び出しました。 数分後、フロントマンは平然とした表情でマイナスドライバー片手に登場し、洗浄ボタンをホジリ出しました。水は簡単に止まりました。そして「また何かあったら俺を呼んでくれ」と言い残して部屋を離れました。再びボタンを押すとまたボタンが戻らず水は止まりません。いちいちトイレのたびにフロントを呼ぶわけにはいきませんので、所持していた十徳ナイフで私もホジリ出しました。結局トイレのたびにナイフでホジルしかありませんでした。さすがイタリアですね。 ミラージュ宿泊 |
9月3日 フィレンツェ〜特急イタロでナポリへ |
9月4日 ナポリ〜船でカプリ島へ 青の洞窟〜ポンペイ |
9月5日 1日中ローマ観光 朝食はグッド 朝食は7時半、昨日夕食をいただいたレストランでのビュッフェです。予想通り、今回のツアーで一番豪華な朝食となりました。目玉焼きを久々に目撃。サンドイッチ、ヨーグルト、チーズ、デザートのフルーツも豊富でした。今日は良い事あるかも? 真実の口 ![]() 真実の口は映画「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペックが訪れた場所で有名ですよね。ペックが手を入れ齧られた演技をしてヘップバーンを驚かせるあの場所です。 最初は外から見学の予定でしたが、ツアーメンバーの強い意見で、”入場”となったようです。10分程行列に並び、見事思いを遂げました。 憧れのコロッセオ 次に訪れたのはコロッセオです。コロッセオはローマ帝国の闘技場です。奴隷など「人対人」の殺し合いからライオンをはじめとする「猛獣対人」など様々な闘技(当時 ![]() 今回のツアーは外周りだけの見学で、次の移動の予定がありましたので、添乗員さんにお願いしてノルマである近くのお土産物屋さんで解放していただきました。 写真は観光客で賑わうコロッセオ周辺です。左には凱旋門が見えます。 早速、コロッセオへのチケットを求め、先頭すら見えない行列に並びました。現地のバッタ屋が、「幾らか多く払えば早く入れるぜ!」と誘ってきましたが無視!!それでも30分程の待ち時間で入場できました。 それにしても、ツアーでは行列に並ぶことは稀でした。特権待遇で、並んでいる一般の観光客を横目に優先入場できるのです。ツアーは素晴らしいですね・・感謝です。 ![]() コロッセオに入場して驚いたのはいわゆる”フィールド”が無かったことです。フィールドと思われる高さのレベルには、それより下に支柱が多数あり、広いフィールドは何処なの?という感じです。実は支柱はフィールドを支えていてアトラクションに応じ取り外しが可能だったそうです。つまり、普段は支柱の上にフィールドを作り、広大なバトルスペースを生み出していました。時には下方からエレベーターで猛獣が出現することもあったそうです。海戦イベントを行う時は支柱まで取り払って水を張り、舟対舟の海戦(殺し合い)が行われたそうです。 コロッセオ見学後はフォロロマーノという遺跡を眺めながらベネチア広場へ。そろそろお腹も減ってきましたので昼食を物色しました。 我々が入ったのはベネチア広場近くのオープンカフェ。奥方はラザニア、次女はカルボナーラを注文しました。私は何故か注文に失敗しました(笑)。 トレビの泉〜スペイン広場 ![]() そしてスペイン広場へ。こちらも映画「ローマの休日」で有名な場所ですね。オードリーがジェラードを食べるあのシーンです。残念ながらあの階段(写真の右側)は工事中・フェンスが張られ入場出来ませんでしたが雰囲気だけは堪能いたしました。 その後、次女の勧めで高台方面へ向かい、街を望める丘へ向かいました。暑さもあり、水とソフトクリームを屋台で購入しました。 ポポロ広場に到着した時点でまだ15時半前。今日の”どうしても訪れたいリスト”はこれでクリアしましたので、トイレを探しながら街を散策しました。しかし、イタリアはトイレに困る国ですね。日本ですと駅はもちろん、コンビニ、ス ![]() トイレ休憩(カフェ)後、パンテオン(写真)へ向かいました。こちらは何処かアテネのパルテノン神殿に似た形と名前ですね。でも関係はないのかな?元は紀元前に建造された神殿ですが、火災で崩壊、それでも125年(西暦)に再建された美しい建造物です。 ローマのディナーはハッピーバースデー! ![]() 実は今日9月5日は奥方の誕生日です。実はこの旅行を計画したのも、私の30年勤続、次女の大学合格と合わせ、奥方の誕生 ![]() もちろん白ワインで乾杯です。ハッピーバースデー! 前菜にモッツァレラチーズとトマト(写真)を注文。美味しかったですよ〜これは。盛り付けも美しいですよね!今まで食べていたイタリアンは何だったの?という感じでした。 そしてメインは肉料理。私はラムとポテト、奥方は仔牛、次女はチキンを選 ![]() このレストランは冷凍食品は使っていません・という表示があったと次女が申しておりました。少しは勉強が役に立つのですね。高い学費を払っているのだから当然です! 食事後、タクシーでホテルへ戻りました。料金はチップ込みで15ユーロ。 夕焼けと落雷 ![]() 明日は早いもので、バチカン見学後に帰国です。 H10チッタ宿泊 |
9月6日 最終日・バチカン市国〜帰国へ バチカン市国はローマ・テべレ川の西側に位置するカトリックの総本山で、全域が世界遺産に登録されています。バチカン美術館、システィーナ礼拝堂、サンピエトロ大聖堂と巡りました。 根競べ?コンクラーヴェ 日本も・・・もっと・・・。 ちなみにイタリアのガイドさんは手厚く保護されていて、無免許でガイド行為をすると警察のお世話になるそうです。添乗員さんはガイドは出来ませんので、現地のガイドさんが毎回登場しました。さすが観光大国ですね!衛兵もカラフルでした。 余談ですが、バチカンでワカケホンセイインコを発見しました!まさかイギリスにも進出しているとは・・。日本では既に「日本の野鳥図鑑」に掲載されています。 さて、楽しかったイタリア旅行も終了です。バスでミケランジェロ空港へ向かいこのままアリタリア航空にチェックインです。 反省 結局、空港内の免税店で暇をつぶし、売店のサンドイッチに齧り付きました。 飛行機の離陸時間は15時20分予定でしたが、約1時間遅れで離陸。 |
9月7日 成田到着 今回、初めての団体旅行で色々な発見がありました。良い所、悪い所。でも8日間でイタリアの名所?の大部分を齧って回れたのですから、INDEXだと思えば素晴らしい大特急の旅だったと思います。次に行くならベネチア?ナポリ?のんびりと・・。とにかく色々学んだ8日間でした。添乗員さんに感謝です。 最後に・・・イタリアにもポケモンはいました。 |