iNextTrainの制限・仕様等について
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時刻表ファイル拡張
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急行・特急等の列車種別によって色分けして表示するように指示することが出来ます。
備考データのすぐ後の行に;;(セミコロン2つ続き)で始まるコメント行があると色指定として解釈します。
NextTrainはコメントとして処理すると期待できるのでコンパチビリティに問題は生じないはずだと思います。
例:
《TBLファイルの記述》
A:普通
B:急行
;;RED
a:東京
01: Aa23 Ba31
《結果》
01:23 普通 東京
01:31 急行 東京 ← この行が赤で表示されます。
指定できる色は、
BLACK | | 黒色 |
BLUE | | 青色 |
LIME | | 緑色 |
AQUA | | 水色 |
RED | | 赤色 |
FUCHSIA | | 紫色 |
YELLOW | | 黄色 |
WHITE | | 白色 |
GRAY | | 灰色 |
NAVY | | 暗い青色 |
GREEN | | 暗い緑色 |
TEAL | | 暗い水色 |
MAROON | | 暗い赤色 |
PURPLE | | 暗い紫色 |
OLIVE | | 暗い黄色 |
SILVER | | 銀色 |
ORANGE | | 橙色 |
(色名はすべて大文字でなければなりません)
複数の備考データに色指定があって、かつその双方がひとつの時刻データに付加されている場合には後に指定された備考データの色を採用します。
例:
《TBLファイルの記述》
A:急行
;;RED
Z:終電
;;GREEN
a:東京
01: AZa23
《結果》
01:23 急行 終電 東京 ← この行が緑色で表示されます。
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制限事項
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- CFGファイルには対応しません。
- ひとつのテーブルの$で始まる到着駅の数は、最大300件までとします。
- ひとつの到着駅の停車種別は、最大1024バイト分までとします。
- ひとつのテーブルの$で始まる到着駅の数は、最大300件までとします。
- ひとつの到着駅に登録する乗換え駅データの登録は、1件(1データテーブル分)のみです。
- タイトル行は時刻データ開始マークとしても使用します。したがってタイトル行は必須とします。
タイトル行なしで複数の時刻表が定義されているとそれらはマージされてしまいます。っていうか何が起こるかわかりませぬ。
- ひとつのTBLファイルに記述できるのは、ひとつの駅のひとつの方面の時刻表だけです。
同じ駅の上りと下り、A駅方面とB駅方面等は別ファイルにする必要があります。
- 駅・行先が同じで、平日、土日祝日などの曜日によって違う時刻表は必ずひとつのファイルに収録してください。
- 上記仕様のため、ひとつのファイルに含まれる時刻表データは最大8個まで(すべての曜日で別々なダイヤになる場合。こんなことってあるの?)に制限します。もし9個以上記述されていても9個目以降は無視します。
- ひとつの時刻表にエントリーできる時刻は最大1000件までとします。一日は1440分ありますので、平均約1分27秒間隔まで対応できることになります。1000件をこえる時刻データはすべて切り捨てられます。
- 祝日データは最大50件まで登録できます。祝日ファイル中に50件をこえる祝日が定義されていた場合には50件目以降は無視します。
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TBLファイルの解釈、動作仕様がNextTrainとは異なる点
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- 「平日」、「土日祝」等は自動的に表示されますのでタイトルに含める必要はありません。
そのため、ひとつのファイルに複数の時刻表があっても、それらの違いは曜日の違いだけのはずなので原則として、ひとつのファイルの中に現れるタイトルはすべて同一となるはずです(必須ではない)。
ひとつのファイルにタイトル行が複数ある場合に実際に表示されるタイトルは、ファイル中で最初に現れたタイトルを採用します。
自動的に表示される曜日データは以下の規則によって決定します。
曜日指定がない場合 | → | 「無指定」 |
曜日指定がある場合 | → | 指定された曜日を表す漢字一文字を連結します。 |
例:
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(指定なし) | → | 「無指定」 |
[MON] | → | 「月」 |
[MON][WED][FRI] | → | 「月水金」 |
[SAT][SUN][HOL] | → | 「土日祝」 |
仮に一部の曜日指定抜けの曜日で表示した場合→「データなし」を表示します。 |
等。
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内部的には、受信したファイル名は無視し、タイトルをファイル名として取り扱います。
ファイルを選択してその中から表示させる時刻表をタイトル一覧から選ぶようにするには画面が狭すぎると判断したためです。
そのため"ファイル=タイトル"とし、それぞれの曜日用の時刻データをひとつのファイルから自動的に選び出すという仕様にしました。
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- 曜日が複数の時刻表に重複して登録されていた場合、最初に発見した時刻表が採用されます。
曜日表示は重複したまま表示されます。
例:
《TBLファイルの記述》
[SUN]
#時刻表1
[SAT]「SUN]
#時刻表2
《結果》
日曜日には時刻表1が選択され、[日]と表示されます。
土曜日には時刻表2が選択され、[土日]と表示されます。
- 時刻表データと祝日データの読み込みは完全に分離されています。時刻表データ読み込み時に時刻表ファイル中に[HOL]セクションがあっても祝日データとは解釈しません。逆もまた同様です。
- 日付が変わったことによる時刻表(ダイヤ)の切り替えは午前3時を境にして行います。
たとえば火曜日の午前3時までは月曜日の時刻表、午前3時を過ぎると火曜日の時刻表に切り替わります。この辺のところはどうするのがよいのかよくわかりません。どなたかアドバイスイいただけると助かります。
- 乗換え駅データフォーマットについて、本アプリではファイルを扱うという思想ではありませんので、あらかじめ携帯電話に取り込んで登録している時刻表テーブル(TBL)に記述している'#'で始まるタイトル分を基準に時刻表テーブルを切り替えます。
なので、NextTrainとは異なった判別記号を使用します。
到着駅データの列車種別の最後に、># で始まる登録済みのタイトル名を記述します。比較する対象ですので、間違いなく記述する必要があります。また同じタイトル名が他にもあった場合は、最初み見つかったタイトルの時刻表テーブルに切り替えます。
タイトル名の後に、半角くスペース(空白)文字を1文字入れた後に、+分 を入れると、到着駅の時刻に指定した分を加算した時刻を開始時刻として、切り替えた時刻表テーブルの表示開始時刻とします。分は、数値で記述します。省略すると0分として扱います。
この分数で、到着駅からの乗換え駅またはホームまの移動時間に使用します。
例:
《TBLファイルの記述》
d:急行;急
;;RED
e:普通;普
$到着駅1: e2 d2 >#タイトル名A
$到着駅2: e23 d19 >#タイトル名B +5
《結果》
到着駅1は、タイトル名Aの時刻表テーブルを選択し、到着駅1の時刻からタイトル名Aの時刻表を一覧表示します。
到着駅"は、タイトル名Bの時刻表テーブルを選択し、到着駅2の時刻に5分を加算し、タイトル名Bの時刻表テーブルを一覧表示します。
乗換え駅データがある場合は、到着駅表示画面の到着駅名とその到着時刻の間に'<'のマークが挿入されます。その到着到駅リストがスクロール等で1行目に表示したとき、リバースのバー表示となりますので、この状態でSELECTキーの操作が可能です。SELECTキーによって登録されているタイトル名の時刻表表示に切り替わります。
"戻る"(SOFT KEY1)キーを押すことで前の状態に戻りますが、保存は最大5ページ分までです。または、SELECTキーで現在表示している時刻表リストで通常のリアルタイムモード動作に戻ります。
《制限事項》
乗換え駅データは、ひとつの到着駅につき、ひとつまでです。
従って、上下線を登録したり、複数の路線を登録することはできません。あらかじめ決めた乗換え駅用のデータをひとつ登録します。
どうしてもという場合は、同じ到着駅データを連続して複数行記述し、乗換え駅データのタイトル名を別々にすることで上下線や別路線への対応が可能です。
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