1.ウィーン市内 〜 午前中のひと回り
いよいよ旅行も最終日。この日は、11時にホテルから空港に向けて出発するので、朝8時にホテルを出て、最後のウィーン市内観光へ。
地下鉄のカールスプラッツ駅から、ムジークフェライン、コンツェルトハウス、ベートーヴェン像を見て、市立公園で定番のヨハン・シュトラウス像、ブルックナー像、シューベルト像に参拝しました。
時間があまりなかったので、市立公園からシュテファン寺院周辺(中には入らず)、グラーベン、王宮前を通って、スペイン乗馬学校の厩舎を見て、カールスプラッツ駅へ。カールスプラッツ駅の地下通路に、作曲家のプレートが埋め込まれていることに気付きました。
カールスプラッツ駅から地下鉄に乗ってホテルに帰り、11時に空港に向けて出発しました。
2.ウィーンから成田へ
帰りは、ウィーン空港からオーストリア航空で成田まで直行便です。定刻どおり14時に離陸。この便はすいていたので、離陸後は自由席状態でした。2人で窓側3列席を独占し、おかげで往きに比べ快適に過ごせました。
ドイツ・オーストリアは非常に乾燥した気候だったので、成田で飛行機から降りた瞬間、日本の6月のまとわりつくような湿気で、空気がとても重たく感じました。ああ、また日常の世界に戻ってしまった、という疲れがどっと出ました。
以上で、ドイツ・ヨーロッパ旅行記はおしまいですが、天気にも、同行者の方々にも、添乗員さんにも、そしてバスの運転手さんにも恵まれ、とても快適で楽しい旅行ができました。
残念ながら、パックツアーの制約、時間や旅程の制約で、いろいろできないこともありましたが、時間・体力・気力の点から、ほぼ目いっぱいのことをしてきたような気がします。これ以上のことを望むと、どこかで体力・気力の限界が来て、怪我や疲労破壊してしまったかもしれません。
今回、やり残し未達成と思っているのは、次の点です。
(1)ノウイシュヴァンシュタイン城が修復工事中で工事用シートに覆われていたこと。
さて、次に海外旅行にいけるのはいつのことでしょうか。そして、再びウィーンを訪れることができるのは、一体いつのことでしょうか。
最後に、旅行中に見つけたドイツとオーストリアの郵便局のマークを。もとはホルンですね。
市立公園では、色とりどりの花が咲いていました。
ムジークフェライン
コンツェルトハウス
ベートーヴェン像
ヨハン・シュトラウス像
ブルックナー像
シューベルト像
ウィーン街角の赤いバラ
シュテファン寺院の双頭の鷲の瓦屋根
シュテファン寺院
王宮
スペイン乗馬学校の厩舎
カールスプラッツ駅付近の地下通路にある作曲家のプレート
(これはシュニトケ)
帰りは、シベリア上空で夜を越えます(日付が1日進みます)が、6月だったので窓の外は白夜状態でした。
音楽の面でも、所期の目標を達成し、予想以上に楽しむことができたと思います。
いろいろやり残したことが多いと感じているのは、何の問題もなく順調に過ごせた証拠、と思って、次の機会の楽しみとして申し送ることにしましょう。
(2)ザルツブルクでホーエンザルツブルク城に登れなかったこと。
(3)ウィーンの美術史美術館でフェルメールに対面できなかったこと。
(4)ウィーンで見ることのできなかったものが多数あること。(クリムトの絵、シュテファン寺院や王宮など)
やりたいことがいっぱい残ったということは、これからもまだまだ楽しめる、ということでしょう。
(ドイツのものはローテンブルクの街中で、オーストリアのものはザルツブルクの街中とウィーン空港内で)
ドイツの郵便局のマーク
オーストリアの郵便局のマーク