▼ ティアリングサーガ ソフト紹介

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▼ ストーリー

☆ リーベリア大陸

 約800年前、勇者カーリュオンによってゾーア帝国が滅ぼされたリーベリア大陸には、聖女ユトナによってリーヴェカナンサリアレダの4王国が建国され、繁栄を続けていた。
 しかし200年前、サリアとレダは全面戦争に突入し、レダは滅ぼされてしまう。
 その後、サリアは大戦と内紛で疲弊し、またレダの王家の血は細々と受け継がれ、4王国は微妙な均衡を保ちつつも平和な状態にあった。

☆ ゾーア帝国

 しかし4王国の均衡は、古の邪神ガーゼルを信仰するガーゼル教国の出現によって崩れてしまう。
 カナン王国第35代国王バハヌークは、周辺の小国を糾合してガーゼル教国に戦いを挑み、20余年にわたり戦った。
 だが3年前、バハヌークは突如ガーゼル教国と和平を締結。バハヌークは南カナン王国連合の5王国を併合し、ゾーア帝国の再興を宣言する。

☆ 和平会談

 再興したゾーア帝国(カナン軍)は、リーヴェに侵攻を開始。  長い戦いに慣れたカナン軍はリーヴェ4公国のひとつノルゼリアを占領し、王都に迫る勢いであったが、リーヴェの名将グラムド大公に阻止され、戦いは膠着状態に陥るった。
 そして、兼ねてから反戦派であったカナンの王子アーレスは、ノルゼリアでグラムドと和平会談を持つ。会談は順調に進み、今まさに調印しようとしたその時、リーヴェの守護聖竜ミュースが現れアーレス、グラムド諸共ノルゼリアは消滅してしまう。

 この事件をリーヴェの策略と信じたカナンは、アーレスの弟バルカ王子の指揮のもとふたたびリーヴェに侵攻を開始。
 リーヴェ王宮は、4公国家の筆頭であったゼムセリアドルム公爵の寝返りもあって陥落。滅亡してしまう。

☆ リュナン

 グラムド大公の息子リュナンはラゼリアの陥落後、守り役のオイゲン将軍と少数の騎士たちと共に、グラナダの砦に逃れていた。
 グラナダは父グラムドの盟友である海賊ヴァルス提督が支配する港町として知られ、リュナンはヴァルスやその息子ホームズらと共に帝国軍と一年余りを戦った。
 しかし帝国の総力を挙げた攻撃の前にグラナダは陥落。リュナンはホームズとともにグラナダを脱出し、新興国ウエルト王国へと向かった。
 17歳になったリュナンは、ウエルトで協力を得、再び帝国に立ち向かおうとしていた。

▼ ソフト紹介

 「ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記」は、2001年5月24、(株)エンターブレインから発売予定のプレイステーション用シミュレーションRPGソフトです。
 企画、シナリオ、製作を「ファイアーエムブレム」シリーズを手がけた加賀昭三氏が担当している事でも話題を集めています。