ドイツ・オーストリア旅行記(3)
99.7.21
ライン
ノイシュバンシュタイン城・白鳥城へ!!

7月21日(水)
ローテンブルグから25号線に入る。ここからロマンチック街道と言うことになる。どこがロマンチックなのかよくわからない。ディンケルスビュールの手前で道路工事でいきどまり迂回表示、、迂回指示のとおりにいくと、ディンケルスビュールの町の中に入ってしまった。町の様子はローテンブルグによく似ている。どうなることかと思ったがなんとかもとの道にもどれた。(迂回の指示がかなりいいかげんなので注意が必要)

ドナウベルヒDonauwoerth、 アウグスブルグAugsburgをすぎ17号に入る、ショーンガウSchongau、スタインガーデンsteingarden(石の庭?)の手前で左に折れビーズWies教会を見学にいく。外観はなんの変哲もない教会だが内部は絢爛豪華でびっくりする。世界遺産に登録されているそうです。

ビーズ教会外観
昼飯を食べていなかったので、教会の隣の食堂で昼食をとる。旅行書にはヒュッセンまで食事するところがあまりないとのことであったので助かった。

ビーズ(Wies)とはドイツ語で草原(Wiese)を意味する。
ビーズ巡礼教会(Pilgrimage Church of Wies)
楕円形のロココ様式の教会である。1740年末にDominikus Zimmermannによって設計された。
彼はこの近くに11年間住んでいた。この教会はスタインガーデン市のAlpsの丘のふもとある。
1738年にScourged Saviour(むち打たれるキリスト:救い主)の古い木製像に涙が現れた。
これを奇跡として像の涙を見るために巡礼者が殺到した。
1740年に小さなチャペルがこの像を安置するために建造されたが、まもなく巡礼者のためには小さすぎることが分かり、スタインガーデン修道会は別の礼拝堂を作ることにした。
この像の前で祈ると病気が治るということで多くの巡礼者を集めた。
この教会の完成は1745年から1754年頃で内装はフレスコ画と伝統的な漆喰で仕上げられている。
1983年にユネスコの世界遺産に登録され、1985年から1991年にかけ大規模な修復が行われた。
【詳細】
                       英語版フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用


もとの道に引き返し、ひたすら走る。ヒュッセンに近づくと左の山手にあの有名なノイシュバンシュタイン城が見える。空が曇って時折小雨が降っているが、なかなかの絶景である。ヒュッセンの手前で車が渋滞し始めるが、無事にホーエンシュバンガウ方向に左折する。バス停の前の駐車場に車を止める。かなりの人出だ。 なんだが軽井沢に来たようで、久しぶりに人出が多く、ほっとする気分だ。ホテルミューラーの前から馬車に乗りノイシュバンシュタイン城見学に向かう。

城の前で切符を買い、さらに坂を登る。各語別に並んでる。日本語のところはゼロ、一瞬これではかなり待たされるかと思っていたが、JTBの団体がきて20名くらいになった。30分くらい待ったら入城OKとなった。旅行書では2時間待ちがあたり前とかいてあったので助かった。しかし、説明は日本語CDによるものだった。これが少し残念だった。

城の中は超豪華、少し悪趣味、ルードビッヒU世の性格をよく表している。以外と見学に時間がかからなかったので助かった。窓からマリエン橋や、フォルゲン湖が見え絶景である。帰りは徒歩で下る。駐車場への近道があり、時間が節約できた。

マリエン橋まで行きたかったが、少しつかれたのでヒュッセンに向かった。ホテルが見つからない。しかたがないので道の横のパーキングに止めた。パーキングの標識をみると。ホテルヒルシュ駐車場となっていた。無事到着。
夕食前に町を見学に行く。このホテル日航の指定ホテルになっているとのことで、日本語の町案内が置いてあった。それを見ながら町に出る。町のはずれのレヒ川からの眺めがおすすめです。流れの速い川の向こうに山が見えて美しい。

夕食付であったので食堂へいくと日航のツアーが来ており、ホテルの人(?)パフォ−マンスをやっていた。
シュニッエルが出たが、2日続けてこれを食べると胸やけがしてきた。
あとでカレーライスが出てきたのはご愛嬌だが、少ししゃぶしゃぶであまり上出来とは言えなかった。(レトルトのほうがよかった?)

ヒュッセン市街
フュッセン(標準ドイツ語:Fussen, アレマン語:Fiesse(フィッセ))
 ドイツ連邦共和国バイエルン州シュヴァーベン行政管区のオストアルゴイ郡に属す市である。バイエルン州の最南西部に位置し、ロマンティック街道とヴィア・クラウディア・アウグスタに面している

【詳細】
                                    フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

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