左の写真が我が家の浸透升です。
庭のデッキの下にあります。
家を建てる前から浸透升で排水する事にしていたので、基礎を作ったときにこの浸透升を作りました。
浄化槽から出た排水は出口の升を経てこの浸透升に流れてきます。
合併浄化槽の排水は、業者と契約して定期点検をしています。
また、年に一回検査をしていて、基準を満足する排水になっています。
写真で黒く見えるのは木炭です。
ここに浄化槽から処理されていないものが出てきても木炭は多孔質のために不純物を吸収します。
また、除菌を兼ねています。ふたはデッキの下にあるためにしていません。
畑に使用している寒冷紗をかけています。虫よけと乾燥させるためです。
この下に石があります。石は敷地から出てきたものです。
また、中央に白い物が見えますが、これは台所でつかうプラスチック製のザルです。
中に水切りネットを敷いています。ノロ等が流れてきて詰まってくると水音がするので
確認して、必要なら交換します。
実は浄化槽の排水は基準を満足していますが、細かい異物(自分はノロと呼んでいます)
が出てきます。乾燥させるとノリのようになります。のりがバラバラに溶けていると思って下さい。
出てくる量は少ないのですが出てきます。
後日、点検業者に聞いたところ、浄化槽のバクテリアが自分の身を守るために出しているものとのことでした。
合併浄化槽を使っているところは多少ともこのノロが出ています。
ただ、この排水を下水に流している人はあまり目にしないので気にしていないだけです。
我が家は敷地が狭いので詰まったりすると堀直すのも大変です。
また、地下水を少しでも汚染しないようにこのノロを捕まえています。
浄化槽の出口に溜升があり、ここを経由してこの浸透升に流れてきます。
ここにも、この水切りネットを使ってノロを捕っています。
浄化槽から升の入り口と浸透升への入り口の両方ネットをつけています。
先ずは浄化槽からの排水の勢いを弱くすることです。
我が家ではお風呂の水を排水するときには勢いを弱くするために排水溝にバルブを
取り付けています。
浸透升にはほとんど異物は入っていきません。
一昨年の秋にブロアーが故障したときには、浄化槽から処理不十分な排水が浸透升まで流れてきました.。
でも、これらのネットで捕捉したので浸透升が詰まることはありませんでした。
なお、ブロアーの故障は点検業者に連絡したところ、部品の交換で対応できました。
我が家の浄化槽と浸透升の使用記録
えひめAIを自作して浄化槽に流し始めました(2013年6月22日)
「現代農業1月号」にえひめAIの効果と作り方が載っていました。
自分が考えていたより簡単でしたので、空のペットボトルを利用して作りました。
これを浄化槽の1槽2槽に流しました。1か月ほど過ぎて確認すると、表面のスカムに変化が起きていました。白くなっていました。菌が繁殖しているようです。
臭いもなくなるとのことですので、今後定期的に作って流そうと思っています。
また、家庭菜園では片づけた野菜で有機たい肥を作っていますが、これを使うようにしました。そうすると早く堆肥になります。一石二鳥です。
えひめAIはコストも少なく、作り方も簡単、なにより、口の中に入るもので作るので安全です。
えひめAIの作り方の説明が鬼北町のホームページにあります。
鬼北町/環境保全課/お知らせ・お願い にあります。
(サイトで探す→環境保全課)
結構しっかり説明しています。
我が家のえひめAI−2の作り方の紹介
我が家で作っているえひめAI−2の作り方を紹介します。
鬼北町のサイトで紹介している方法の簡易版です。
新しいメンテの方法を模索中です(2023年6月28日)
ログハウスを建設と同時に合併浄化槽そして浸透桝を使い始めて20年が経過し、最近清掃間隔が短くなり、新しいメンテ方法をネットで検索して下記実施中です。
1.トイレットペーパーを流さない。可燃ごみとして出す。
2.浄化槽の第三槽の出口付近にアルミの針金で不織布(40cmくらい)を吊るして浮遊物を集める。
上記を実施することにより、汚泥や浮遊物が少なくなってきました。
浸透桝の水切りネットも交換頻度が少なくなりました。臭いもありません。
今回は前回清掃後1年後から実施しましたが、これを継続して行きます。
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