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1999 MISATO WATANABE
seibu dome Vol.14

1999年8月7日(土) 埼玉県所沢市 西武ドーム
16:00開場/18::00開演/20:45終演

2000年 Vol.15


来年もまた逢おうね
美里

全曲のリストは今現在覚えていませんので、記憶している限りの雰囲気をお伝えします。

のっけから、嬉しいお知らせ。8/7のコンサートの最後で、来年の西武ドームのコンサートを約束してくれました。
「来年の予定、空けといてねぇ〜」
の美里の呼びかけに、会場興奮の坩堝でした。

それともう一つ、新曲が2曲紹介されました。
  • 乾いた花
  • 時代はあなたを待っている
です。2曲ということは、シングルで発売されるのでしょうか、楽しみです。



こういうのを「狐の嫁入り」って言うんでしょう。晴れていたと思ったら突然のにわか雨、例年なら「雨ぇ〜」となるところですが、今年はなんと言ってもドーム。いくら雨が降っても大丈夫です。それが、ちょっと寂しいところでもありますが・・・

すっぽり覆われた西武球場(西武ドーム)というのはやっぱり違和感がありますね。何か圧迫感があります。外がほとんど見えないのもちょっと寂しいです。

にわか雨が激しく降るので、開場の16時を回るとすぐにドームに入ってしまいました。もう少し、外の雰囲気を楽しみたかったのですが、折角買った高いグッズ(パンフレット兼ビデオ)が濡れるといけないですから仕方ないです。

今回のステージは、バックスクリーンの前にメインステージ、ピッチャーマウンド近くにサブステージ(美里はメインステージを母屋、サブステージを離れと表現していました。)が置かれ、その間は「花道」となっています。ステージの左右には巨大スクリーンが置かれ、カメラテストを兼ねて会場が映し出されています。ああいう時にカメラに向かっていい表情ができたり、アピールルできる人はいいですね。私はついつい、知らん顔してしまいました。
そのスクリーンでは、カメラテストのほかにDo!の勧誘や秋から始まる「うたの木」ツアーの案内をしていました。春のうたの木の模様がほんの一部流れたときは、思わずあのときの感動が蘇ってきました。チケット手に入れるのに、苦労したしもんね(詳しくは、「うたの木」のコンサート情報を見てね)

私の位置はステージ左側(A6ブロック)、巨大スピーカー郡の真正面です。ステージに近すぎて美里の横顔しか見られず、しかもスピーカの音が大きすぎて割れて、チューニングのあっていないラジオ放送みたいです。座席番号の持つイメージ(ステージ真ん前のプロックの前のほう)とは少し違っていました。


サンケイスポーツの切り抜き
そうこうしているうちに、「ミッション・イン・ポッシブル」のテーマ曲が流れます。ステージの左右に立てられた巨大スクリーンには次々とメンバーが紹介されていきます。サッカーの試合のメンバー紹介みたいです。オグチャン、カツラギさん、などなど馴染みのメンバーの中に、「うたの木」でお世話になった斉藤さんも含まれています。そして最後は当然、ミ・サ・ト。茶目っ気たっぷりの表情です。

いつでもスタンディングできる体勢を取っていると、おやおや?と思っていると、「ツゥアラトストラはかく語りき」が流れます(外で待っているときに漏れ聞こえていたのは、この曲だったんですね。)。暗かったドームのライトが徐々に点灯していきます。いつものヒートアップしたオープニングとはちょっと違う、何やら幻想的なムードの中で静かにコンサートが始まりました。



メンバーがパラパラとステージにやって来ます。オープニングが流れ始めますが、美里は何処?
太陽は知っている
爆裂音とともにサブステージあたりで白煙が上がります。スタンド方面からは歓声が上がっていますが、私にところからは見えません。しばらくすると、青い衣装に身を包んだ美里がサブステージからメインステージに移動しているのが見えます。「うたの木」以来の美里、一年ぶりの西武ドーの始まりです。
真夏のサンタクロース
サマータイムブルース
オープニングから続けて3曲終わったところで、美里のいつものメッセージ、
みんなぁ〜、あいたかったよぉ〜
西武(一呼吸置いて)ドームへ、よおこそぉ〜
ひとしきり、トークが終わった後、激しいビートに続いて
パイナップル ロマンス
Steppin’ now
パイナップル ロマンスは、いつだったか大雨の中で美里が半べそをかきながら歌いまくったのを見てから(ビデオで)、好きになりました。間奏の「ウッ、アッ・・・(なんて言ってるの?)」というところがノリノリで気に入っています。

いつもより早いような気がしますが、ここでメンバー紹介。今回は「新しいお友達」ということで、「うたの木」でいっしょになった斉藤さんも紹介されました。
My Revolution −第2章−
いつ、どこで聞いてもこの曲はいいですね、特にオーケストラバージョンの第2章は。某お笑い歌手がカバーしたようですけど、美里ぐらいの歌唱力がないと、いや美里以外では歌えないですよ。

スクリーンに映し出される美里はすでに汗びしょりです。「いい風だね」とつぶやく美里、ステージには外の風が吹き込んでいるのかなぁ。それに反して、アリーナはとても暑いです。グッスの「うちわ」は必需品です。でも、手拍子を取るときうちわの裏表を確認しておかないと、美里を顔をはたき続けることになって、ちょっと心痛いです。

「ここを母屋だとすると、向こうは離れだね」と美里が言うサブステージで、「うたの木」の再演です。
eyes
素顔
会場が静まり、耳を傾けます。eyesでは、ハダカノココロ ファイナルの感動が蘇ります。
一瞬の夏
彼女
君の弱さ
「隠れた名曲です。歌える人は歌ったね」と言う美里。実はこの曲、「アルバム未収録 シンクルみの」の隠れた名曲だそうです(私は、知らなかった・・・)。それを聞いたとき、ハタ゜カノココロ ファイナルで「隠れた名曲集をやろう」と言っていたことを思い出しました。
夏が来た!
夏には、なくてはならない曲ですね。

跳べ模型ヒコーキ(インスツルメンタル)
いったん美里はステージから消え、再び現れたときには真っ白な、いえシルバーの衣装です。
すき

ここで、スクリーンにV13のユニフォームを着た美里が映し出されます。よく見ると去年の西武球場での模様です。フランスの女子サッカーチーム”パーシーズ”に送るビデオレターを作るために応援歌を歌っているところです。美里は「何か、見入っちゃうね」と言いながら、そのビデオレターを去年のクリスマスプレゼントに贈った事の報告を始めました。始めは仕事での”いっかいこっきり”のお付き合いだったのが、「今年は美里は来ないの?」との誘いに、今年も会いに行ったこと、そして、そして
「預かってきたものがあります」
と言って大きな盾を抱えて来ました。去年パーシーズが優勝したときの盾を、美里と応援してくれたファンみんなのために、プレゼントントしてくれたのだそうです。盾の下の方には「・・・マネージャー、・・・美里へ贈る」とプレートがつけられています(スクリーンに大写しになったのですが、手で隠れて全部読めませんでした)。その時の美里の目は、うるうるしているようでした。その後美里は「私にはみんながいる、今年も歌っていいかな」と、歌い始めました。
My Love Your Love(たったひとりしかいないあなたへ)
Change
ブランニューヘブン
ヒートアップしてきたところで、いつものように会場との掛け合いが始まりますが、今年はちょっと違います。
「西武にはじめてきた人」「うぉー」、「2回目の人」「うぉーうぉー」・・・4回ぐらいで「ドガチャカドガチャカ」となるかと思いきや、14回までやってしまいました。
ムーンライトピクニック
大冒険
Long Night
本編終了
アンコールまでのお楽しみ時間です。が、今年は少し短かった?様です。ウエーブも、スタンドとアリーナの連携が悪かったように思えるし、「ミサトコール」も少々寂しかった?客席の盛り上がりが足りないまま、アンコールの始まりです。
アンコール
アンコールの一曲目は新曲の披露です。
「歌える人は歌ってね、歌えないと思うけど
乾いた花
初期の美里を見るようなハードなロックです。(歌詞はよく聞こえなかったけど)

「乾いた”はな”の”はな”は花の花です。乾いた”鼻”だと病気の犬になっちゃうからね」と、美里。

また、この時代、満塁ホームラン、じゃない、ハットトリックを決めてくれるようなスーパースターが出てくれないかと思いますよね。そんなわけで、もう一曲新曲を作っちゃいました。
時代はあなたを待っている
ハタ゜カノココロに通じるような、やさしい感じの、最近の美里らしい曲です。
恋したっていいじゃない
YOUNG MAN
新曲に続いて懐かしくハードなメロディです。
改めてのメンバー紹介の後、何やら懐かしい響きが・・・・♪ヤングマン、さあ立ちあがーれよ♪歌詞も踊りも、なぜかばっちりです。「Y」「M」「C」「A」とやってたのが、いつのまに「D」「A」「T」「E」に変わってました。

美里がしみじみと14回目の西武ドームでのコンサートを振り返っています。「私がはじめてこのマウンドに立ったときには、あの松坂君は4歳だったんですよね」と。そして、「私のコンサートにきてくれる人も随分変わって、今年初めて託児所を設けてみました。向こうでは、速水けんたろうお兄さんが相手をしてくれています・・・ウソウソ、早めに言っておかないと、向こうのほうが良かった、と思われると困るから」なんて話をして、会場大爆笑です。

いよいよ最後の曲です。オーケストラバージョンのLove’in youです。穏やかに、会場に「ラビン、ユゥ〜」とこだまします。
Lovein’ You

静かなメロディが流れる中メンバーが退場し、美里がサブステージまで来たとき「来年もやりたいよね、次の年の約束をしたのは9回目しかないけど、

来年もやってもいいよね、来年はどうしてもやりたい

会場大興奮の中、巨大スクリーン美里が退場する姿がいつまでも映っていました。そして、美里が退場すると、そのスクリーンにあのメッセージ。

2000年 Vol15 来年もまた遭おうね


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