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海野文男&海野和子

(旧タイトル:種々のEPWING閲覧ソフトについて)

EPWING電子辞書/事典/書籍を 閲覧するための

EPWING閲覧ソフトの使い方(Win,Mac,iOS,Android...)

〜 『ビジネス技術実用英語大辞典』CD-ROM を読むことを例に、
ソフトウェアツールの入手、インストール、設定、使用について 〜

[1] 初期設定 その1 − EPWING閲覧ソフトの入手とインストール

次のようなEPWING閲覧ソフト (EPWINGビューア/EPWING辞書ブラウザ/EPWING検索ツール) のうち少なくとも1つをダウンロードしてお手持ちのパソコンやタブレットにインストールしてください。

WindowsEBWin(フリーウェア).各種プラットフォーム用のEBシリーズの一つ. EPWINGが初めてのWindowsユーザーはまずはEBWinを使ってみて下さい。

WindowsLogophile for Windows (シェアウェア).独自インデックスを作成し直すので, 基本的な機能のほかに独自機能も持つ.

Windows DDwin v2.66 (DDwinについて) (フリーウェア).開発が止まっているがまだ使える. 公開されているうちにダウンロードしておくことをお勧め. Windows 7以降での辞書登録については下記参照.

WindowsViewing 2.43/2.44 2012年販売終了により最終版の1つ前の版を無料配布. 公開されているうちにダウンロードしておくことをお勧め. ヒットした項目の前後をスクロールする連続表示は見やすい. 全文検索でキーワードを5個まで指定でき、外字以外なら記号も指定できる点が便利.)複数辞書の串刺し検索不可.

Mac EBMac (フリーウェア)

Mac Logophile for Mac (シェアウェア)

Mac コトノコ (フリーウェア)

Linux、FreeBSD用:EBview (開発が長らく止まっているが終了とは限らない様子)

その他 iOSAndroid など用に EBシリーズ から各種 EBPocket が出ています。Free版とProfessional(有料)版があります。

それぞれ異なる長所・使いやすさがあり、複数使ってみるのもお勧めです。

1 ツール入手|2 辞書のHD格納|3 ツールへの辞書登録|4 見出しで引く|5 複合検索|6 削除

[2] 初期設定 その2 − 必要に応じて電子書籍データをHDD/モバイル機器へ格納

    動作確認用に『ビジネス技術実用英語大辞典V5』の少量サンプルデータが
    
こちらにありますので自由にお使いください。
● CD/DVDなどのディスク媒体で配布されているEPWING電子辞書の場合は、そのディスク媒体をパソコンのドライブに入れた状態でディスクから直接閲覧できますが、頻繁に使うなら書籍データをハードディスクにコピーしておいたほうが便利ですし検索が速くなります。
データのコピーは、個々の電子書籍の発行元などにより示されている使用条件に反しない範囲で行ってください。たとえコピーガードされていなくても無断コピーは違法です
ビジネス技術実用英語大辞典V5』についていえば、正規の所有者は、ご自身が使用するためにご自身の機器にでしたら何台でもコピーして使っていただいてけっこうです。

ディスクからのコピーのしかたは、
・パソコンの場合、ディスクの内容をまるごと、ハードディスク内の新規フォルダ内にコピーするだけです。まずハードディスク内のお好みの場所に空のフォルダを新規作成しておいた上で、そこへCD-ROM内の全フォルダ&ファイルをコピーします(フォルダ内のファイルもフォルダごとコピー)。
・モバイル機器へのデータ転送については、使用するEPWING閲覧アプリのヘルプなどをご覧ください。EBPocket の場合、ヘルプの「登録」の項に説明があります。

● ダウンロード販売・配布されているEPWING電子辞書の場合
・zip などのアーカイブ形式で配布されてる辞書データの場合は、ダウンロード後にまずは アーカイブから解凍(展開とも言う)する必要があります。元データの階層構造(フォルダ−サブフォルダ−ファイルの相対関係)がくずれることのないように、zip内ファイルをまるごとすべて新規フォルダへ解凍します。なお、ダウンロード配布辞書もディスク媒体辞書と同様に、データのコピーは、個々の電子書籍の発行元などにより示されている使用条件に反しない範囲で行ってください。たとえコピーガードされていなくても無断コピーは違法です

1 ツール入手|2 辞書のHD格納|3 ツールへの辞書登録|4 見出しで引く|5 複合検索|6 削除

[3] 初期設定 その3 − EPWING閲覧ソフトに電子書籍を "追加"/"登録"

辞書・事典の使い始めに、辞書データの格納場所(どのドライブのどのフォルダにあるか)を閲覧ソフトに記憶させておく必要があります。これが辞書の "追加" とか "登録" と呼ばれる操作です。追加/登録は、1台の装置の一つの閲覧ソフトにつき1回必要で、以降はそのソフトを開くだけで検索できます(ただし、データファイルを移動させた場合は 追加/登録 し直すことにより新しい場所を記憶させます)。
『ビジネス技術実用英語大辞典V5』 CD-ROMには2タイトルが入っており、EPWING閲覧ソフトに登録しようとすると、次の2タイトルが表示されるはずです:
    「ビジネス技術実用英語大辞典V5 英和編&和英編」 「用例ファイル (ビ技実用英語V5)」
ZIP形式のままの辞書データは登録できません。空の別フォルダ内に展開してから使います。

a) 電子書籍の登録 -- EBwin の場合
メニューの [ファイル] - [辞書の追加] でダイアログボックスが開くので、辞書データのあるフォルダを参照し、CATALOGSという名のファイルを選択してから [開く] ボタンをクリックします(EPWINGの辞書データには必ずCATALOGSというファイルがあります)。 または 、
[ファイル] → [辞書の再検索] で辞書データのあるフォルダを指定すると、指定したフォルダ内にあるすべてのEPWING書籍データが自動的に一括登録されます。

b) 電子書籍の登録 -- Logophile の場合
Logophile は 辞書の登録方法が独特です。Logophile本体ではなく、一緒にセットで配布される
Logophile DicManager のほうを起動して辞書を Logophileに登録します。まず [辞書を追加] してから、辞書の [インデックスを作成] します。これにより、Logophile独自のインデックスが作成され、Logophileでの検索が可能になります。インデックス作成後にLogophileを再起動してください。

c) 電子書籍の登録 -- DDwin の場合
※ 開発が止まってしまったDDwinは、Windows 7およびそれ以降で辞書を登録するのに管理者権限でDDwinを実行する必要があります。DDwinアイコンを右クリックし、表示されるメニューから「管理者として実行」を選択してDDwinを起動した上で、辞書の登録または登録内容の編集を行ってください。

DDwinアイコンの右クリックメニューから管理者として実行

辞書の登録は DDwinメニューの [グループ] → [辞書グループを編集] から行えます。

辞書データファイルの保存されているドライブ&フォルダをDDwinにサーチさせてから指定するしくみです。ドライブ(下図の 1 )と サーチする深さ(下図の 2 ) を指定して [ドライブサーチ] ボタン(下図の 3 )をクリックします。

深さ は、ドライブ内のフォルダ階層構造の何段深いところまで辞典データをサーチするかを指定します。ドライブのルートが深さ0、その直下のフォルダが深さ1です。たとえば D:¥Dictdata¥Jiten  フォルダに辞書データを入れた場合、深さは 2 です。迷ったら深さの数字を大きめにすれば大丈夫。サーチに余計な時間がかかるだけです。
[ドライブサーチ] をクリックすると、サーチで見つかった辞書タイトルが一覧表示されます。そのなから [ > ] ボタンや [ >>] ボタンでグループに追加してから [OK] で登録できます。なお、辞書グループ とは、複数の辞書を串刺し検索するときのためのグルーピングで、一度に1つのグループの辞書群のみを串刺し検索します。グループ名は自由に命名できます。
一度登録設定が済んでしまえば、以降はDDwinを管理者としてでなく普通に起動しても使用できます。登録内容や辞書グループの変更をしたいときだけ再び管理者権限で起動してください。

 ※ Windows 7 (64 bit/32 bit) 4台、Windows 10 (64 bit) 1台で試した限りでは、
  すべてDDwinが動作しました。ただし、あらゆる環境で動作するかは不明です。

d) 電子辞書の登録 -- EBPocket の場合
EBPocket for iOS の場合、ヘルプに従って /EBPocket/ フォルダ直下に辞書データを転送しておき、EBPocketアプリをいったん終了してから再び開くと、EPWING辞書データを自動的に読み込んで登録してくれます。

※以上 [1]〜[3] の初期設定を完了したら、以後はそのパソコンで EPWING閲覧ソフトを開くだけで登録済みの電子辞書を検索・閲覧できます。

1 ツール入手|2 辞書のHD格納|3 ツールへの辞書登録|4 見出しで引く|5 複合検索|6 削除

[4] 目的の見出しを検索する

EPWING閲覧ソフトの検索語入力ボックスに単語をタイプして、検索ボタンをクリックすると結果が表示されます。
『ビジネス技術実用英語大辞典V5 英和編&和英編』の場合、英語キーワードを指定すると英和編の見出しが、日本語キーワードを指定すると、和英編の見出しが検索されます。他の多くのEPWING 書籍と同様に、閲覧ソフトのオプション切り換えにより、指定したキーワードに対して 前方一致 / 後方一致 / 完全一致 する見出しを検索できます。
次の図に示す結果表示例は、DDwin を使って「ビジネス技術実用英語大辞典」と「リーダーズ+プラス」を串刺しで electron前方一致検索した場合です。

片方(左側)の枠にヒットした見出しが多数一覧表示され、その中で現在選択されている項目
(図では見出し語electron) の詳細内容が、もう片方(右側)の大きな枠に表示されます。

ヒットした複数の見出しについて一括で内容を表示する
上の図のように多数の見出しがヒットした場合、それら見出しの中から一つ一つ順に選択しては詳細を見ていくのが面倒なことがあります。EPWING閲覧ソフトの中には、ヒットした複数の見出しについて詳細を一度にまとめて表示できるものもあります。

 ●EBWin4 の  □全ての項目  オプション -- EBWin4.4.1よりこの機能が追加されました! 窓の右下隅のほうにあります。チェックマークを付けると、ヒットしたすべての項目の詳細を、右側ペインに一括で表示できます。登録した [すべて] の辞書を対象に検索するときに、このオプションが便利です。全ての項目を表示するときは、必然的に 連続 表示ではなく 項目毎 表示になります。

 ●DDwinの [全て表示] ボタン -- ヒットしたすべての項目の詳細を、右側の結果ペインに一括して表示できます。左横ボタンが [項目表示] のときに [全て表示] をクリック。

すると、右側には electron だけでなくelectron gun, electronic, ... の詳細が表示されます。


そして Ctrl+F で右側の詳細表示の中を さらに検索(ジャンプ移動)できて便利です。
ただし、DDwinの [全て表示] では、各辞典の外字が正しく表示されません。

 ●Logophile 個別 のほかに 単語別辞書別 に結果を一括表示
辞書単位の結果表示では、左側の結果一覧で辞書を1つ選択すると、
   その辞書内でヒットしたすべての見出し語の詳細を右側枠内に一度に表示
単語単位の結果表示では、左側の結果一覧で単語を一つ選択すると、
   その単語について、どの辞書にどう書いてあるかを右側枠内に一度に表示
といったことが可能です。

■項目毎表示と連続表示
  項目毎表示ではヒットした項目についてだけその内容を表示し、連続表示では紙の辞書のようにその項目の続き(&以前)も表示できます. 連続表示するには、EBWinでは窓の右下隅の 項目毎/連続、DDwinでは左下の連続表示/項目表示 で切り替えます。Viewing でも連続表示できます。

■英語の複合語、成句&熟語、「'」記号を含む見出しの検索

  基本的には、ハイフン空白文字、アポストロフィー ’ を含む見出しを検索するには、それらをすべて除いて詰めた形でタイプして検索するとヒットすると考えてください。たとえば 「off-center」または「off center」を引くには「offcenter」で検索します。ただし、どの EPWING 閲覧ソフトを使用するかによって、また個々の辞典がどのようなインデックス付けで編集されているかによって異なります。アポストロフィーを含む見出しは、辞典によってはアポストロフィー入りのスペルもインデックスされており、アポストロフィー有りでも無しでもヒットする場合があります。 EBWinは、ハイフンや空白混じりでタイプしても自動的にそれらを除去した文字列で検索してくれるようです。 Logophile はLogophile独自のインデックスを作成し直すので、[成句]/[And]モード、キーワード用インデックスのOn/Offといったさまざまなオプションがあり、スペース込みでキーワード指定して検索できる場合もあります。いろいろ試してみて下さい。 

■検索結果の詳細表示で検索したキーワードをハイライト
EBwinなどEBシリーズ や、Logophile では、検索結果の詳細表示内で、検索キーワードがハイライト表示されます。 これはDDwin にはない機能です。

1 ツール入手|2 辞書のHD格納|3 ツールへの辞書登録|4 見出しで引く|5 複合検索|6 削除

[5] EPWINGビューワで 複合検索 する (「用例ファイル」など)

辞書コンテンツによっては、複数のキーワードを指定できる「複合検索」用のインデックスが設定されており、EPWINGビューワの複合検索機能を使って1つ以上のキーワードで検索できます。
『ビジネス技術実用英語大辞典』のCD-ROMに収録の「用例ファイル」もそれに該当します。英語、日本語の検索キーワードを一度に4つまで混在して指定でき、それらすべてを含む用例を検索します。 「用例ファイル」の複合検索では、EBWin の □全ての項目  オプション や DDwin の [全て表示] ボタン でヒットした用例をすべて一度に表示できます。

DDwin では 複合検索のキーワードについて、前方一致 させるか完全一致 させるかを選択できます。メニューから [ツール] → [オプション] → オプションダイアログの [検索] タブ で、「 前方一致」にチェックマークを付ける/外す で指定します。DDwin の  [全て表示]  ボタンを選択すると、ヒットしたすべての項目の内容が右側ペインに一括表示されます。

EBwin では(バージョン4が出たばかりの現時点では)、複合検索キーワードの前方一致のみ可能で完全一致は指定できません。EBWin 窓の右下に表示される □全ての項目 オプションを選択することにより、ヒットしたすべての項目の内容を右側ペインに一括表示できます。

Logophile には複合検索という名の機能はありませんが、「詳細検索モード」で用例ファイルを複合検索できます。やり方は、指定したいキーワードを1段に1語ずつ入力し、入力した各語の左端の [▼] で「キーワード」を選択してから右上の[検索]ボタンをクリックします。指定した各キーについて、右端にある [完] ボタンを押し下げると完全一致、ボタンを押さなければ前方一致になります。各キーワードに対して前方一致、完全一致を個別指定できるところが優れています。また、複数の指定キーワードについて And 検索だけでなく Or 検索もできます。

※『ビジネス技術実用英語大辞典』CD-ROMに収録のこの「用例ファイ」ルは、英和編、和英編から用例だけをすべて抜き出したもので、重複して使用されている用例については、重複を除いてあります。また、 ごく僅かながら英和編にも和英編にも含まれていない用例もあります。それらの用例のなかで使用されているほとんどすべての英単語・日本語単語に対してインデックス付けしてあります(ただし、a, an はインデックス付けされていません)。インデックス付けする際に、日本語については自動で単語や文節に切り分けました。ところどころ、インデックス付けでうまく拾われておらず、全文検索してはじめて見つかるような表現も、なかにはあるかもしれません。

1 ツール入手|2 辞書のHD格納|3 ツールへの辞書登録|4 見出しで引く|5 複合検索|6 削除

[6] 補足 − 以前に使っていたEPWING辞書を削除するには

次の順序で削除します
(1) EPWING辞書のデータ(CD-ROMの内容)がハードディスク内のどこにあるか確認
削除したいEPWING辞書のデータファイルが、ハードディスク上のどのフォルダ下にあるのか、まずは確認します。忘れてしまって見つからない場合は、EPWING閲覧ソフトにまだ登録されているうちに登録情報を頼りに確認することができます。EBwinの場合、EBWinのアプリケーションディレクトリ(ヘルプ参照)にあるグループ設定ファイル ( .GRP) をメモ帳で開くと表示されます。Logophile では Logophile Dic Managerで辞書データのパスを表示、DDwinでは [グループ]→[辞書グループを編集]で辞書データのパスを表示できます。

(2 - a) EPWING辞書のデータファイルを削除
(1) で 該当EPWING辞書のデータ場所が特定できたら、OSのファイル管理機能を使って、該当ファイルをすべて削除します。サブ・サブ・フォルダ名やその下のデータファイル名は各辞書間で同じだったり似ていたりするので、間違ってほかの辞書データを消してしまわないようご注意ください。
(2 - b) EPWING閲覧ソフトの辞書一覧から削除(登録解除)
EPWING閲覧ソフトを開いて、上記の手順 3. で登録された辞書タイトルを, 削除します。

 

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