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日記


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     2000.11

11月30日(木)
 11月も終わり。 困ったもんだ。 ここのところ毎日天気が良く、朝の冷え込みが厳しい。 おかげで寒くて眠れなかったりする。 エアコンが点けっぱなしなのだが、ぼろいプレハブの建物ではそもそも暖まらない。 去年は電気毛布を買おうかと思ったのだけど、お金がないので止めた。 今年は冷えるのかなあ。
 特に夜寒い原因としては、布団を半分以上占領している本のせいで、普通の毛布もまともに敷けない、ということもある。 仕方ないので「半纏」を着たまま寝てるのだが、防寒効果はいまいちだ。 このままだと本のせいで凍死しかねない。 まあ、崩れてきた本で圧死とか、本のせいで凍死とか、結構良い死に方のような気もする(いつも言ってるけどさ)。
 天気が良いせいで、朝は空気も澄んでいる感じでとても気持ち良い。 毎朝、ああこんな良い天気の日に会社に行くなんて馬鹿な話だよなあ、と思ってしまう。 まあ、馬鹿なんだけどさ、実際。

11月26日(日)
 珍しく午前中に起きて、外出。 ちょっと元気があるのは木曜が祝日だったおかげだろう。 名古屋でまた本を自棄買いしてしまう。 給料出たばっかりなのに既に辛いぞ(^_^;)。 もう部屋は足の踏み場がないほど本屋雑誌が詰まれていて、しょっちゅう崩れてくるし、布団の上も6割ぐらい本に占領されていて、寝るのも辛いのに。 困ったものだ。 何とか今年中に整理と掃除を…。 むりかなあ、やっぱり。 せめてワインの空瓶だけでも片付けよう。

11月24日(金)
 だるい。 だるいぞー。 まあ、休みに挟まれた金曜日なんかに会社に行って元気だったら困るけどさ。 一緒に仕事をしている人が出張で一人だったので、何故か仕事を一所懸命やってしまい、上司が(自分が帰る前に)様子を見に来た。 こういう(一人だと一所懸命やってしまうという)パターンは色々な意味でやめたほうが良いよね。 見てるところでやらないと評価されないし。 見てるところでやったようなふりをしていれば評価されるし。
 帰りにワインとつまみを買う。 なんかもう、血液が赤いのは赤ワインのせいじゃないか、ってくらいになってきた感じだ(笑)。

11月23日(木)
 えっと、勤労感謝の日?で、祝日。 何か鬱々の上に風邪気味なので寝て過ごす。 やはり風邪の時には栄養を取って寝るのが一番。 というわけで安ワインで鶏肉を流し込む、といういつものパターンだ。 本当に栄養が取れてるのかなぁ。 まあいいや、寝よ寝よ。
 なんにしても休みはうれしい。 本当なら連休になるともっと良いのだけどさ。

11月20日(月)
 森内閣不信任決議案、加藤、山崎派欠席で否決。 特に加藤さん、あれだけぶち上げといてこれかい? はっきり言って、今日本で最も恰好悪いよ、あんた。 裏取り引きが合ったのだろうけど、なにが「名誉の撤退」だか。 全然支持されていない内閣、それを不信任すると言っている連中はフラフラと筋が通ってない。 もうどうしようもないね。 チョンマゲ頭の某議員は自分が勝ち組なのに水かけ騒動とか起こしてるし…馬鹿?
 アメリカの大統領選挙がもめていてまだ決着が付いていないけど、まじで負けた方に日本に来てもらって日本を任せたいぐらいだ。 もう、アメリカの思い通りでも属国でもいいよ。 今よりマシでしょ、と言う感じ。 困ったものだ。

11月15日(水)
 一緒に仕事をしている人が休みなので、まえからやりたかった実験をすると成功。 ずっと前にやったら出来なかった、と言われていたやつだ。 上司がそう言ってやらせてくれなかったのだが、機会があったのでやってみたわけだ。 会社を辞めていった人達の実験結果が次々に否定されていく。 だから、大部前から辞めるつもりでいいかげんにやってたんだって言うのに。 上司はわかってないね。 まあ、急に考えなしに辞めたんだと思っているからね。

11月12日(日)
 秘密の試験。 このために戻って来る必要があったので、金曜東京に行ったのに実家に寄ってこれなかったわけだ。 でも、あまり出来良くない。 まあ、メインじゃないからね、と言い訳。 最近ちょっと試験の調子が悪い。 息切れでしょうか。

11月10日(金)
 久しぶりに某(社)ニューガラスフォーラムの若手懇談会のために東京新橋まで出張。 役員なのに、出張旅費をケチる会社のためにもう2年近くも御無沙汰。 たかが三重−東京の出張旅費をケチったおかげで、会社の信用落とすよ、まったく。 今回は、お世話になった事務局の人が定年だというので、無理言って出てきたわけだ。 久しぶりなので、役員の顔が殆ど分からない。 困ったものだ。 まあ、2次会でお世話になった人とも飲めたし、縦しとしようか。
 しかし金曜の夜なのに、新橋の駅近くで予約無しで座敷が取れるとは…。 店の人の話だと最近はこうなのだ、と。 時代が変わったのねー、というかバブルの頃が異常だったのか。 たまに飲みに行く人間にとってはありがたい話ですな。
 初めて会った人達の話では、「ホームページを読んで、もっと若く想像していた」とのこと。 まあ、大部壊れてるからねー、ここでは(^_^;)。 で、見た感じで年齢を聞くと、結構正解が多い。 やっと、見かけに実年齢が近づいてきたようですな(笑)。

11月9日(木)
 自分で石器を埋めて、発掘捏造事件。 ばかだね。 まあ、マスコミは大騒ぎしているが、前からおかしいという話はあった。 何故いつもあいつだけ発掘するのか(何が「神の手」だよ)? 発掘するたびに年代が古くなっていくのはおかしくないか? 何故日本でだけ文化の進んだ原人の遺跡が見付かるのか? おかしいと思う人がいたから、石器を埋める現場を固定カメラで撮影するなんてことが出来たのだろうけど。 ニュースでは、村おこしに「原人グッズ」を作った人達の困った声が紹介されていた。 まあ、気の毒だが、人のふんどしで相撲を取ろうとしたわけだし、そこまでのアイデアがあればこれからも何か村おこしのネタは考え付くだろう。 僕が気になったのは考古学という学問や、その学会が今回の事件に果たした役割だ。
「そんな昔の原人に死者を敬うような習慣があるとは思えない」
「日本でだけ見つかるのはおかしい。もっとよく調べるべきではないか」
と言ったまともな学者の何人かは学会を追われている。 ろくに調べもせずに、日本に古い文明が在ったらいいな、という思いだけでそういう事が行われてしまったわけだ。 考古学ではそういう事が起こりやすい。 そういう意味で危うい学問であることを自覚して、より慎重に結論を出すべきなのだ。 関係者はこの事件の犯人とともに反省・謝罪するべきではないか。
 しかし、「歴史を作る」というのは多くの人の夢だが、この犯人はまさに「歴史を造ってしまった」わけで、なんというか。

11月8日(水)
 重信房子が逮捕されたそうで。 ニュースで詳しく説明されるまで誰だかわからなかった。 しかし、あきれたのは彼女をある意味英雄視する人達の存在だ。 日本赤軍を英雄視するアホは、さすがに僕の年代には殆どいないが、もう一回り上にはいる。 全共闘の腐れインテリ。 そういう人にはっきり言っておくが、彼女は某オームの麻原と同じだ。 無差別殺人を立案して指揮した人間として。 前衛?革命?ただの傲慢ではないか。
「俺達が学生の頃は闘っていたよな。キミ達は闘ってないね」
ばかめ。 で、学生時代は勉強もせずに、企業に入ってはバブルに狂って、今は中枢で偉くなってくだらない説教をしてるわけだ。 護送される彼女が手を振りながら、にこやかに笑っているのを見て、胸くそがわるくなった。 そして滑稽に、そして気の毒に思った。 その笑顔に答える人間なんてろくでもないオヤジだけだ。 人殺しの英雄気取り、か。 テロに善し悪しもないが、遥かな過去から民族闘争が続き、報復で止められなくなっているテロと、中途半端なインテリが理由もなく思い込みだけで行う無差別殺人とは違う。 それもわからない連中。 情けない。 彼女が麻原(自称)教祖と同じなら、彼女を英雄視するばかは先頭に立って毒ガスを撒いた狂信者の連中と変わりない。 まあ、それだけ評価されれば満足かな?

11月5日(日)
 珍しく朝早く起きる。 やはり、休みが3日あると違うようだ。
 滅多に見ない、日曜日のニュース番組(1週間をまとめたやつ)はどうしようもない内容だ。 まあ、ニュース番組ではなく、ニュースを題材にしたバラエティなのだろう。 未だ田中康夫長野県知事についてだらだらと、しかも好意的なコメントを流しつづけている。 しなやかな情報公開? アホか。 意味がわかってるのか? わかってないなら聞けよ。 僕は別に田中康夫が嫌いなわけではない。 政治的手腕があるかどうか知らないが、選挙で当選したのだから、文句を言うわけでもない。 まあ、今まで小説家=自称文化人を良いことに好き勝手してきたのだってそれを許してきた文化人仲間やそれにおべっかを使う一部の人間内の問題だ。 しかし、今は県知事でしょ? マスコミの連中が他の県知事がこんなことを言っても同様に扱うなら公平だが、そうでないから文句を言ってるわけだ。 一般人(とマスコミが思ってる人)にはひどい態度なのにね。 まさか、マスコミの連中は自分たちも文化人の仲間だと思ってるんじゃないだろうね。 いや、そう思っているのを知ってて聞いてるんだけどさ。 TVカメラを後ろ盾に、権力を持った文化人のつもり、ああ醜くて情けないこと(笑)。
 もともと田中康夫は「なんとなくクリスタル」とか「ブリリアントな午後」とか、英語のカタカナと日本語を組み合わせて、読者に「え?」と違和感と興味を持たせる手法が得意だ。 まあこれは手法としては珍しくもなく、いわゆる広告屋が良く使うものだ。 小説の題名としては少々新しいのかもしれないし、どうせ忙しい現代人は内容よりも外面で何だって選ぶのだから、良いんだけど。 でも、県知事を似非文化人気取りでやられたんじゃ困る…とマスコミは言わなければいけないはずなんだけどね。 え?「しなやか」の意味?「無節操、いいかげん」でしょう? 小説はともかく、文化人としての発言はずっとそうだったじゃない。 まあ、長野がどうなっても僕の知ったことじゃないんだけどさ。 マスコミはマスコミの本来の役目を考えるべきではないのかな。

11月4日(土)
 だるい。 まあ、いつものことだけどさ。 昨日は氏郷祭りとかいうのがあって、毎年仮装行列の人形作りとかが忙しいのだけど、仮想行列自体がなくなったので今年は何もなかった。 良いことだ。 まあ気の毒な組合役員の人は何かやったみたいだけど。 去年からサンバの踊りを見に行くとか結構好きな人がいるようだけど、いくら着ているものが少ない女の人が踊っているとはいってもそんなのに興味がない。 で、昨日は町に出なかったので今日は日本橋行きだ。 で、変な本を買う。 困ったものだ。

11月1日(水)
 また雨。 天気予報によると大雨の恐れもあるらしい。 嫌だなあ。 週末には良くなるらしいが、週末休みは気が向かなかったら外出しないで寝ていれば良いけど、普段の日は会社に行かなければならないわけだし。 会社の行き帰りだけでも止んでくれると良いのだけどねぇ。
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