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日記


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     2002.3

3月18日(月)
 病院に行ってきた。 忌々しいことに、会社の健康診断ではじめて十二指腸潰瘍の疑いで引っかかってしまい、再検査と言うわけだ(いままでも肝臓と心臓は何度も引っかかっているんだけど、胃腸だけはOKだった)。 朝9時過ぎにいったのに、あちこち廻されて、尿を採られ血を採られ診察は11時半だ。

 僕より少し若い程度の医者がうれしそうに言う。
 「胃とかはいろいろな原因があるんですが、十二指腸は殆ど精神的なものが原因なんですよねー。最近何かありました?」
 いつもいろいろあり過ぎだよ。そう言えば職場が変わったな。
 「まあ、今回の検査のようなバリウム飲んでX線透視、と言うのは全体的にざっと見るだけなので、これだけじゃわからないんでねぇ。」
 じゃ、やめろよあんな検査。
 「あれではっきり見えるぐらいだとかなりのもので。前回の検査で引っかかってないので大丈夫でしょうねぇ。」
 なら2時間も待たせるなよ。もう帰るよ。
 「まあ、会社の方からの紹介状もありますし、きちっと内視鏡で見ておきましょうかねぇ。」
 ぐえー、まじかよ。
 また内視鏡検査室とかに行って30分ほど待たされる。 もうすぐ昼だよ。
 そこの待合室では、内視鏡検査は簡単な検査で5分ほどで終わるだとか、横になってじっとしているだけの楽な検査だとか、そういうだるい内容のビデオが流れている。 さらに薬を飲んで注射を2本打たれて、やっと検査。 ああ、気持ち悪い。
 内視鏡を操っているのは若い女医だったが、残念なことにだからどうこうという状態ではない。
 「はい、十二指腸に届きました。ああ、何ともないですね。大変きれいです。」
 そーだろうそーだろう。早く内視鏡抜いてよ。
 「せっかくだから抜きながら胃の方も見ますから。」
 いらんって。
 「胃の方も特に、あ…」
 おい、どうした。
   「どうして『こっちの』が見つからなかったんでしょうね。」「これは採っておいた方が良いですね。」
 おい。それと医者同士で小声で話すな。
 「あ、ああ、会社の健康診断で指摘をされた部分は、念のために組織を取っておきましょう。」
 今見ているところは指摘されたところじゃないだろ。
 「あと、ちょっと腹ばいになっていただけませんか。顔だけはそのままで。そうそう、今度は仰向けに。」
 横向きでじっとしているだけの検査じゃなかったのか。
 しかももう20分ぐらい経っていると思うぞ。
 「終わりましたので、また診察室の方で先生の話を聞いてください。」
 またかよ。
 で、診察室の中の待合場所でしばらく待っていたら、看護婦が出てきて、あなたはちょっと時間がかかるので、外で待ってろという。仕方ないので、もう今日は会社を休もうかと電話を掛けたら、出張でいない上司が週報を書き忘れているから、出てきて書けと言う話。やれやれ。
 さらに1時間ほど待たされて、1時過ぎにやっと呼ばれる。
 「ああ、十二指腸は何ともなく大変きれいでした。」
 それは聞いたよ。それとあんた、さっきと口調が違うぞ。
 「念のために、会社で指摘されたところは組織を採っておきました。」
 だから採ったのは違うところだろ。
 「胃の方がちょっと弱っていて寝たきり病人並ですね。あと、一部荒れていて、出血もありました。ちょっと気をつけてください。」
 それで組織を採ったわけじゃないだろ。
 「念のため採った組織の検査結果ですが、普通なら2週間で出るんですけど今回はちょっと掛かるかもしれません。」
 今回のは普通のじゃないのか。
 「なるべく早くもう一度きてください。2週間後の4/1がいいでしょう。朝一番の予約を取っておきますから。」
 今2週間後に検査結果が出ないかもしれないと言ったばかりだろ。そんなに早くもう一度来なければいけない理由でもあるのか。
 「ところで住所が社員寮となっていますが御家族は?」
 独身なんでね。
 「では御両親は?」
 埼玉で健在だよ。
 「…それは遠いですね。」
 両親が遠くに住んでいると何か問題でも?

困ったものだ。

3月9日(土)
 最近週末寝てばかりなので、頑張って外出する。 また無駄な本を山ほど買ってしまった。 ま、一応役に立ちそうな本もいくつかあって、一冊は秘密の勉強用の分厚いやつ。 もう一冊は英語の辞典で、「ワードパワーの『英英和』」だ。 Oxford WordPowerの英英辞典は前に買ったのだけど、結局英語の超不得意な僕はほとんど活用していない(出来ない)ので、宣伝(日本語も載っていてわかりやすい…とかいうやつ)に惹かれて買ってしまったわけだ。 辞書なんて使用しなければ意味がないので(たいていのものはそうだけど)、ちっとは活用せねば。
 しかし、考えてみれば本というものは安い。 専門書などは高いのもあるが、それこそパソコンのゲームと比較すれば問題外と言える。 まあ、これは、パソコンゲームのほうが馬鹿高いと言えるだろう。 よく、「同人モノは、本は一般誌より高いのにソフトは逆に安いのはなぜか」という話があるが、同人の方が実際掛かった費用と値段の相関がより取れている、ということだろう。 ソフトハウスにはそれなりの意見があるだろうが、どこも一律の値段を付けている美少女ゲームなどは、おかしいといわれてもしょうがないと思う。 それこそ本はあらゆる値段のものがあるし、ゲームと同じぐらいの値段の本の多くはゲームよりずっと売れないはず。 それでやっていけるんだから。 もちろん流通の違いとか開発にかかるコストとかいろいろあるけど、それでももう少し考える必要があるのではないかな。
 念のために書くと、つまらん文句を言っているつもりはないよ。 だったら買わなければ良いんだから。 僕はゲームが好きなだけに心配してるのだ。 ゲームバブルが本当の意味ではじけてしまうのを(もうはじけたはじけたと言っているけど、まだまだ甘いよね)。

3月3日(日)
 週末体調不良のためずっと寝ていた。 最近このパターンが多い。 せめて美少女ゲームの攻略と秘密の勉強ぐらいはやらないと駄目駄目なのだが。 いけないねえ。
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