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日記


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     2004.8

8月29日(日)
 「ふたりはプリキュア」がオリンピック特番なんぞで潰れてしまったので、起きるのが遅かった(ヲイ)。 さらに台風が来ているということで、土日は雨がち。 外出もせず。 結局、また何も出来ない週末だった。 駄目駄目君。 一応、昨日買った本を頑張って読む。
 「素数に憑かれた人たち 〜リーマン予想への挑戦〜」:ジョン・ダービーシャー;日経BP社;(2004/08);ISBN: 482228204X
 素数の話題、特にリーマン予想との関連をいろいろな角度から書いた労作。ここまでまとめた著者の努力には敬意を表する。しかし、あまりにもまとめすぎた、と言わざるを得ない。「編集者が大鉈を振るった」と書いてあるが、振るいすぎ。もうちょっと話のレベルを落とせば、読み物として面白いものが出来るのだろうが、ここまでのレベルの内容をまともな数式なしで、端折ってしまったら不満が残る。一般向けの数学読み物としては面白くないだろうし、数学好きには物足りない。結局中途半端な感じだ。
 一般向けでなく、この範囲をきちんと数式を使ってまとめた本があれば、手放しで推薦できる。そういう意味で、大変「惜しい」本。また、訳がちょっと疑問だ。

8月27日(金)
 朝から一日中前いたところの研究の検討会。 3箇所に分かれているところとのTV会議なので、発表するところは自分たちだけのところだけだろうけど、聞くほうは全部だから。 朝9時から始まったけど、18時過ぎても終わらないのであとちょっとのところで帰る。 本社の担当の人たちもいなくなっちゃうんだものなあ(^_^;)。 はっきり言って付き合ってられません(もうちょっと話をまとめてよ)。 こっちは他にも仕事たまってるし。 悪いけど許して。
 DVD:「MEZZO」(Action.4)
 2巻(第3話)ぐらいから絵の質が落ちまくっているので、すごく心配(というか1話あたりの絵が良すぎた?)。 内容的には、やはりちょっと古めという感じを免れない。 STORY.6の「憶の殻」にしても、すぐにネタバレして、あとは思ったとおりの展開だというのが多くの人の感じることではないだろうか。 SF好きの僕なんかは、あまりのベタさに、恥ずかしくなるぐらいだ(^_^;)。 しかしまあ、そこが逆に安心して見ていられるところで、だからこそTV放映時も見ていたし、DVDも買っているわけだけど。 なんていうかもうちょっと何か欲しいところなんだよなあ。

8月26日(木)
 午後からよくある講習会。 会場が会社から寮側に離れている上、会社が終わる時間より早く終了するので早く帰れる。 良いことだ。 しかし、反対方向の地下鉄に乗り銀座に行き、なかなかいけないYAMAHAに行ってしまう。 散々迷った挙句、今回は音楽書を買うのをやめ、山野楽器に移動、そちらでCDを買う(音楽書・楽譜はYAMAHA地下に限るが、CDは山野楽器のほうが輸入物も含め揃っている)。
 CD:HAYDN COMPLETE SYMPHONIES(Austro-Hungarian Haydn Orchestra;ADAM FISCHER)
 ハイドンの全ての交響曲が詰まったBOX、33枚組(^_^;)。 全部聞くのにだいぶ掛かりそうだが、ハイドンに浸るというのも良いかも。 しかし、これが10000円以下で買えるのはありがたい。 輸入物は、今のうち買っておかないといろいろとやばいかもしれない…という言い訳で買ってしまった。 まあ、ゆっくりと聞こうかな。
 DVD:「BURN UP SCRAMBLE」(5巻)
 こっちはAMAZONからの通販。 このシリーズは、「脳天気」で手軽に楽しめるのが良いところのはずなので、こういう展開はある意味無茶。 もちろん、「良い意味での裏切り」というのもあるだろうが、今までの流れや、終わり方などを考えるに成功しないと思う。 絵もあまり良くないので(動きも悪いし)、シリアスはそういう意味でも無理だと思うけど。

8月25日(水)
 出張疲れってわけでもないだろうが、なんかだるいので会社を休む。 夏バテか? ずーっとエアコンを掛けっぱなしなので、冷房病かもしれない。 食べないのに痩せないし(^_^;)。
 だるいけど、待っていた漫画が発売されたので買いに行く。↓
 「HOSOUDE」(弐) [GUM COMICS]:千葉 秀作;ワニブックス;(2004/08);ISBN: 4847034775
 千葉秀作の描く天然娘は大変良い。 結構いろいろな種類の漫画(まじめなのからエロまで)を描いている漫画家だけど、個人的には(女の子が可愛くても、もろエロより)こういうドタバタコメディみたいなのが一番良いと思う。

8月24日(火)
 京都に出張。 某大学に用があったのだけど、午後(13:30)からの約束だったので、いつもよりゆっくりと寮を出た。 新幹線が早くなったこともあるけど、やはり新横浜から乗れるのが大きい。 上司も同じ場所に行ったのだけど、エライ人たちだけの話が先にあったため、結局僕は1時間ほど大学の生協で時間をつぶし、戻ってきて学生と話していて気が付いたら上司はもう帰っていた。 何だったんだ(^_^;)。 まあ、上司とは別の話があったので、一緒じゃなくても良いんだけどさ。 行かなくても済んだような出張だったけど、行き帰りにワインは飲めたし(本来「行き」では飲むのはまずいんだけど(笑))、生協で面白い本も見つけた。↓
 「Yの真実-危うい男たちの進化論」:スティーヴ・ジョーンズ(岸本 紀子 他訳);化学同人;(2004/08);ISBN: 4759809759
 生物学的に、「男が女の出来損ない」だというのは良く言われる話なので知っていたが、それだけでなく社会学的な例も取り上げて広く「男女」について書かれた良書。 人間以外の動物の例や、最新の遺伝学に基づく話も興味深い。 著者のユーモアあふれた語り口も良? 男って本当に駄目なのよ(っていうだけの本じゃないところがいいんだけど、まあそういうこと)。 Y染色体を持つ人にも持たない人にもお勧め。

8月22日(日)
 明日から普通に会社。 なんかだるーい。 巡回ルートのwebページを見ると、やっと某コミケを終えて通常状態になってきたところが多いみたいだ。 しかし、コミケって学生か時間の自由になる職業の人しかいけないよなー。 ある意味うらやましい。 で、僕の行くところでは夏といえばコミケなんて人が多いのでちょっと調べてみた。 僕の行くところでなく、世間一般では、「夏といえば何」なのか。
 こういうときには、まあ信頼できるのはググル(Googleで調べる)ってとこだろう。 Googleで「夏」を検索して一番上に来るページ([I'm feeling lucky]ボタンで開くページでもある)はどこなのか。 海辺のバカンス?それとも高校野球?
結果がこれ↓
 (8/22 23:00現在)
 そうですか、世間一般でもそうですか。
--------見たモノ感想--------
 *ふたりはプリキュア 第29話*
 夏祭り〜
 浴衣萌え、ってとこかな。 藤Pとなぎさもひょっとしたらうまくいくかも知れず、今後の話に期待(実際結構お似合いだと思う。まあ、ほのかはおいといて(笑))。
 ジャアクキングから分かれた3つの種が揃ってしまったので、来週から話も展開するのだろう(新必殺技も出るようだし)。 あと、3人の一人であるレギーネが人間のときの女性が、なんか自分が悪の種であることを嫌がっているのではないかと、個人的には勝手に期待。 そんな話になれば面白いんじゃないかということで。
 あと、必殺技だけでなくEDアニメも早く変えてくれ。

8月21日(土)
 いろいろ用事があるので、寮に戻ってきた。 う〜ん、なんかあまり休みがなかったような気が。 まあ、良いか。 寮を空けていた間、いろいろ通販物が届いていたけど、そのうちのひとつ。
 DVD:「ふたりはプリキュア(1)」
 いや、買おうかどうか迷ってたんだけど、勢いでね(^_^;)。 最初のほうはTVで見てなかったんで。 しかし、思ったよりも、後のほうの話の伏線がちゃんと張られていたのを発見。 また、最初のうちは結構期待できる流れだったようだ。 やっぱり良いシチュエーションなのに、生かしきってないようで残念という感想は正しいみたいだ。 最近他に面白いアニメがないので期待してるんだけどなあ。

8月20日(金)
 18〜20日に両親と佐渡に行ってきた。 まあ、親孝行の一環ですか? 観光バスで廻るだけなので、まあ楽だったけど、結構間が持たないというか。 観光地としては結構良いと思った。 もっと近くて楽に行ければ、また行きたいぐらい。 しかし、それは雰囲気がなんとなく良かったという話で、特に何か名所があるってわけでもないのだけど。 お土産でトキのぬいぐるみはかなり食指が動いたのだけど、買ってこなかった(かさばるので)。 台風と重なったけど、夜に通り過ぎたので観光に悪影響はなし。 帰りも波が高かったけど、ぎりぎりに船は出たし。 日頃の行いのせい?
 TVはどこでもオリンピック。 ちょっと騒ぎすぎ。 いや、頑張った選手を称えるのは良いと思う。 しかし、関係ない奴が大騒ぎするのは、選手に対しても失礼だろう。 騒いでる奴、あんたのためにメダル取ってるんじゃないんだよ。
 あと、不満に思ったのは、あまりにも放送が日本に偏りすぎていること。 例えば、女子体操なんてどれだけ放送した? 国に囚われず、あくまで選手個人を称えるのがもともとのオリンピック。 国の威信どうこうってのは冷戦時代の名残のはずなんだけど、まあ逆に今「国家」とかをうるさく言いたい人が増えてるからねえ。 それに乗せられている連中が多いのがホントに馬鹿。

8月15日(日)
 最近変に忙しかったので、9日から取りたいと思っていた休みが取れず、来週も駄目かと思っていたが、なんとか仕事の谷間で明日から丸々一週間休みが取れることになった。 ボーっとしてるとか、ちょっと勉強してみようとか、いろいろ予定を考えていたのだが、両親が佐渡に旅行に行きたいという話なので、休みは潰れてしまいそうだ。 まあ、どこかにドライブに行くというよりは楽そうだが(運転しなくて良いので)。
--------見たモノ感想--------
 *ふたりはプリキュア 第28話*
 終戦の日っぽい話。
 ほのかのおばあちゃま(さなえばあちゃん)の謎がほんの少しわかったようだ。今回の話だけ見ると、単にコミューンをもらっただけのような感じなのだろうか。あちこちでネタになっているが、昔プリキュアをやってたってこともないだろうし。一人じゃ変身できないし(メップルは来たばかり)、昔プリキュアが活躍していたら、みんなプリキュアのことを知っているはず。また、ミップルが100年前ピッカリーニの前に落ちてきてから、いろいろな人の手を経て日本にやってきた、という話が以前あったのでコミューンを「謎の物体」として蔵にしまっただけなのかも。しかし、このおばあちゃまは、着物の帯の柄も虹だったりして、ホント怪しい(笑)。
 今回、戦いが続くことへの不安がかなり描かれてたが、これに対して、「いつまで続くかわからない戦いをただ嫌がっているだけで、戦いの不毛さや意味を問うような深みがないのが、終戦の日に持ってくるにしても内容が薄い」みたいな書き込みが某所であった。しかし、それは違うと思うんで、そもそも今回の戦いへの不安は、自分たちの責任が重いことに対する重圧からの不安で、戦いの意味はその重さとともにしっかりわかっているようだし、戦いの不毛さはすでにキリヤの件でしっかり描かれていたと思う(ま、わざわざ第2次世界大戦を持ってくるほどの事はないとは思うけど)。
 それにしても、そういう不安を描いておいて、後半ザケンナーがたくさん出てきたときのブラックのぼけとホワイトの突っ込みはなかなか良かった。
 期待できるのは、こういう不安の共有でますます絆が深まっていくというのはよくある話で、またひとつ
大きなお友達の望んでいる「百合キュア」に近づいたと言えるだろう(をい)。
 エンディング曲のアニメ、せめて敵の部分だけでも変えてくれないかねー。チアガール部分は良いんだけど。あと、新必殺技作らないとマジでやばいと思うけど。

8月9日(月)
 早めに会社を終えて銀座のYAMAHAに。 行ってみたら、今週は夏休みで休みとか。 おいおい、さすが売れてる店は違うねえ。 仕方ないのでまた山野楽器に行ってしまいました。

8月5日(木)
 また、前の前の前の前の職場の川越に巡回のような外出。 前にも書いたけど、やはり川越は雰囲気がいい。 7/30に行った疲れきっている松阪と同じグループなんだけど、なぜかみんな元気。 この違いは何なんでしょう。
 珍しく早く終わって帰る。 いつもこうなら良いのに。

8月1日(日)
 休みに起きだして、銀座のYAMAHAまでお買い物。 普段会社帰りに行けば良いのだが、YAMAHAは19時に閉まってしまうので、いくら今の職場が早く帰れるといっても辛いのだ。 同じ銀座の山野楽器は、もっと遅くまでやってるのだけど。 山野楽器の方がCDはたくさんあるが、楽譜や理論書はYAMAHAが一番なので。
 地下で楽譜と和声の理論書を買う。 しかし、最近まともな理論書が少なくなってきた。 これは、科学などの専門書にも言えることで、安易なHow-To物ばかりになってる。 出版物は増えたって言うけど、今何事も勉強は大変だと思う。
 地下から1階のCD/DVD売り場に上がって来たら、某有名人気バイオリニスト女が入り口近くでミニコンサートをやっていて、人が多くてウザかった。 しかも、曲の間には楽器の自慢話をしてるし。 CD/DVDが選びにくいじゃないか。 見当違いの拍手をする馬鹿はいるし。 上の階にホールとかあるんだろうから、そっちでやってくれ。 ったく。
 わざと聞かないようにして、DVDを購入。
 DVD:ヤナーチェク「歌劇《利口な女狐の物語》全曲」(パリ管弦楽団;チャールズ・マッケラス指揮)
 音楽だけでなく話の内容も名作なのだが、解説本などでもあまりまともに紹介されていないことが多い。 人間と動物を対比させるユーモラスな話だけでなく、移り変わる時と人生の悲哀を描いたものなのだ(そうでなければラストで感動できない)。 美人の狐っ娘でアニメ化希望(子供向けじゃなくてね)。
 DVD:レハール「ルクセンブルク伯爵」(クルト・グラウンケ管弦楽団;ヴァルター・ゴールドシュミット指揮)
 いわゆるワルツ「星をつかもう」(原詞からいうと、「星はつかめないものです」という感じだが)があまりにも有名だが、全曲が紹介されることは少ない。 やはり、個人的には、この手のワルツに関してはフランツ・レハール>ヨハン・シュトラウスIIだと思う(ちなみにこの手のワルツじゃないクラシックのワルツなら、まあチャイコフスキーだろうが)。 最近、このようなオペレッタのシリーズが発売されたので、どんどん買おうと思っている(をい)。 ただ、ちょっと映像が古いかも。
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