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日記


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     2005.5

5月27日(金)
 PlayStation2用ソフト:「ナムコ クロス カプコン 特典スペシャルサントラCD付き」
 買ってしまった。
 いまさらな「ゆめりあ」を全キャラクリアの他いろいろしゃぶり尽くしたので、そろそろ他の良いのがないかな、と思っていたところ、たまたま雑誌で見かけたのですぐに購入。ゲーム内容はRPG+格ゲーで、まだやってないんだけど、たぶん格ゲーメインかと。
 実は僕は格ゲーは嫌いだ。理由はいろいろあるが、
・そもそも格闘が嫌い
・ゲーム性は、タイミングを合わせるだけでつまらない
というところか。
 人間同士の対戦がおもしろい、という人が多いようだが、僕には理解できない。 そもそも、僕は人間相手に遊ぶのが嫌だからコンピュータで遊んでいるのであって、コンピュータで人間と遊んだのでは意味がない(だから、ネットゲームをやろうとは思わない…まあ、相手をみんなNPCと思えば良いのかもしれないが)。 少なくとも、目の前の相手と格ゲーをやるくらいなら、実際に格闘したほうがずっと楽しいと思うよ。
 それじゃあ、なんでこのゲームを買ったのか、という話だけど、レトゲー好きにはたまらない顔合わせだからだ。ディグダグなどからも参戦しているのは、本当にうれしい。戦うキャラ以外にも、いろいろゲスト出演もするらしい。要するにRPG部分に期待、ってこと。
 それに、いや、だってワルキューレで井上喜久子ですよ?買うでしょう、普通。

5月26日(木)
 会社の有志でイタリアンを食べに行った。 何故かワインに詳しいということになっているので、こそっと他人に言いつけて選ばせる(をい)。いや、有名どころと値段ぐらいしか知らないけど。一応名前を知っていて、適当な値段のものを選択(「キャンティ クラシコ」の安いやつとか(^_^;))。
 ペッシェビーノ:瓶だけでなく味も僕のオススメ
 魚料理にペッシェビーノを注文して、知らない人のウケを狙おうと思ったのに、店になかったのは残念だった。

5月18日(水)
 かなりやばい。 疲れていると自棄買いが始まってしまうのだけど、この3日で、本を3,4万円買っている。 しかも哲学モノが多い(さらにはすでに読んだことがあり、実家に行けばある本も多い)。 美少女ゲームや数学やコンピュータの本を買っているうちはまだ元気なのだが、哲学の本を買うのは末期症状(注)。 5月病なのだろうか。
 買ったうちの「一部」を覚書程度に。
*ウィトゲンシュタイン関係
 「論理哲学論考」:ウィトゲンシュタイン (著), 野矢 茂樹 (翻訳);岩波書店;(2003/08);ISBN: 4003368916
 実家には別出版社のものがある。 文庫なのは嬉しい。 あまりにも有名なので、内容には触れない。 英文や独文がネットで手に入るので、ついでに外国語の勉強をしてみようか(って、そんな元気があれば苦労はしない)。
 「『論理哲学論考』を読む」:野矢 茂樹;哲学書房;(2002/04);ISBN: 488679078X
 「論考」以後にウィトゲンシュタインが間違っていると考えた部分に修正を加え、その場合全体にどのような影響を与えるか、という検証がされているのが良いところ。
 しかし、全体的にはやはり野矢さんは自分には合わないな、と思った。 「野矢氏の論理哲学論考」というオリジナルが強く、特に死や幸福について述べているところはそう感じた。 まあ、解説書というのは著者の目を通したもので、元本とは違い、もちろんそこに価値があるわけだからしょうがないだろう(だから解説本は、選ぶか、読まないで原本のみに当たるか、にするべきなのだ)。 要するに、「語りえぬもの」を語りすぎなければならないのが解説本というわけだ。 また、内容には関係ないが、「論考」をまねた格好付けは成功しているとは言いがたい。
 「ウィトゲンシュタインはこう考えた―哲学的思考の全軌跡1912‐1951」:鬼界 彰夫;講談社;(2003/07);ISBN: 4061496751
 「論考」はウィトゲンシュタインの前期思想だが、後期思想の解説というのは少ない。 この本は「哲学探究」についても分かりやすい説明を行っており、文句なしにオススメ。
 「ウィトゲンシュタイン・セレクション」:ウィトゲンシュタイン (著), 黒田 亘 (編集);平凡社;(2000/02);ISBN: 4582763243
 上にも書いたが、ウィトゲンシュタインの後期思想の本自体あまり日本語訳が出ていない(絶対外せない「哲学探究」でさえ、全集と産業図書の値段の高い奴(これも実家にある(^_^;))しか手に入らないと思われる)。 そんな中で、著書を広い範囲でセレクトしたこの本は貴重。 そもそも、ウィトゲンシュタインに関しては今回はこの本だけ買えばよかったような気がする(実家に色々あるのだし)。
 ところで前から思っていたのだけれど、日本では「論考」の格好良さだけに惹かれて、「論考」を持ち歩いているだけの人が多いのではないか。 「論考」の本がたくさん出版されているのに、「哲学探究」の本が殆ど出版されていないのがその証拠のような気がする。 洋書売場に行くと、独語・英語ともに「哲学探究」の本がたくさんあるのに。 このまま自棄買いが続くと、独語の本を買ってしまいそうで、心配この上ない(-_-)。
*ポパー関連
 「果てしなき探求-知的自伝-(上) 」:カール・R・ポパー (著), 森 博 (翻訳);岩波書店;(2004/02);ISBN: 4006001177
 「果てしなき探求-知的自伝-(下) 」:カール・R・ポパー (著), 森 博 (翻訳);岩波書店;(2004/03);ISBN: 4006001185
 ポパーの自伝。 自伝というよりは、小論を集めたものなので、あらかじめポパーについて知識がないと良さが分からないかもしれない。 僕はポパーは好きなので文句はないのだが。
 「哲学と現実世界―カール・ポパー入門」:カール・R・ポパー (著), 立花 希一 (翻訳);恒星社厚生閣;(2001/03);ISBN: 4769909330
 この本は始めて買った。 ポパーの全体像をわかりやすく書いた良本。 そもそも、ポパーに関しては今回はこの本だけ買えばよかったような気がする(こればっかり)。
 「よりよき世界を求めて」:カール・R・ポパー (著), 小河原 誠 (翻訳), 蔭山 泰之 (翻訳);未来社;(1995/12);ISBN: 4624932307
 いや、もちろんこれも実家にあるんだけどさ(^_^;)。 個人的に好きな本だから、まあ良いでしょう。 過ちを認めることができるのが本当の科学であり、また、人間も過ちを認めることでより良くなれる、だからこそ過ちを否定しないで過ちから学ぶべき。 どこかの会社の減点主義の管理職に聞かせたい…とかそういう程度の低い話じゃないけど。
*カント関連
 「純粋理性批判 (上)」:イマニエル・カント (著), 原 佑 (翻訳);平凡社;(2005/02);ISBN: 4582765270
 「純粋理性批判 (中)」:イマニエル・カント (著), 原 佑 (翻訳);平凡社;(2005/05);ISBN: 4582765394
 まあ、いまさらではあるのだけど(笑)。 いまさらでも買う価値がある本。 理由は、
・いままで「純粋理性批判 」の翻訳は高価なものが多く、手ごろなものは岩波文庫版しかなかった(しかも訳は分かりにくかった)こと。
・異なる版を上下に併記して比較できる構成で、カントの思想の変化も分かること。
…まあいいじゃん、良い本なんだから。
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 (注) 誤解を恐れず言えば、そもそも哲学の本などというものは、18歳ぐらいの頃ヒーヒー言いながらたくさん読むべきものなのだ(実際僕もそうだった)。 18歳を300ヶ月も過ぎてしまった今なら、それを実にして毎日を過ごし、たまにお気に入りの書を紐解く、というようでなくてはいけない(元気があるときはそうしているつもりなのだけど)。 今ごろたくさん買い込んで濫読なんていうのは、哲オタでなければ単なる現実逃避に他ならない。

 このままだと、お金の点でもかなりやばい。

5月10日(火)
 今日は体調はいくらかまし。 昼休みも多少元気があったので、本屋に行く。
 「ケプラー予想」:ジョージ・G・スピーロ (著), 青木 薫 (翻訳);新潮社;(2005/04);ISBN: 4105454013
 何気に本屋に積んで合ったので購入。
 ケプラー予想とは、あまり知られていないが、「球の最密充填は面心立方である」というもの。 これは、物理・化学者には証明されていなくても当たり前だと思われていたことであるが、証明は困難であった。 解くのは難しいが、問題を理解するのは簡単だということで、「フェルマーの予想」に比較されたが、結局計算機の助けを多く借りたため、あまり話題にならなかった(四色問題のころは、計算機で解くことが逆に話題となったが、最近では珍しくない)。 従って、数学的な面白みが多くは期待できず、本の内容もそれにたがわず盛り上がりに欠ける。
 ただ、盛り上がりに欠けるのは、それだけではなく、著者が数学者のエピソードにのみ終始し、数学的な内容を掘り下げていないことも原因と思われる。 例えば、規則格子においてはガウスが証明したことは有名であるが、逸話のみにページを割いていて数学的な記述は少ない。 また、肝心の計算機による証明も、それに対する他の数学者の反応は多く書かれているが、証明の内容に関する記述は乏しい。 他の充填問題についても、例えば[4,6,6]準正多面体なども、結晶化学や工学には多く見られるものであるのにそのような例は書かれていない。
 もちろん一般向けの本であるのでそういう話は書きにくいだろうが、それらをわかりやすく一般向けに書けばより魅力的な本になったろうにと残念。
 「コス☆パレ」:黒河 澪;双葉社;(2005/05);ISBN: 4575830909
 で、もう一冊がこれ(^_^)。 ファンなのでしょうがない。 こちらの内容にはもちろん文句はつけられない(^_^;)。 黒河澪:漫画登場人物相関図も描きなおしたので、興味がある人は参照。

5月9日(月)
 土日に殆ど寝ていなかったので、仕事はへろへろだった。 これもPS2(おもに「ゆめりあ」)のせいだ。しかし、これではいけない。 そもそも昔のシューティングゲームなどをやるのが目的だったはずなのだ。 大体、美少女ゲームはパソコンで山ほど積みゲーになっているので、この上PS2でもやり始めたら体が持たない。
 そもそも今では遥か昔の話だが、ゲーセンに入り浸り、シューティングでギャラリーを唸らし、ハイスコアで記念品をもらったり、1コインで延々遊んでいて店の親父に追い出されたりしていた僕は、初期の家庭用ゲーム機を馬鹿にしていた。 アクション性の高いものはアーケードに遠く及ばないし、RPG等はパソコンにやはり遠く及ばない。 パソコンはゲーム以外の用途ですでに凝っていたのでRPGはともかく、アクションゲームの為に必死になって基板を集めたものだ(「パロディウスだ!」等はまだアーケードに普通に並んでいた頃、20万円近く出した記憶がある)。 しかし、ついにPS1が出て、極上パロディウスや、ナムコの過去のアクションゲームの良作(「パックランド」とか「ワルキューレの冒険」とか)もほぼ満足するレベルで移植されるようになり、基板は全て処分した(値段の高さと場所を取るのに困っていたこともある)。 PS2はその意味ではあまりメリットは感じられなかったが、さすがにPS1が古くなってきたので今回買ったわけだ。
 だから、と言い訳をしてジョイスティックを買いに行く(^_^;)。 やはりアーケードで「ならした」僕としては、付属のコントローラーでは満足出来ないのだ(使いこなせないとも言う)。 職場が秋葉原まで歩いていける神保町で本当に良かった(こればっか)。 で、これ↓を買う。
 HORI ファイティングスティック2

 アナログコントローラにもなる奴が欲しかったのだ。 また部屋が狭くなりそうだが。
 しかしついでに、こんなものも買ってしまう((^_^;)をい)。
 CD:「ゆめりあ」
 これ、パッケージのCGはゲームと微妙に違うのね、って、いかんいかん。PS2ではこういうのはもう買わないからね。
 …でもナムコが「ダンシングアイ」をPS2で出せば買うかも(^_^;)。

5月8日(日)
 いまごろPlayStation2を買ってしまった。ちなみに新型の小さな奴。
 SONY PlayStation 2(SCPH-70000CB)
 まあ、前から欲しかったのだけど、どうせ値段が下がるのと、いらんHDなしのがそのうち出るだろう、と思っていたらその通りのが出たので。 HDがないとHack(悪い意味じゃないよ)がやりにくいかとも思ったけど、ディスクとメモリーカードはパソコンで読めるから良いだろうと。
 で、そこらに転がっているPS1のソフトだけじゃつまらないので、ソフトを買いに行ってきた。でもあまりおもしろそうなのがない。 シューティングはPS1に比べてすごいのがでているわけではないし、恋愛シミュレーションはパソコンの美少女ゲームから18禁を除いただけ。 その他のジャンルも、対戦格闘ゲームに興味が無いとすると、パソコンに勝てるものがない(RPG,SLG,AVGなどは当然パソコンの方が出来が良い)。 3Dが売りのものがいくらかパソコンよりも量が多い程度か。やはり3Dの女の子がくるくる回るだけなのか、PS2(^_^;)。

 …で、文句を言いながら買ってきたのがこれ…(^_^;;;)ヲイ
 PlayStation2用ソフト:「ゆめりあ」
 丸一日かけて、コンプリートしたよ(^_^;)。 しかも、パソコンの画面には、あの有名なゆめりあベンチが動いている。
 誰だよ、>やはり3Dの女の子がくるくる回るだけなのか、PS2(^_^;)なんて文句つけていた奴は(^_^;)。
 こんなんで明日朝早く起きて会社に行けるだろうか)。

5月7日(土)
 やっと実家から戻ってきた。
 途中で、いろいろな本を買う(例によって数学とコンピュータ関係)。で、部屋に入って本を置こうとしたら…、どこに置けって?6畳一間のくせに本が多すぎるんだよ。
 すばらしく整頓された部屋
 片付けないとなあ。
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 (注) (ちなみに、左側の本棚は3段のカラーボックスを積み重ねてあり、本は手前と奥の2重に入っている。写っていないけど同じボックスが画面外に4つ。左上の方に見えるのは所謂「袋ファイル」で、実は殆どがパソコンソフト。左下の方の本は手前の本のせいで取り出しも困難に…。)

5月2日(月)
 いちおう、これから帰省。今は神奈川から埼玉に行くだけなので、それほど大変ではない。
 本当は4/29から丸々休みで実家に帰っても良かったのだけど、実家に長くいても、いろいろとろくなこともないので、4/29〜5/1は寮にいたのだけど、結局何も出来ず。駄目駄目君。秋葉原とか逝きたかったのに。
 この連休に予定を立てて、連休明けから立派な生活を送ろう。…って無理だろうけど。
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