そんな中で普及しているのがフリーメール。無料で使えるメールで、ブラウザから送受信するタイプ（ウェブメール）の他、自分の持っている他のアドレスに転送するタイプもあります。既に数百種類あるそうです。

　フリーメールを使えば自分の本当のメールアドレスを守ることができ、インターネット上で自分自身を守ることができるため、活用されています。(→「インターネット・ストーキング」)
 

　しかし、一方で問題もあります。

　これらフリーメールは、基本的には個人情報を収集するためのものです（→「無料の危険なおさそい！？」）。登録の際には個人情報を書きすぎない様、気をつけましょう。

　また、フリーメールのセキュリティについては疑問があります。パスワードフリーでアクセス可能となる事故や、情報が流出するなど、トラブルが相次いでいます。無料ということで、管理が甘いのかも知れません。重要な内容をやりとりするのに使うのは考え物です。読んだメールは次々に削除しておいた方がいいでしょう。

　さらに、でたらめな名前・住所でも次々に新しいアドレスを取得できるため、匿名性があり、詐欺などの犯罪によく使われています。ネットオークションなどでは、フリーメールを使う相手は信用しない方がいいでしょう。