私たちが泊まったところは、Denali Dough Cabinsという一つ一つの部屋がログハウスになっているところです。１軒家なので、暖房もあまり効きませんでした。部屋に湯沸かしがあると思いきや、湯は公衆電話や電子レンジがおいてあるところにもらいにいかなければなりませんでした。またそれが外にあるので、湯は50℃程度とぬるいです。部屋に帰る間にまた冷めてしまうのでした。ホテルからレストランへの移動はホテル所有の車で移動です。いちいち面倒くさいですね。歩いても外のレストランに行けるので、私たちは歩いて行きました。私たちが訪れた8月25日はデナリのクリスマスでサンタクロースがレストランにやってきてました。

■シャトルバス
シャトルバスにするか、ワイルドライフツアーにするか散々迷った挙句、2日間シャトルバスを日本からＦＡＸで予約して行きましたが、結局1日キャンセルをしました。デナリ公園はパーク・ロードが一本走っているだけ。どっちでも見れる動物はいっしょですよね。6：45発のWONDER　LAKEまで行くツアーを予約してシャトルを予約しておりましたが、本来なら、予約したものをチケットに替えないといけないのに、ビジターセンターは7時にオープンで、バス停の前の係員に「替えてないけどいい？」と聞いてみた。リストにちゃんと名前があって、スムーズにＯＫが出た。ラッキーなことに進行方向の左側の席を陣取れた。

動物を見つけると「ストーップ」と大きな声をあげて、バスを止めるわけだが、目の悪い私は、その声を聞いた後でも、なかなか見つけることができなかった。 まず、最初に出会った運動は、きつね。間近に見られたものの、すばしっこくて、写真に撮れなかった。それから、ムース。かなりの近距離。しばらく行くと、グリズリー、ドールシープがかなり遠方に見えました。グリズリーなんか、豆粒のよう。300mmのレンズじゃちょっときついですね。500mmはやっぱり必要かも。途中のトイレ休憩の際に見つけたジリス。かわいい。

アイルソン・ビジターセンターには、10：35に着き、マッキンリーを眺めるものの、やはり、雲がかかっていて見えない。30分後、バスはワンダーレイクに向け出発。そこからはツンドラが広がります。12：25にワンダー・レイクに到着した。15分の停車の後、ビジターセンターに引き返した。ビジターセンターに着くぐらいのところにカリブーを遠くに見ました。今回の6頭のムース、6匹のグリズリー、3頭のカリブー、キツネ、北極ジリス(Aritic Ground Squirrel)、ドールシープが見れた。他の観光客の話とかを聞いていると、私たちは見れた方だったようだ。ビジターセンターには、17：40に戻ってきた。約11時間の行程が終わった。

途中降りる乗客もいたが、ちゃんと地図を持っている人だった。降りてもなかなか動物に出くわなさそうだった。スイスのほうが、近くに動物が見れた感じがする。