チナ温泉


カトマイ国立公園に川で熊が鮭を捕っている姿を見に行こうと思っていましたが、時期的に遅く、なおかつ今年はいつもより早くシーズンが終わったことを観光案内所で聞いたので、1日ツアー500ドルも出して、熊が見れないのは、もったいないということで、チナ温泉に行くことになりました。デナリ 1:45発のAlaska Trailバス($39)でフェアバンクス4:30着の予定が着いたのが、5時頃。チナ・ホットスプリングス手配のタクシー(送迎料金 2人$80)に乗り、56.5マイル、1時間15分でチナ温泉に着いた。チナ温泉に行くのに、公的乗り物で行けないかいろんな人に聞いたが無いようでした。フェアバンクスからChena Hot Springs Roadを走り、その行き止まりがチナ温泉なのだ。チナ温泉発見の1905年は、天候や道の状態により1週間から3週間かかっていたのだから、便利になったものだ。

■ホテル
ロッジ、アクティビティー・センター、温泉、滑走路などがあります。ホテルの周りにはレストランやお店もなく、アクティビティー・センターでジュースを買える程度です。思っていたより、おしゃれなところではありませんでした。

私たちは$105の安い部屋だったので、洋服をかけるところもない古い部屋です。日本人のツアー客が多く泊まるムースロッジは湯沸しの機器もあってきれいでした。このシーズンは日本人が6〜7割。冬のオーロラを見に行くツアーが多くなると、日本人比率は9割になるとのことです。

■温泉
水着をもって行っておりませんでしたが、水着を借りることができます。ただし、かなり大きなサイズか、子供サイズで日本人にちょうどのサイズはなかなかありません。お店に売っているかなあと思っていましたが、お店にも売っていません。悲しいことに、温泉化粧品もありませんでした。露天風呂と、ジャグジー、室内プールがあります。露天風呂は深く、腰まで疲れるちょうどの場所を確保することが難しいです。チナ温泉は、塩素、硫酸塩、重炭酸塩ナトリムでリュウマチ、成人病、冷え性などに効能があるそうです。

■ハイキング
ホテルのまわりには、何もないので、ホテルのアクティビティーで楽しむしかありません。お金をかけないで楽しむには、ハイキングしかありません。ということで、ハイキングに出かけました。ホテルを出てすぐのところで、ムースと遭遇しました。こんなに近くにムースを見れるなんて・・・・。あとで聞くと、ホテルの敷地にまで来ていたそうです。前日も来ていたらしいし、翌日の出発の際もホテルの近くでオスのムースを見たし、かなりの頻度で出没しているのではないでしょうか?歩き出して、10分もしないうちにこんなに近くに見れたので、さらに奥地に行くときっといろんなものが見える違いないと思っていたけど、結局3時間ほど歩いて、この1頭のムースしか動物は見れませんでした。ただ、ハイキングコースには、動物の足跡がいっぱい残っていて、動物が行き来しているんだなあと思いました。

■オーロラ
Mちゃんも私もオーロラは以前見たことがあったので、それを目的とした旅行ではなかったので、もちろん何の準備もして行きませんでした。三脚はなし、フィルムはISO400で、シャッターはタイマー設定で切りました。暗い中でのカメラの設定は、携帯電話の液晶画面のあかりで、行いました。撮影場所は、滑走路です。チナ温泉は街の灯りからも離れて、ちょうどいい撮影ポイントのようです。1日目の夜は、12:40頃に見えました。空の端から端まで、橋がかかったように帯状のものが見えました。2日目の夜も見えました。年間243日も見えるのですから、シーズン時期に行くとほぼ間違いなく見れるでしょう。日によってオーロラの出てくる時間が違うので、12時まで開いている温泉に浸かりながら、オーロラを見るということも全く不可能ではないようです。

チナ・ホットスプリングスのHP



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