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小笠原諸島嗚呼モバイル旅日記【1997ねん10がつ24にち 金ようび】
なつめそうせきの「こころ」というさくひんは、たしか「あかしゃつ」のさくりゃくで僻遠のおがさわらに赴任させられた「せんせい」が、あんがいいごこちがよいのですっかりきにいり、ゆうじんKのたんじょう祝ひにかえるかどうかほんのすこしなやんだあげく、かえるのをのばしておがさわらであそぶことにしたため、Kがふんがいしかっぷくじさつをとげるというなにがなんだかわからないはなしだったとおもいましたが、
くしくも、ぼくもまったくおなじじょうきょうにおちいり、「せんせい」とおなじくかえるのをのばすみちをせんたくしました。Kくんごめんなさい。たんじょうびおめでとう。
そんなわけで、きょうはあさからこうそくくるーざーで「みなみじま」「まっこうくじらさがし」「いるかとおよごう」の半日つあーへおでかけです。
ぼくは「まっこうくじらさがし」のだんかいでれいによりふなよいしてしまいました。でもくじらのしおふきと、しっぽはすぐちかくでなん回かみることができました。
いるかをみつけてみんなはとびこみましたが、ぼくはとびこんだけれどもきもちわるくてたまりません。ちからつきてすぐふねにもどってしまいました。でもいるかのすがたはすいちゅうではっきりとみえました。
おがさわらでは「ようび」はほとんどいみをもちません。
かわりに「おがさわら丸」のしゅっこう日、にゅうこう日がすごくじゅうようです。
おみせでも「ていきゅう日:しゅっこう日のよくじつ」とか「にゅうこう日のえいぎょうじかんは〜」とかいうのがふつうです。
そんなわけで、しゅっこうのみおくりは毎回むらをあげてのいべんとになります。
ふたりぐみはきょうかえるのでぼくもみおくりにいきました。みおくりはいつでも、いみなくすこしうるうるします。
ゆうがた、ふなよいでまだきもちわるいうえに、きょうはひやけどめくりーむをぬりそこなったため、ぜんしんがあかやけになりいたくてたまりません。めんたーむをくすりやでかってきてぬりました。