大塔・高野山ツーリング

(2005/08/05)

今日から夏休みなので早速行ってきました。
どこに行こうか悩んだのですが、
知っている道の方が安心して走れるので
十津川方面へ行くことに決定!

【行程】
(26号)〜堺〜(310号)〜五條〜(168号)〜大塔
〜(県道53号)〜高野山〜(480号)〜(370号)
〜橋本〜(371号)〜河内長野〜(170号)
走行距離:約180km 所用時間:8時間30分
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今回はタンクバックは使わずにウエストバックのみ。
定期入れと財布、鍵、ガソリンカードなどを入れて出発です。

11時に出発し、堺から310号線に入り河内長野に着いたところで
ガソリンがリザーブになったので給油しました。
この先はスタンドも少なくなるだろうと思っていたので
ちょうど良いタイミングです。
310号線も予想していたほど渋滞しておらず
なかなか良い出だしです。

一旦170号線を八尾方面に走り、
すぐに310号線の分岐があるので右折し、
いよいよ山道へ突入します。

制限速度が40kmだったので
4〜50kmで登っていたのですが
RZVでは意外と走りにくいのです。
カーブで減速した時に1速に落とすのですが
すぐに吹けきってしまい2速へ、
そのまま加速すると40kmで3000rpmになるので
3速へ入れるのですが、加速しないのです。
2速に落とすと加速するのですが
結構うるさいので3速へ入れたくなるのです。
2速で60km位まで加速すればうまく3速につながるのでしょうが
そうすると制限速度を大きく超えてしまいます。
ううーん。結局2速3〜40kmで走ってました。

五條から168号線に入り途中でダンプカー2台を
追い越したりしながら快調に山登りです。

途中のトンネルに入った時にトンネル内がとても暗くて
ヘッドライトだけでは前車のテールランプしか見えないので
やむを得ずハイビームにしたところ、
何とエンジンが止まってしまいました!なんで?

RZVのハイビームスイッチは左手側なのですが、
普段ヘッドライトを点けないので
つい、右手側のスイッチを動かしたのです。
そのスイッチは・・・キルスイッチ!
すぐに気づいてスイッチを戻すと、スピードが出ていたので
そのままエンジンがかかってくれました。
真っ暗なトンネルを走行中にびっくりでした。

この直後からオイルランプが点灯し始めました。
最初はエンジンを止めた影響かとも思ったのですが、
よくよく考えるとオイルランプはオイルセンサー直結なので
何の影響も無いはずです。
やっぱりエンジンオイルが減ってきたのでしょう。

前回は9500kmのあたりで点灯し、
カストロール2TSを500cc追加したので
ちょうど500kmで500ccを使った計算です。
1km1cc程度なのでまずまずですね。
点灯してからも600cc以上は残っていることは
確認済みなので安心して走ることにしま す。

このようなことを考えながら坂道を登っていると、
急にスピードメータの針が揺れ始めて
0kmを指したり戻ったり。
そのうちに0kmのままで動かなくなりました。
メータケーブルが切れたか抜けただと思って
路肩に止めて見てみるとメーター側が外れてました。
手で締められる場所なので一安心。
隙間から手を突っ込んでとりあえず締めました。
きっちりとは締め込めなかったのですが、
まあ、大丈夫だろうと走り出したのですが
これがあんな事になろうとは・・・
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とりあえず路肩で修理

そうこうしているうちに道の駅大塔に到着です。
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元から休憩するつもりだったのでバイクを止めて、
メーターケーブルを付ける時に汚れた手をトイレで洗い、
ペットボトルのお茶を買って飲むといくらでも飲めました。

この辺りに来てからは幾分気温が下がっていましたが、
やはり市街地を抜ける時は暑くて
全身汗だらけなのでしょうがないですね。
おみやげコーナーでりえぽんへのおみやげを物色するも
これと言ったものがないので断念し、
日陰のベンチに座って休憩です。
携帯の時計を見ると14時でした。
このまま十津川まで行ってたら
とても夕方までには帰り着けないので
ルートを変更して高野山へ向かうことにしました。

県道53号線に入ってしばらくしたところで
オドメーターが9999.9kmになったので
路肩に止めて記念撮影です。
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撮影中でも乗用車とダンプカーが1台ずつ
通り過ぎただけの通行量の少ない道でした。
舗装も所々に補修の後があるので
オンロードバイクでは走りにくいかも。

滅多に来ない対向車を避けながら
快調に高野山に到着しました。
おみやげ屋さんにでも寄ろうかと思ったのですが
当然ながらお参りの人と観光客が一杯だった上に、
おみやげ屋さんの前にバイクを止める余裕が無いので
 止める場所を探しているうちに通り過ぎてしまいました。

どうしようかと思っていると、
大門の前にスペースがあるのを発見。
早速止まって記念写真を撮りました。
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この頃にはさすがに疲れて来て
休憩できる場所を探しながら走っていたのですが、
トライブインでは食堂みたいな場所しかなくて
諦めてゆっくり高野山を下山しました。

橋本から370号線に入ってすぐに
ESSOのスタンドにドトールがあるのを発見!
すぐに飛び込みました。
飲んだのは「カフェラテ・イン・ゼリー」だったかな?
こんなのでした。
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りえぽんに帰宅予想メールを送ったりしながら
30分位休憩していざ出発です。

少し小雨が降ってきていますが
気にするほどではなくてどんどん行っていたら
トンネルの中でスピードメーターが0kmを指してました。

メータケーブルは着けたはずなので
もしかしたらケーブルが切れたかもと
焦りながらもトンネルを出ると
路面は結構濡れています。

止められる場所を探しながら走っていると
公衆電話ボックスのあるおみやげ屋さんを発見!

早速、隅っこの方にRZVを停めてメーター下をのぞき込むと、
メータケーブルが外れてました。
切れたのでは無いので一安心して取り付けようと手を入れかけると
RZVが動きだしてそのままこちらに倒れてきてしまいました!!
慌てて押さえようとしたのですが
体勢が出来ていないのでなすすべもなく
そのまま倒れてしまいました。ショック!!

どうやら停めた位置が前下がりになっていて
スタンドでは停めきれなくなって動いたようです。

慌てても仕方がないのでしっかりとハンドルを持って引き起こし、
前下がりにならない位置に停めてから
ダメージのチェックをすると
左ミラーのステーが歪んだのと、
センターカウルの左ミラーの上の部分が割れたのと、
左サイドカウルに傷が付いたのと、
シフトペダルが少し内側に曲がっただけで済んだようです。

ゆっくり倒れたのでフレームまでは
影響なかったようでした。

とりあえず左ミラーを手で動かしてカウルへの干渉を避けて
周囲を見てみるとオイルが流れてます。
エンジンオイルかキャブのガソリンが
オーバーフローしたようです。
また、ドライブスプロケットの辺りにも
オイルが流れた跡がありました。
でも、さらに漏れる様子は無いので
何とか走れそうです。

かかりにくいエンジンを何とかかけて走り出したら
フロントのスクリーンをカウルに止めているボルト2本が
無くなっていることに気づきました。
すぐに倒れた場所に戻ったのですが
雨水が一帯に流れていて見あたらないので
諦めることにしました。

前後ブレーキやクラッチ、電装品の様子を
伺いながら走っていたのですが
問題はなさそうだったので一安心です。

河内長野から170号線を八尾方面にしばらく走ると
左折して310号線に入ったのですが、
どうやら帰宅ラッシュにぶち当たったようです。
最初の信号でいきなり渋滞していたので、
170号線に戻って八尾に抜けることにしました。

でも170号線も尺土の辺りまでは大渋滞でした。
サーモスイッチを交換したおかげで
水温が上がりすぎることは無かったのですが
その代わりバッテリーにはきついようです。

ヘッドライトを点けたままでは
オイルランプやニュートラルランプが暗くなってきます。
最初は日が暮れてきたせいかと思っていたのですが、
試しにヘッドライトを消すと明るくなったので、
日没までは消しておきました。

渋滞を抜けるとあとは勝手知ったるいつもの道。
すいていそうな道を選んで19時半に帰宅しました。


バイクを倒したのはショックでしたが、
途中少しずつ休憩しながらでも、
8時間近く走ることが出来たのは自分でもびっくりです。
そんなに長い時間乗っていた気はしないのですが、
さすがに最後の方ではお尻が痛かったことと
左手の手のひらが痛かったので
この辺りが限界なのでしょうね。