ドライブチェーンのメンテ

(2010/09/26)

タイヤを交換した時に、
ドライブチェーンの引きが左右でズレていたので
チェーンの給油も合わせてメンテしました。

まずはチェーンの引き具合の調整からです。
記録のために、元の状態を撮影しました。

元のチェーンの引き具合
左側
(←が前)
右側
(→が前)
左側
右側

左側の方が、約1/4目盛り後ろです。

レーシングスタンドでスイングアームを支えて上げてから
ホイールナットとアジャスターナットを緩めて調整します。

まず、おおよそで良いので
左右均等になるようにアジャスターナットを締め込んで
チェーンのたるみを取ります。

ここから、チェーンの遊びを見ながら引いていくのですが、
その前にリアホイールを1/4づつ回転させて、
チェーンが一番引かれる場所を探します。
本来はあってはいけないのですが、
ドリブンスプロケットの中心が少しスレているので、
一番引かれる場所で調整しないと、
緩い場所で合わせてしまうと
ホイールが引かれる場所に来た時に
チェーンの遊びが無くなってしまいますからね。

エアバルブが一番上から少し後ろに来た時に
チェーンの遊びが一番少なくなったので、
この位置で調整することにします。

左右均等にアジャスターを締め込み、
チェーンの遊びを確認するのを
2〜3回繰り返せばOKでした。

ホイールナットを規定トルクで締め込んだら完了・・・
のはずでしたが、なぜか左右の目盛りに
1/4目盛りくらいのズレがあります。

「何でだろう???」と思いながらホイールナットを緩めると、
何と、目盛りの付いているプレートがナットと一緒に回ってました。
もしかして、元の目盛りがズレていたのもこのせい???

しようがないので、回らないように目盛りプレートを押さえながら
ホイールナットを締め込んで作業終了です。


レーシングスタンドから下ろして
念のためにとチェーンの遊びを確認すると、
全然遊びがありません!(驚)
ホイールナットを締め込む時に動いたのかな?

早速やり直しです。

今度はレーシングスタンドでは上げずに
サイドスタンドだけで立てておいて、
アジャスターナットを1/6回転だけ緩めて、
リアタイヤに後ろから蹴りを入れて調整しました(笑)。

全てのナットを締めてからチェーンの遊びを確認し、
ちょうど良い感じ(遊びが1〜2cm)になりました。

調整後のチェーンの引き具合
左側
(←が前)
右側
(→が前)
左側
右側

左側が少し後ろになっているのは
ホイールナットを締め込んだ時に動いた分です。
う〜ん、これくらいは誤差なのかな?
それとも、締め込む前に確認しておいて、
締め込んだ後の目盛りはズレているモノなのかな?

自分で調整していれば、締め込んだ後のズレとわかりますが、
お店で調整してもらったらわかりませんね。


チェーンの遊びの調整が終わったら、続いてグリスアップです。
チェーンクリーナーは前回終 了してしまったので、
チェーンルブを吹きかけて拭き取るだけで終了します。
そんなに汚れるほど走ってないですしね(苦笑)。

これで今日のメンテは終了です。


メンテ後に箕面までRZVでお散歩してきました。

暑くなく寒くなく良いお天気と気候でした。
陽に当たると暑いですが、日陰は涼しく、
走っていると風が気持ち良いです。

RZVも快調だし、
タイヤも中央部分は皮むきが終わった感じです。

新しいタイヤはヒゲが多いので早く無くしたいのですが、
中央部分はともかくサイド部分はいつになるやら(苦笑)。

まあ、そのうちに無くなるでしょう。