初めにお読み下さい

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とりあえずまずは注意事項として、 と、 まあ固いようですがトラブルを防ぐためにもご協力お願いします。

What's Dustman

このWebPageのタイトルであるDustmanですが、 実は特に意味はありません:-)
dustmanとは英語では清掃従業員みたいな意味があるようですがそれとも関係ありません。
言うなれば高校時代に私の友人が模擬試験のマークシートを書き間違えて名前が「ごみ男」の様な意味になったのが語源です。 それをタイトルの図と組み合わせてDustmanShowとか言ってました。 ちなみにDustmanShowとはSnakemanShowのパクリです。 このWebPageを作るときに私のハンドルネームである「やまとEXP. WebPage」とかやっても良かったのですが、 なんとなくDustmanという文字を使ってみました。 まあ「やまとEXP.」というのも前半の「やまと」はありふれているからこれで良かったかなとか思っています。

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Sound Board & Cardへの誘い

コンピュータのアーキテクチャやOSは千差万別だった時代からだんだんまとまりつつあるのですが(それは良い点もあるものの悪い点もかなり目に付くのだが)、 こと音源に関してはまとまるどころか発散しつつあります。 従来はRolandのGS音源がほぼ独占していた状態からYAMAHAのXG音源やKORG等が優れた音源を発売し、それを支持するユーザーが増えて混沌としつつあります。 低価格なSound Card等も従来日本においては一部のユーザーにはGravis UltraSound等支持されたものの大部分のユーザーにはSound Blasterしか目につかなかったのが、 低価格なPCI Sound Cardがここに来て矢継ぎ早に出荷され選択肢が増えてきました。
これはこれで各メーカーが競争して音源はより良くなるし、 値段が安く良いSound Cardが次々出てくるので面白いのですが、 どのSound Cardを選べば良いか分からないという問題点もあります。
ここは私がSound Cardを私なりに使ってみて書いたものです。 もしSound Cardの選択に参考になるようでしたら幸いです。

でも私的にはできれば音源環境は極力妥協して欲しくないとか、 SC-88Pro用のMIDI Dataをちゃんと聴きたいと思ったらSC-88Proを買うべきだとか思ったりしてますが:-)

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ここで何故かPC互換機の話

ところで私は'96年まではPC-98一筋でした。 理由としてPC互換機(IBM PC/AT互換機)はSound Blasterが主流で、 Sound Blasterに搭載されているFM音源チップであるOPLの仕様からあまり面白味が感じられませんでした。
私は'92年頃にPC-98用のFM音源Sound BoardであるSpeak Board(SPB)を入手しました。 このSound BoardにはPC-88のSound Board2と同等で、OPNAを搭載しておりFM6和音にSSG3和音、リズム6音とADPCM1音が出せました。 これを使う事でPC-98のDOS環境でPCMと合わせてMUAP98やMXDRV等のデータを聴いたり、 ちょっと曲を作ったりしていました。 特に古代祐三氏のThe Schemeはとても凄かった印象があります。 またMIDIデータ等でもWRDなどを使ったものはPC-98のMIMPIじゃないと正常に再生できなかったりしてPC-98の方が有利でした。

PC互換機に手を染めるきっかけになったのは今は亡き「ざべ」の'96年1月号のサウンドカードを知ると言う特集でした。 本来はPC-98のSound Boardの部分を読みたくて買ったのですが、 PC-98の部分は今までの「ざべ」らしからぬつまらなさと、 当時新製品として出たPC-9801-118が期待できる製品として書かれていて私には既に使えないモノとの認識があったのでこれは駄目だと思いました。
しかしついでのはずのPC互換機のSound Cardの部分に惹かれるものがありました。 それがGravis UltraSoundとMEGA DEMOでした。 いままでPC互換機のSound CardにはOPLを搭載したSound Blasterぐらいしか選択肢が無いと思っていたのでSound Blasterでは動作しないMEGA DEMOと言うものと、 それが動作する唯一のSound CardであるGravis UltraSoundにこれしか無いと思いました。 さらに色々調べてみるとGravis UltraSoundはAmiga発祥のmoduleをhardwareで鳴らせる事が分かりました。
moduleは既にいくつか入手していたのですが、 曲は良いけど音質が良くないという印象がありました。 それが良い音質で聴けるというのも魅力でした。

しかし実際にGravis UltraSoundを入手したのは'96年の10月でした。 「ざべ」の頃はGravis UltraSound MAXでしたが、 既にGravis UltraSound PnPに世代交代してました。 何故時期がこれだけ遅くなったかと言うと、 最初は小型なPC互換機を購入しようかと思っていたのですが値段の折り合いがつかなかったのと、 MEGA DEMOを見るにはある程度Hardwareを入れ替えできる必要がありATXが普及するのを待ったのでした。
さらにGravis UltraSoundを購入するのと同時にPC互換機を自組する予定でしたが、 ATXケースが見付からなかったので組み立てるのがさらに1ヶ月遅れました。
Gravis UltraSoundで聴くModuleやMEGA DEMOの音楽はすばらしいものでしたが、 いかんせんSound Blasterとの互換性が低いのは困りモノでした。 そこでとりあえず何処かで余っていたSound Blaster16を借りたりしたのですが、 その頃低価格なPCI Sound Cardが出てきたのでそれを試してみたくなりました。 とりあえずPC WAVEに載っていたENSONIQ AudioPCIを買ってみましたが、 Win上は良いけどDOSではUltraSoundよりちょっとマシな程度だったので次の週にS3のSonic Vibesの載ったSound Cardを買ってみたりと。 このSound CardはSound Blasterとの互換性はまあまあでしたが、 シンセサイザとしての音が良くありませんでした。

そんなこんなで長らくSound Blasterをまたいで来ましたが、 Sound Fontを使ってみたくてSound Blaster AWE64を買ってみたら結構面白くて気に入ってしまったり、 YAMAHAのYMF-724を載せたSound CardがNECから出たときはPCに内蔵するSound Cardは音質的に外付けに敵わないのだから買っても仕方が無いと思っていたのにいざ買ってみたら思ったより音質が良くて気に入ったり、 と節操が無いですね。 それにSound Cardを度々入れ替えるので、 その都度環境がめまぐるしく変わる自組PC互換機はシステムが不安定でWin95を何度入れ直したか分かりません。
そんな訳で私はPC-98が手放せません:-)

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最後にDEMOについて

このWebPageには随所にMEGADEMOもしくはDEMOという言葉がでてきますが、 このDEMOについての詳細はlinkにいくつかWebPageが紹介してあるのでそちらを参照してください。
簡単に説明するとコンピュータ上で音楽に合わせて画像を動かしたりするモノといったところです。 何が凄いかと言うと物体をリアルタイム演算で動かしてみたり、 今流行のテクスチャーマッピングばりばりの3DアニメーションとかをDOS環境の2D専用グラフィックでやって見せるとかの技術力を見せ付ける事です。 この様にして培わせた技術は数年後にゲームとかに反映されたりします。
日本ではどうも先にハードウエアが与えられてそれから何ができるのか考えているような雰囲気がありますが、 海外のDEMO Coder(プログラマ)を取り込んだ3Dカードメーカは彼らの意見を取り入れてハードウエアを開発しているようです。 これでは海外と国内でのPCゲームのギャップが当面縮まりそうも無いと思うのは私だけでしょうか:-P
なにはともあれPC DEMOを見るための環境として、 Sound CardはGravis UltraSoundがほぼ必須といっても良いでしょう。 Video CardはVESA2.0対応のものが必要ですが、 ただVESA2.0に対応していれば良いのではなくてDEMOで使用している画面モードが対応している必要があります。 しかしこれが結構難しいところで現状で最も対応が良いのはET-6000ですが、 これでも観れないDEMOがあります。 Display Doctorとか使えば何とかなるかもしれません。
後はDEMOに合わせてconfig.sysやautoexec.batを書き換える必要があります。 例えば私の場合だとPC DOS7でEMSありで600KB以上確保するとかXMSのみとかEMSもXMSも無い等をマルチconfigにしてます。 そうそう、 当然DOS環境の為にパーティーションを1つ用意するぐらいの事をしてください。

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