当農園では、安心・安全を常に心掛けて米作りをしています。
当農園の米作りの過程を少しご紹介します。
@ 秋、米の収穫が終わるとまず土作りから始まります。 お客様にお願いへのリンク
田に米ヌカとラクト・バチルス(人にも、お米にもいい乳酸菌です)を全面に散布します。
次に乾燥させた牛糞を撒き、まず一回目の荒鋤を行います。12月までにもう一度鋤き込み
稲わら稲の株等を醗酵させ、良質の土作りをします。
A 春4月に入ると、田の荒起こしをします。この頃になると土が出来てきますので、
さらにむらをなくす為に、もう一度4月にすき返しをします。
B 3月中旬には種もみを温湯消毒(農薬を使わない)し水に漬けて発芽させる準備をします。
当農園では苗も全部自前で作っています。このあと5月初旬には代掻きの準備と一番忙
しい時期に入ります。
C 5月中旬、田植えは、少し間隔を広めに設定して、お米に土の栄養分が十分に行き渡る
ように植えていきます。
D 8月初旬には穂が出ますが、その手前10日ぐらいに、カルシウムを散布し、さらに
食味を良くし、栄養のたっぷり入ったお米に仕上げていきます。
E 9月初旬、稲刈りが始まります。当農園では少し早めに刈ります。これは食味が良く、
お米を精米すると、透明感がよく、炊飯するとつやつやで美味しいお米にする為です。
しかしこうすると収量は減りますが、美味しさには代えられません。
F さらに当農園では、乾燥にもこだわりが有ります。
コンバインで刈取ったった稲を乾燥器に入れ、18%に乾燥し、約5時間乾燥機を止め籾を馴染ませて
さらに15%まで乾燥して仕上げます。
当農園の乾燥機は、最新型の遠赤外線式で、稲木の自然乾燥に、より近くなります。
G 数日そのままで置き、馴染ませてから、籾摺りをします。この時に玄米に仕上がりますが、
同時に石抜き機を通して、お米に石が混ざらないように品質をさらに上げていきます。
1袋30Kg(正味)に計量し、すぐに冷蔵庫に入れ保管します。冷蔵庫の温度は12℃〜13℃で
年中管理しますので、いつ食べてもおいしく食べることが出来るよう保管しています。特に
玄米で置いていますので出荷するる直前に精米する事により、さらに美味しく食べて頂ける
と思います。
H 28年度米から「特別栽培米」として農薬・化学肥料の量を当地慣行農法の半分以下で
栽培しています。
I 平成30年度から「色彩選別機」を導入し、幼穂が出てからカメムシ等昆虫を殺す消毒をやめ
さらに減農薬にしました。
小さなお子様が食べても安全・安心で美味しいお米をお届けすることを心がけております。
是非一度食べてみてください。
お問い合わせは下記メールかお電話ください。
荒鋤が出来ました。
乾燥機・手前は冷蔵庫です。
マニアスプレッダで牛糞撒です。
だいぶ稔ってきました。
手伝ってくれるのかな?
播種機で種まきです。
刈り取る直前です。
畔付けの最中です。
田植です。
ハウスに入れて緑化済みの状態です。