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淫らな薔薇たち1027  絹子(3編)  「私の中の淫らな私」



  絹子 [バックナンバー1019]  
数日間、ご無沙汰しました。
PTAの会合があったり夫の実家の所用をしたり、ちょっと忙しい日が続いてしまったんです。
今日は日曜日ですが、夫は出張中ですし息子は部活。
この前も書きましたが、こういう時間ってすごく大切ですし、気持ちの良いものです。

黒田のお爺さんのことですが、私は特にファザコンではありません。
確かに何を考えているか分からない若い人よりは年上の人のほうが落ち着いてるし、そういう面では安心できます。
でも若い子の綺麗な体や迸るような精力(経験ありませんけど、きっとそうなんですよね)にも惹かれるものを感じます。

なのに私の父親と同年代の黒田のお爺さんに惹かれたのは、やはりいかにも好色そうな目の色と臆面ない卑猥な言葉のせいと思います。
お爺さんの卑猥な言葉は、夫などベッドの中でも言いません。
セックスの合間に耳元で囁いて欲しいような言葉を、日中誰に聞かれるかもしれない場所でも平気で投げかけてきます。

「それはお互い様じゃないのか、絹子。お前だってそんなにでかい尻を振って公道を歩いてるじゃないか、猥褻物陳列ナントカだな、ヒヒヒ」
あまりに恥ずかしい言葉なので抗議したことがありましたが、お爺さんはそう返してきました。

お爺さんの家の納屋の中で背後から腰を引かれ抱き寄せられたとき、私は抵抗できませんでした。
驚きはしました。
まさかそんなに突然そうなるなんて思いもしなかった驚きです。

でも期待感はありました。
抵抗できなかったのは、もしそうなったら許してしまいたい・・・と日頃から思っていたからです。
お爺さんの下半身がお尻に密着して前後左右に揺れると、頭の芯がカッとしました。
霞むような陶酔感でした。

「杵と臼とで搗いて熟成した餅の柔らかさだな、この尻は」
お爺さんの下半身がうねると内側に芯の通った硬さがある異物を感じました。

(いやだぁ・・・なに、これ・・?)

黒田のお爺さんは59歳です。
その年代の男性のオチンチンを見たことがありませんが、話ではもう上向きもしないようなことを聞いたことがあります。
だからズボンの中に何か入れている・・と思ったくらいです。
けれど、それは紛れもなくお爺さんの生身とすぐ知ることになりました。

「どうだ、奥さん(この頃、まだ私の名前を知らなかったんですね)、ワシのサオは?」
「・・・」

サオだなんて、何て卑猥な例えでしょう。
でもその言葉で、その硬くて堂々としたものがお爺さんのオチンチンと分かりました。

「サオ、好きだろう? しかも奥さんみたいなスケベな匂いがプンプンの女はワシのようなサオが好きなはずだがな、ヒヒヒ、そうだろう、好きだろう?」
耳鳴りがしました。

お爺さんの「サオ」という言葉も卑猥ですが、私がスケベな匂いがするという言葉に恥ずかしくてクラクラしました。
野菜の入った竹篭の縁をしっかり掴んで立っているのがやっとでした。
その途端、腋の下から差し込まれた手で左のオッパイを鷲掴みにされました。
愛撫というのでなく、容赦なく掴まれたんです。
芯が縮むような苦痛を感じました。

「こんな乳を隠しおって・・スケベ女め」
「いやぁ・・言わないで」
「ワシは本当のことを言ってるだけだ」

オッパイの付け根を搾るように揉んだ指で、次には乳首をブラのカップごとつままれました。
呻きたくなる痛さでした。
なのに拒めなかったのは、ものすごい刺激と興奮を感じてしまったからです。

「あんたはな、こんなふうに犯されたい女なんだよ、顔に書いてある、やってってな」
膝が震えました。
スカートの裾を持ち上げられても何も抗えませんでした。

「前戯、したいか?するのはかまわんが、嫁っ子がパートから帰るかもしれんなぁ・・それでもいいか?」
とんでもありません。
納屋の中に二人でいるところだって見られたら困ります。

「そうか、やっぱりすぐ嵌めて欲しいんだな、このスケベ女が」
どこまでも意地悪でした。

正直なところ、その場で挿入されたときのことをよく思い出せません。
スカートの裾を持ち上げられ、パンティを膝まで下げられた瞬間、異様な異物感が押し込まれるのを感じました。
押し広げられるような圧迫感がして、あとは密着した部分がひどい音を立てて・・・きっと私は瞬間的に気を失ったのかもしれません。

簡単に髪を直して納屋の横に停めた車に乗りました。
お爺さんは悪びれた様子もなく「子種はないから安心しろ、家に着くまでマンコの中で温めておけ」と言いました。
私も妊娠の心配がない時でした。
でも初めから中出しするなんて・・・と思うものの、久し振りの感触を愛しく感じました。

「いいか、奥さんはもう俺の女だ・・分かるな、言ってる意味が」
私は前を向いたまま静かに頷きました。

まだこの時はお爺さんとの関係を維持しようと決心していたのではありません。
でも、抵抗してもきっとお爺さんのものにされてしまう・・そう思いました。
 
 
黒田さんには絹子のようなスケベな女の匂いを嗅ぎ分ける特別な嗅覚が備わっているのかも・・・。絹子も同じような道を辿ることになりそうだね。あの靖子さんと同じ道を・・・。
  絹子 [連続投稿]  
  2度目に黒田のお爺さんの家に行ったのは、それから3日後でした。

その前日の午後3時頃、庭で洗濯物を取り込んでいたとき、お爺さんが裏の小道を歩いていたんです。
驚きました。
一昨日、体を許した人が家の裏道を歩いていたのですから。

でも偶然にしては出来過ぎてますし、きっと作意あって歩いていたと思いました。
私の姿を見止めたお爺さんはフェンス越しに話しかけてきました。

「やっぱりいつ見ても、奥さんの尻はいいね」
何て答えていいのか分かりません。
それより、あんなことをしたというのにすっかり忘れたような調子でそう言うお爺さんを憎らしいと思いました。

お爺さんにセックスされた私は人並みに悩みました。
不倫した後悔とか反省というのでなく、今後のことが不安でした。
何もなかった、全ては秘密のうちに終わる・・とてもそう思えませんでした。

都会と違い、この辺りは狭い町です。
点在する住宅街の先は田畑が広がるような町並みですから、もし噂が流れたらたちまち広まるでしょう。
それが一番の不安でした。
なのに、そんなふうに声を掛けられ憎らしいと思っても、私の心は動揺しました。
あの時も思った、きっとお爺さんのものにされてしまう、その思いが煮えるようでした。

「明日、ワシの家においで。そうだな、午後なら奥さんも都合が良いだろう?」

そうやって人の予定など無視したように言うお爺さんが憎らしいと思いながら、やっぱり私は逆らえず「はい」と頷きました。

当日、黒田さんの家に近づくと周りを窺い、恐る恐る車を入れました。
お爺さんは頃合いを見ていたのでしょう。
前と同じように納屋の横へ車を停めると中から出てきました。

「やあやあ、来たね、やっぱり」
約束を押し付けておきながらその言い草です。
まるで私が来たくて仕方なかったみたいに聞こえて、とても恥ずかしく感じました。

「さあ、こっちへ入りなさい」
車から降りた私はお爺さんに手を取られて納屋に入りました。
「少しは片付けておいたよ。奥に手作りのテーブルと椅子がある。まあ、座りなさい」

納屋が広いのは前回お話しました。
棚が幾重も並んだ間を通り奥へ行くと6畳ほどの部屋に厚い板で作ったテーブルセットがありました。
部屋の上にはロフトがあるようで隅に梯子階段が掛かっていました。

椅子に向かい合って座ると、お爺さんは煙草を吹かしながら私を見ていました。
向かい合って座るのは初めてです。
初めてなのにお爺さんはじっと見つめていました。
その気まずさに何か言おうとすると、お爺さんが言いました。

「不思議なもんだよな。奥さんとはまだ今日で4回しか顔を合わせてない。それが3回目のこないだ、もう嵌め合ったんだからな、そう思わんかい?」
「・・・・・・」
「それはそうと、奥さん、名は何というのかな?」
「絹子です」
「絹子か、絹のような肌を持った女、という意味かな、ヒヒヒ。これから、名を呼ぶよ」
「・・・・・・」
「こうして正面から見るのも良いもんだな、ええ(良い)乳してるの」

オフホワイトのブラウスに紺系のスカート姿でした。
なるべく地味な服装を心がけたつもりでしたが、出掛け前に覗いた姿身にはブラの線がはっきり見えていました。

「尻はでかいし、ええ乳してるし、実にスケベな女だな、絹子は、え?」
「恥ずかしいですわ・・」
「なに言っとるんだ、嵌め合った仲じゃないか・・いや、むしろワシは断られたら止めるつもりだった。だがお前がでかい尻を突き出すから嵌ってしまったんだ。その分では、絹子が嵌めさせたと言ったほうがいい」
「そんなこと・・・そんなことありません」
「そうかい、ヒヒヒ・・・。嫌じゃなかっただろう、どうだ、絹子。旦那の方が良かったか?」

辱められ苛められているのは分かりました。
お爺さんの顔をまともに見られませんでした。
でも、恥ずかしい言葉で卑猥な質問をされて、私はカァッと昂ぶっていました。
辱められ苛められているのに、それを苦痛に思わないんです。

夫との夫婦生活はすっかりマンネリでした。
あっと終わるような一方的なセックスだってもう数ヶ月前のことです。
比較に夫を持ち出されて、私は動揺しました。
夫より断然お爺さんの方が良かったのが、顔に出ているのを知られると思ったからです。

「今日はな、乳はええ。乳はこの次にしよう。尻を出してみろ、絹子。嫌なら、無理にとは言わん」

本当に憎らしいと思いました。
こんな関係になって、私が嫌と言えないことを承知で言っているのです。

「その梯子階段、そこに後ろを向いて立って、尻を出してみろ」
屈辱でした。
屈辱なのに、どうしてか心が膿んでしまったような陶酔を感じました。

梯子階段片手を着き、片手でスカートの裾を捲くりました。
お爺さんは私の背後に運んできた椅子に座って仕草を見ていました。

「何とまあ、いつもそんなパンツなのか? まるで褌じゃないか」

パンティはお尻のカットが大きいビキニでした。
褌なんかじゃない、と言おうとしましたが言えません。

「でかい尻をそんなもので隠そうというのは無理な話だ・・それとも、ははぁ、見せたいんだな、絹子」
下肢が震えて膝が折れそうでした。

「だったら、そんな小さなものは脱いだ方がいい、だろう?絹子」
もう何を考えても恥辱の限りを尽くされそうでした・・・・・・

今、2度目にお爺さんの家の納屋へ行ったときのことを思い出して書いています。
思い出すだけでも恥ずかしいし悔しいし、そして何て刺激が強いことだったか、と思います。

膝までビキニパンティを降ろした私は、お爺さんの命令で自らの手を使いお尻を割り広げたんです。
ある意味、性器よりも排泄器官を見られるほうがずっと恥ずかしいく感じます。
きっとこれまでにもセックスをした何人かの相手にはアナルを見られたと思います。
でもそれは見せたのでなく、行為のうちのことです。

でもこの時は命令とはいえ、自ら開いて見せたのです。
気が遠くなりそうでした。
恥ずかしさも極限でした。

「でかい尻の奥に、そんなスケベで淫乱な穴を隠しておったのか・・・」
その言葉で私は膝を折りました。

でもすぐお爺さんに抱えられ、テーブルの上に横にされました。
そして大きく広げた足の付け根に顔を押し当てられ、アナルを吸われました。
舌先で突かれると背筋が震えました。

強弱つけて吸われると、思いもしない快感が押し寄せてきました。
そんな快感は初めてで怖いくらいでした。
そして、裏返ってしまうくらい強く吸われながら、クリトリスを嬲られると、もう何をどうしても我慢できなくなり達しました・・・。
 
 
アナルに触手を伸ばした黒田さんはいずれ絹子のそこに指を押し入れ、拡張にかかると思う。もちろん、その目的は、絹子と後ろの穴で繋がるため・・・。
  絹子 [連続投稿]  
  黒田のお爺さんの家を初めて訪ねたとき、期待感がありましたし、セックスされるかもしれないという覚悟はできていました。
実際に背後から抱きしめられて、そのまま挿入されました。
緊張だけを感じていたようですが、お爺さんのオチンチン(それもすごく大きい)が入ってきたとき、思わなかった以上に昂ぶっていたようです。

ウエストを鷲掴みにされて大腰を使われると、耳を塞ぎたくなるような恥ずかしい音が立ちましたし、緊張感だけでなくすごく興奮して昂ぶっているのがはっきり分かりました。
私の立場上、してはならない背徳行為です。
それは自覚していても、それ以上に蕩けてしまう快感と陶酔でした。

わずかの間にお爺さんの体液を直接注がれた私はお腹の奥のそれを心地よく感じながら帰宅しました。
多少の後悔はありましたが、きっとこのままでは終わらないと思ったし、これからも呼び出されて何度も何度も挿入されてしまうんだって思いました。
そんなふうにされるのが心の奥に潜んでいた願望かもしれない、とも思いました。

2度目にお爺さんを訪ねたときセックス(挿入されるセックスです)はありませんでした。
納屋の奥の小部屋、そのロフトに上がるための梯子階の前でお尻を出すように要求されました。

「でかくて、丸くて、スケベな尻だな」というお爺さんの口癖が頭の芯に染みついていますから、ビキニタイプのパンティを降ろす手も、頼りなく立った膝も恥ずかしくて震えました。
でも何と言っても一番恥ずかしかったのは、自らの手で素肌のお尻を割り開いてアナルを見せたことでした。

アナルセックスという言葉や行為を知らないはずもありません。
けれどこれまでまったく未経験ですし、体験したいと思ったこともなかったんです。
そもそも、その部分は排泄器官のイメージしかなかったんです。

排泄器官を見られるのは屈辱です。
肉体的よりも精神的に大きいショックです。

そうとしか思っていなかったのに、お爺さんはアナルを舐め吸いながらクリトリスを巧みに揉んできました。
意識が霞んでしまうひどい恥ずかしさの中で堪えられない快感が急激に沸騰して、一気に押し上げられてしまったんです。
そして、交わるセックスでなく悪戯されて達してしまった屈辱感(それも快感だったのですが)に包まれて帰宅しました。

数日間、いろいろ思いました。
思ったのは、最初のセックスは儀式のようなもの、ということです。
儀式が済んでようやく本当の意味で私はお爺さんの女になった、というような意味です。

ですからお爺さんの女になった以上お茶目な悪戯も受けるでしょうし、初めて受けたお尻への悪戯もそんな行為の一部と思いました。
けれど回を重ねて接するうちに、それは思い違いなのが分かりました。

黒田のお爺さんはオッパイやマンコのより、お尻の愛撫に長い時間を費やすのです。
納屋の中で壁や梯子階段に両手をついたり、手作りのテーブルの上でうつ伏せになった私のお尻をお爺さんは熱心に愛撫しました。

「突いて熟した餅のような尻だな」
「この柔らかさ、弾力、垂れかけた熟し具合・・・」
「スミレ色の尻の穴・・スケベな尻だな、絹子」

呟きながら熱心に揉むのです。
そして揉むばかりでは飽き足らないのか、陽に焼けた肉の厚い手の平でお尻を打ってきたのです。

初めはピチャピチャという感じでしたが、「打って揺れる尻の肉がスケベだな」と興奮した声で言うと、ビシッと打たれたのです。
たちまちお尻の皮膚が熱くなりました。
お尻の山の左右を交互に何度も打たれて私は悲鳴を上げましたが、お爺さんの手は止まりませんでした。

「絹子のスケベ尻がッ」と罵るように言いながらお尻を打つのです。
打ちながら時々アナルに触れ、そのまま指を滑らせてクリトリスを揉むのです。
苦痛と快感が複雑に入り混じった感覚は、恥ずかしいのですがすごい刺激でしたし、それに興奮でした。
打たれるのは苦痛です。
苦痛なのに我慢したいと何故か思うのです。

「いつ見てもいい尻してるね、奥さん」
そう言っていたお爺さんの隠した本心が分かったような気がして、どす黒い妖しいどこかに引きずり込まれていく予感を感じました。
怖いと思うのに、やっぱりそれも拒めませんでした。
 
 
恥辱を加えても心底拒もうとしない絹子の被虐心と羞恥を逆手に取って、黒田さんのいたぶりは今後ますます・・・。覚悟しておくことだよ、絹子。  
 
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