私の告白を聞いてください。
主人を8年前に亡くしてから、今年22になる長男、11歳になる次男、6歳になる双子の娘、そして、主人のお父様71歳の6人で暮らしています。
娘たちの年を聞いて不審に思われるのではないでしょうか。
8年前に主人を亡くしているのに、今年で6歳になる娘がいるのですから。
もちろん、再婚してできた子供ではありません。
それならば前の夫のお父様と同居している理由が無いのですから。
そうです。双子の娘は主人の子ではありません。
では、父親は誰かといいますと、正直言って私にもわからないとしか答えようが無いのです。
今の私の置かれている状況、今まで私の結婚以降されてきたことなどについてここに書かせていただきたく思います。
義父は、食品会社の会長をしています。
義母を早くに亡くして、男でひとつで主人や2人の娘さんを立派に育て上げた人です。
そういうこともあり、私にも主人が亡くなった時に
「心配しなくていいから、家にいればいい。私も身の回りのことをしてくれる人が必要だから、祐美さんがいてくれると何かと助かるんだ」
と仰り、私もその言葉に甘えさせて貰うことになったんです。
それが全ての始まりでした。
私は結婚後、働きに出ることなく専業主婦としていましたが、義父に
「何もせずに家にいるのも気詰まりだろうから私の秘書をしてはくれないか?」
という提案を受けました。
でも、私は秘書などした経験が無く断ろうとすると、
「何も難しく考えることは無い。会社や出先などで私の世話をするだけだから」
と仰るので、私もそれならばと、引き受けることにしました。
最初のうちは確かに会社でちょっとしたことなどに世話をするだけですんでいたのですが、だんだんと義父の私に対する態度が変わってきたのです。
「あいつがいなくなってから夜一人でしているのか?」
「悪い虫がつかないようにせんとな」
などと言いながら、私の体に触るようになって来ました。
初めは肩などに手を置く程度でしたのであまり気にしていませんでしたが、それがだんだんお尻になり、腰になり、ついには胸にまで。
「やめてください」
と言っても、その場は
「すまん、すまん」
と言いますが、またすぐに触るのです。
私は義父の社外での会合や、飲み会にも顔を出すようになって行きました。
もちろん、義父に言われてです。
そういう場所で義父は私のことを「秘書」と紹介するので、まさか「息子の嫁」と思っている人はいないと思います。
義父の会社も、世間一般の例に漏れず苦しいようで仕事を取るのに一生懸命に私の目にも映ります。
また、続きを今度書かせていただこうと思いますので。 |