今回は槍・穂高連峰を朝の順光の中で見てみたいという思いでたまらず単独で蝶ヶ岳に行って来ました。
2002,8,31〜9,1
翌日ガタガタという強い風の音に起こされて蝶ヶ岳ヒュッテを出てみると天気はいいのだが、冷たい風が吹いていて、あわててゴアに身を包みご来光を楽しみました。
浅間山方向から上がってきた朝日は雲のない澄んだ空気の中でこぢんまりとしかししっかり赤く見えていました。
しかし、今回はあまりに風が強いので写真の多くも手ぶれがひどく、帰ってきてから消してしまわなくてはならないものがいっぱいでした。
また、下山途中にある”妖精の池”はひっそりとした森の中にあり緑の木々と高い青空を映し出してとてもきれいなものでした。
今回は写真にこだわってみました。是非ご覧ください。
朝の上高地は気温14℃と清冽な空気に満たされていて、防寒準備の貧弱な私は内心失敗したなと感じていました。
しかし、予想通り歩き始めて身体が暖まり、時間とともに気温が高まってゆくとそんな心配もどこかにすっ飛んでしまい。ご覧のような青空を満喫しながら横尾経由で蝶ヶ岳を目指しました。
横尾からは本格的な登りです。登り初めてしばらく行くと登山道の脇に”槍見台”という道標、振り向くとなるほど槍の穂先がかすかに見えています。
途中ふくらはぎがつってしまい苦労しましたが何とか目指す蝶ヶ岳到着、それ以降はあたりの景色を友達にビールで祝杯です。
夕方東から尾根にかかってきた雲を見ているとなんとあのブロッケン現象が見えるではありませんか、あまりはっきりとはしませんが早速カメラに収めておきました。