鏡池から西岳を望む
うん
あ
奥社随神門
冬の戸隠スノーシュー

大好きな戸隠高原、初めて真冬に訪ねてみました。真っ青な空のもと鏡池も凍っていました 2008,3,8〜9。

この冬,最後のスノーシューを大好きな戸隠高原で楽しもうと出かけてきました。5月には森が多くの動物や植物たちの息吹にむせかえる戸隠高原ですが、一面の銀世界の中その片鱗があちらこちらに顔を出していました
 植物園の駐車場に車を止めて歩き出してまもなく雪面に刻まれた動物たちの足跡の多さにビックリです。今日はのんびりとそんな彼らと対話を楽しむくらいの気持ちで歩いて行きます。

すると視界の端を素早い動きで横切るものがいます。リスです。あんなに小さな身体なのに彼らの足跡はくっきりと雪面に残されていました。

奥社随神門前の”あ・うん”もかわいらしい真っ白な帽子を被って愛嬌たっぷりです。
植物園の森

どんぐりハウスから見上げる鏡池越しの戸隠山や西岳は夏でさえ圧倒的な存在感を主張しているのですがこの季節は完全結氷しており夏では決して見ることのできないアングルを私達に提供してくれます。
 特に西岳の雄々しさは空の青と純白の姿を際だたせて言葉を失うほどです。

 ここでランチタイムを楽しむ人達も多く、私達も・・・と思ったところで用意してきたはずのインスタントラーメンがザックの中にありません。

 仕方なく、気持ちを新たに中社のうずら屋さんでそばを食べようと決めて先を急ぐことにしました。

この後、東側の丘を越えて中社方向に進むつもりがだいぶ手前で左側の斜面に紛れ込み、厳しい登りを強いられましたが天候と辺りの開けた視界に助けられて結局は無事植物園駐車場に戻ることができました。

 翌日は戸隠高原スキー場最上部まで登ってきました。ここでも眼前に綺麗な円錐形の高妻山のスッと整ったピラミダルなその姿にウットリし、北アルプスや中央アルプスまで連なる冬の山々を満喫してきました。

 残念ながらデジカメを忘れてしまったので初日の写真だけになってしまいましたが、その風景は心のカメラでしっかりと記念撮影してきました。

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1,この時期のうずら屋さんは普段の喧噪が嘘のように静かです。最近TV−CMにご出演のご主人を冷やかしてきました。

2,2日目にカメラを忘れてしまったのはとても残念。スキー場上部からの北アルプスは五竜岳・鹿島槍ヶ岳を始めとした後立山連峰の眺めが最高でした。 

3,夏の戸隠:鏡池については”戸隠山”を見て下さい。

 戸隠山



 随神門から戸隠連峰の麓を辿って鏡池方向に戻って行きます。
 夏であれば多くの観光客がぞろぞろと散策しているところですが、この時期は数人のハイカーがXCスキーやスノーシューで冬の森を楽しんでいます。
 また、辺りの木々が葉を落としているので周囲の地形も容易につかむことができます。
 暖かな光につつまれた森の中でテルモスから暖かいお茶を飲んで静かな午前のひとときをかみしめます。
 さらに南東方向に進んで行くと天命稲荷の鳥居が見え数人のハイカーがたむろしています。ここからは鏡池まではあと少しです。