土にご注意

  サボテンは別の項目(栽培のポイント)でも述べましたように「水やり3年」とも言われ、水やりが重要なポイントになります。水やりの項目でも述べましたように、培養土によって土の乾き方が大きく異なります
  ですから、どの土が良い、悪い、というのではなくどのような用土に植わっているかを知っておくことが大切だ、ということです。

  サボテンの専門店で購入したものはそれ程問題はないと思いますが、普通の園芸店で購入したものは、ものによっては、株と鉢の大きさの関係で用土がよく見えないことも考えられますし、もっと都合の悪い場合は、化粧砂で用土が覆われていることもあります。これでは水やりの加減が分かりません。

  このようなときは思い切って植え替えることをお薦めします。このような場合に限らず、新たにサボテンを購入したときは普段自分の用いている培養土に植え替えた方がよい、とされています。
  これは(失礼な言い方かも知れませんが)、水やりもさることながら、用土の中に害虫がいる場合もあるからです。特に根ジラミには注意が必要です。サボテン専門店で、しかもそこが行き付けのお店で様子がよく分かっている、といった場合であればさほど必要はないでしょうが、ものによっては植え替え後かなり経っていることも考えられますので、基本的には植え替えを行なう方が良いでしょう。
  また、購入時にお店の方にいつ植え替えたかを確認するのも良いでしょう。

どうしても植え替えができない時は

  でも、仕事の都合やらでどうしても植え替えができない、といった場合もあるかと思います。このような時は、竹串等を使って用土を少し掻き取り、どのような土を使用しているかを確認して水やりを加減するのが良いでしょう。
  化粧砂に覆われている場合も同様で、化粧砂の下にある培養土を少し掻き取り、どのような土を使用しているかを確認します。


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