サボテン栽培で一番面倒なのが、この植え替え作業です。サボテン栽培の年中行事です。億劫がらずにやりましょう。といっても、サボテンファンにとってはこの面倒さもまた楽しみのひとつといえるかも知れません。
植物は何でもそうですが、サボテンでは特に根の張り具合が成長に大きく影響します。植え替え作業はその根を直接見ることが出来るチャンスなのですから。 ですから、元気のなくなった株も一旦鉢から抜いて根を調べ、植え替えることによって元気を取り戻すこともよくあるくらいです。
植え替えの時期春、やや暖かくなってきた頃、関西では3月中旬~4月中旬が適期です。ただ、サボテンによってはこの時期に蕾を付けているものがあります。 このような場合は、花が咲き終わってから2週間程度後に植え替える方が良いでしょう。サボテンの植え替えについては、適期はありますが、植え替えてはいけない時期は特にありません。ですから、やや遅くなっても(5月、6月になっても)植え替えないより植え替えた方が良く育ちます(適期については個々のページをご覧下さい。また、こちらに一覧表も掲載しました)。 培養土で、植え替え作業ですが、先ずは培養土の準備です。園芸店で「サボテン用土」として売られているものでも結構ですが、出来れば専門店で購入した方が良いかと思います。 と言いますのは、一般の園芸店ではその用土の性質や、種類に対する向き、不向きをあまり教えてもらえないからです。
私は専門店で購入した土と、自分で調合した土を適当に使い分けています。
私のレシピ
【レシピ -その1-】
【レシピ -その2-】
植え替え方植え替え後の管理 |
そんなに待てないよ、という方は(実は私もそうですが...8-p)、よく晴れた日で30分~1時間程度乾かしてから植え付けて下さい(この場合は、必ず乾いた用土を使用して下さい)。根の整理をしてますのでせめてその程度は乾かしてあげて下さい。全く乾かない状態で植え付けますとそこからばい菌が入り、根腐れの原因になりますのでご注意下さい。 また、太い根(直径2mm程度以上)を切った場合は半日は乾かして下さい。ですから、半日も待てない、という場合は、このような太い根を切らないようにして植え替えを行なって下さい。 |
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