アイロステラ属とは
外見、花の形ともレブチア属とよく似ており、レブチア属に含められていた時期があったようです。ただ、「蕾の形が異なる」からということで分けられた、ということです。
で、その蕾の形を含めアイロステラ属の特徴は次のとおりです。
- 小さなイボを持つ。イボの高さは1mm程度。
- 蕾はイボの頂点にあるアレオーレの上端より出る。
- 蕾の出方は、先ず綿毛のようなものが現れる。
- 続いてニキビのような膨らみ(写真青矢印)が見え始める。
- 蕾が成長すると、根本にのみ綿毛が残り、殆どがツルツル。
- その他の特徴としては、形は球形、ないしは卵形。
- 子吹きをして群生する。
蕾を付ける場所は、殆どの場合、株全体で見れば下の方にあるアレオーレの脇です。言い換えれば、前年以前に成長した部分に蕾が付きます。種類によって差はありますが、比較的長期にわたって沢山の花を付けるのも特徴です。