guitar SENRI ONE NIGHT VALENTINE in NAEBAguitar

2002年2月16日 苗場プリンスホテル ブリザーディウム


1 雪山へおいでよ
2 Do it
3 雪の別れ
4 木枯らしのモノクローム
5 COOL
6 真顔
7 TORCH
8 未来乗車券
9 Dubidubiduo
10 車があれば
11 REAL
12 ジェシオ'S BAR
E1 Nasty Beaver
E2 たわわの果実
E3 YOU
E4 エールをおくろう
E5 BOYS & GIRLS
E6 真冬のランドリエ

「苗場前夜〜ブリザーディウム直前レポ」はこちら
ただしあくまでも内輪うけ〜( ̄∇ ̄)〜

「苗場」は関西からはスキー場として知名度がないので最初に思い出すのはやっぱりユーミンのライブ
その苗場プリンスホテルでPAGODAの終わったあとの2月にコンサートがあるなんてすごく意外
2002年はいっぱいライブをやると言っていた手始めというわけなのかな?

整理番号順に会場のブリザーディウムに入っていくと
入口でアンケート用紙などと一緒にハート型のチョコレートが3つ入った袋を渡される
台紙と思われた白い紙が千里さんからのメッセージカードだったということを知ったのは帰宅後
JTBツアー特典のエコバッグも含めてバレンタインプレゼントをもらうばかりで
渡すプレゼントは相変わらず何ひとつ持ってきていない私達
しかもメッセージに気づかず紙を捨てかけるやつも続出で(^_^;
席は全席自由ということだったのに入場順に係員に誘導され選択権はまったくなしの状態
中央ブロックの前方がまだまだ空いているのに私達が座らされたのは左ブロックの端の方
一応5列目なんだけど目の前はスピーカー
何人で来ているかなどの事情をまったく考慮しないで席を詰めていくその誘導方法に不満が募る
そしてあとから入場して来た人を係員が中央ブロックに誘導し始めるとその不満は頂点に達し
私達の周りから一斉に「え〜っ、なんで〜!?信じられへ〜ん」と声があがる
最初から抽選による指定席なら納得もできるんだけど
整理番号はバスの号車順に割り振られている上に全席自由は名ばかりとは…(-_-;
とクヨクヨムカムカしても仕方がないので目の前のスピーカー前まで千里さんを呼ぶぞと気合を入れる
(実際その気合が通じたのか頻繁に前に来てもらえ飛び跳ねまくって汗びっしょり^_^;)
ステージは楽器とスピーカーが設置されているだけのシンプルなもの
高さがあまりないし客席はフラットなので後ろの方は見えにくいのでは?
5列目でさえ背の低い友達にはきついものがあったみたい
最初は埋まるのかな?と思った客席もどんどん人が入ってきて満杯になり
予定時間を10分ほど過ぎてからようやくコンサートが始まった

ステージを照らす照明が明るくなったかと思うと何の前触れもなくメンバーがまず登場
Pecoさんは黒のシースルーの衣装でセクシー
続いて千里さんが登場すると客席のみんなが立ちあがる
黒(または紺?)のスーツの上に白(または薄いベージュ?)の薄手のコートをはおっている
一応「冬」の演出なのかな?
(真正面からじゃなかったので照明の加減で衣装の色はあやふや^_^;)

『雪山へおいでよ』
やるとは思っていたけど1曲目に持ってくるとはまたベタな…
わかりやすくて良いけど(^_^;
でもこの曲の中の雪山と苗場のイメージはまったく一致しない
歌の中の登場人物はプリンスホテルのようなおしゃれなところには泊まっていないでしょう(笑)
『Do it』
コートを脱いで黒のスーツ姿へ
スーツの下は赤(またはピンク?)と白のストライプのシャツ
頭からテンションの高い千里さんは早速客席へ乱入
ブリザーディウムは客席へ降りてしまっても大丈夫なの?あとで怒られない?(笑)

「世界一スウィ〜トな夜にしようぜ!」(「ウィ〜」のところに思いきりアクセントつけて)
「心の中でエコーかけてもらって」と言う千里さんはやっぱりテンション高すぎ?
でも客席のテンションもそれに負けてなかったと思う
「2月は意外に仕事が忙しい人もいるようで」と千里さんが言った途端両隣の友達が一斉に私を見た(^_^;

『雪の別れ』
とことん冬の曲攻撃
千里さんはジャケットをすでに脱いでるけど相変わらずスリム〜(*^-^*)
『木枯らしのモノクローム』
最初の部分が「ん〜?(^_^;」だったんだけど久しぶりに聴く曲なのでよしとする(笑)

ここでメンバーはいったん退場
「良かったら座って」の千里さんの言葉に「え〜、もう?」とビックリ
2時間の予定だから仕方ないのかな〜?

苗場は敬愛するユーミンが毎年コンサートを開催している憧れの場所だという話からMCスタート
ここで「憧れの場所」つながりなのか神戸の話が出てくるのがよくわからない(^_^;
「苗場へようこそ」と言いながら千里さんも「初苗場」で
部屋の窓のすぐ外はゲレンデなのにライブが始まるまでずっと軟禁状態だったとか
でも私達だって大阪から9時間もバスに乗って来たのにゲレンデに足を踏み入れてもいないし〜(笑)
苗場の話が来たときは「すぐにOKして!」とすかさず了解して電話を切ったとか
2月はPAGODAという派手なライブをやったあとのレコーディング時期で
どちらかというと篭もりっきりな季節にライブするのが嬉しいと

スキー自体は10年前にやったことがあるらしい
初スキーは上手な人から二人羽織状態で教えてもらったので
その日中にこぶを利用して滑れるぐらい上達しオリンピックに出れるのでは?とまで思ったとか
みんなも思ったことあるでしょ?って普通は思いません、そんなこと(笑)
初リフトはどうやって乗ればいいのか?と迷ったけど
(小さい子供までスタバでラテくださいっていうぐらいの気軽さで乗ってるというのに)
乗ったらあの浮遊感がすごく気持ちがよくて飛び降りてもいいなと思ったらしい
降り場が近づくと今度はどうやって降りるのか?と迷った
「そんなのピッと降りたらいいんだよ」と隣に人に言われて
なんとか降りたったと思った瞬間またリフトの座席がおしりをすくい麓へUターン
その状態はかなり恥ずかしいぞと思いつつ自分がはじめてスキーをしたときのことを思い出した
同じように降り方で迷い降りた途端にこけてリフトを止めてしまった記憶が…(^_^;
2回目のスキーはビクトリアでスパッツのようなウェア(←時代を感じる)を買っていったのに
上手な人が一緒でなかったそのときは全然滑れなくて結局それからスキーはしていないんだとか

ようやくピアノの前に座った千里さんだけどMCはまだまだ続く
予定時間は2時間じゃなかったっけ?(^_^;と思いつつ聞く
ホントはここで歌詞ノートが出てくる予定だったのが出てこず袖に自ら言いに行く
スタッフが歌詞ノートを持ってくるまでの間も千里さんのトークは止まらない
歌詞ノートはいつもの黒表紙のノートじゃなく普通の大学ノートのようなもので
それをわざわざ客席のみんなに見せる
「ピアノの弾き語りは滅多にやらない曲を…」と言いながら
「『でもいつもそう言って同じ曲じゃないですか』って言われるからなぁ」とブツブツ
「この曲はイントロ弾き出しても絶対わからない曲ですよ」と言うので何の曲が出てくるのかドキドキ
「と言いながら佐倉しおりの『メリーゴーランド』だったりして。誰も知らないよね」
と言いつつサビの部分を一ふし歌ってみせる
誰も知らないよねって…知ってる私って…マニア?(^_^;
でも千里さんもそのサビの部分だけしか覚えてなかった様子
話を聞いていると郷ひろみの名前が出てきたので「えっ?『COOL』をやるの?」とビックリ
PIANISMのときにタイトルだけMCで出てきて結局歌われなかったこの曲
「弾き語りで聴きたかったよ〜(>_<)」とライブレポに書いた甲斐があったのかな?(そんなわけないって(^_^;)
郷ひろみの物真似は小室哲哉の物真似とあんまり変わらなかったように感じたのは私だけ?
イントロ弾いても何の曲かわからないよと言いつつタイトルを自ら発表
言わずに弾き出すのかなぁ〜なんて思っていたので拍子抜け

『COOL』
郷ひろみ自身も気に入っていて紅白でも歌われたこの曲
いろんなヴァージョンが発売されていたけど今日のはロングヴァージョン
やっぱりこの曲カッコいいなぁ〜好きだなぁ〜と感激(*^-^*)
今度は弾き語りじゃなくバンドヴァージョンでも聴きたいな(←おねだり)
『真顔』
続いて冬のバラード曲
実はこの曲はあまり好きじゃないのでサラッと聴いてたんだけど
この曲を歌っているときの声はなかなか私の好みだな〜と

バンドメンバーが再登場
Pecoさんはショッキングピンクのミニドレスで手元と髪の毛にはバラの花
「後半戦行くぞ〜」の声にみんなは「え?もう後半戦なの?」という様子がありあり
『TORCH』
ちょっと意外なこの曲は客席のみんなでコーラス部分が歌えるので盛り上がる
千里さんとPecoさんがステージの右へ左へ動きおそばを食べるポーズ
『未来乗車券』
今日絶対に聴きたいと思っていたので嬉しい〜(*^-^*)
新たな定番になりつつあるこの曲ではみんなPAGODAPIAヴァージョンの振りで踊り出す
『Dubidubiduo』
千里さんのピアノで始まるこの曲を聴いたときは「きゃぁ〜」と歓声
去年はツアーやPAGODAPIAで聴きたかったのに聴けなかったので嬉しい〜(>_<)
『車があれば』
SAXがないので「街角で突然始まる」のはサクソフォンではなくギターソロ(笑)
もともと苗場プリンスホテルは寒冷地にあるだけあって全体的にあたたかかったと思う
部屋の中もあたたかかったけど会場の中もそうだったみたいで
このあたりになると汗っかきの私は汗がかなりふきだしてきて目の中に入ってきて痛い〜(>_<)
やっぱりノースリを着てくればよかったとかなり後悔
千里さんも汗をいっぱいかいてるようでシャツの色が変わってる
『REAL』
もう十分汗をかいているのに踊れる曲がまだまだ立て続けに続く(^_^;
『ジェシオ'S BAR』
そして真打登場(爆)
間奏での千里さんやメンバーのソロプレイがカッコいい〜
PAGODAPIAで聴けなかったので思い残しないように飛び跳ねて脱水状態(笑)

ここで本編終了となりアンコールの声があがる
でも私は汗を吹くのと水分補給で忙しく声を出す間もなくアンコールへ突入
すぐに出てきたのは本編で千里さんがしゃべり過ぎて時間がおしていたのでは?(笑)
千里さんは前だけ大柄なチェックになった白のTシャツで頭にはニットの帽子
Pecoさんも衣装替えがあって千里さん曰く玉虫色のドレス
「こんな大きな音出して大丈夫?雪崩が起きてない?」

『Nasty Beaver』
たぶん今日の曲の中でいちばん練習したのではないかとは思うんだけど「ん〜?(^_^;」
でもまぁこれも久しぶりに聴く曲なのでよしとする(笑)
歌詞で「リフト」がでてくるときにはMCで言ってたリフトから降りれなかった姿を再現
間奏ではマイクスタンドを持ってきてピアニカを演奏し曲の最後ではタップ(?)を披露
『たわわの果実』
ウッディさんの「ハァ〜ニガァ〜」のコーラスがとても気になった私(^_^;
マイクスタンドを持って何度も飛び跳ねる千里さんはとても41歳には見えない
『YOU』
『エールをおくろう』
せっかく汗をふいたのに再び汗(笑)

そしてメンバー紹介へ
「みぃわぁこぉ〜はぁまぁだぁ〜」のコールはオリンピック番組の見すぎでは?
Pecoさんの「そしてボーカルは」に続いて「おおえ・せんり〜」とみんなで叫ぶコールには
さすがに41歳の男性には「恥ずかしい^_^;」らしい
「この子があの苗場のときの子です、なんていうぐらいスウィ〜トな夜を」にみんな苦笑

2回目のアンコールにひとりで出てきた千里さんが「弾き語りを」と言うと会場からブーイング
弾き語りイコール終わりってことなので聴き足りていないみんなの気持ちもわかる(^_^;
最近ひがみっぽいという千里さん、ひがまないでね♪
「じゃいいよ、やらないから。メンバー呼んじゃうぞ」の言葉には逆に歓声があがる
結局メンバー全員を予定外で呼び出す
出てくるときつまずいた明石さんに「カッコいいのにつまずくなよ〜明石〜」とツッコミを入れる
淳ちゃんには「桜Tightropeっていうユニットでデビューしたんだよね〜」と話を振ったのに
「苗場って暑いよね〜。厚着してきたのに何なの、この暑さ」と淳ちゃんはマイペース
Pecoさんには今度出すCDの話を振ったけどタイトルを間違ってしまい気遣い空回り(^_^;
(間違ったというよりPecoさんが当初予定していたタイトルを変更したということ)
千里さんの後ろで淳ちゃんと明石さんがこそこそ喋ってるのを見て何の曲をするのか興味津々

『BOYS & GIRLS』
「練習してません」と言う千里さんの言葉が本当だったことはラストではっきりと証明される
徹さんはじめメンバーはPAGODAPIAヴァージョン(最後3回繰り返し)でやってるのに
千里さんだけ通常ヴァージョンで歌っててまったく合わず
終わってから納得できない千里さんは最後のサビから歌い直す
「最後のサビから」と言われてすぐに演奏が始められるメンバーもさすがプロ
気を遣うメンバーに「みんなはいいんだよ、俺が悪いんだよ」

『真冬のランドリエ』
ピアノを弾きながら♪やりたりないのね〜ん やりたりないのね〜ん と歌う千里さん
やりたりないのならもっと歌ってくれてもいいのよとは思うけど時間にも限りがあり
メンバーがみんなステージに残ったままなのにピアノ弾き語りへ突入
徹さんと明石さんは途中からなんとか伴奏をつけるけど
淳ちゃんとウッディさんはさすがに演奏できず
ギターを持たずにステージに立ってる姿は何となく手持ちぶさたな様子
それを察して千里さんがウッディさんの方を見ると「いいよ、いいよ」てな感じでうなずく
なんとなくほのぼのした感じがいいな〜と

曲が終わると全員ラインナップで客席に挨拶してから退場
曲数もそんなに多くないし時間も通常のコンサートより短かったのに
なぜかたっぷり聴いたな〜という印象が残る
Live Depotで千里さんも言ってたけど今回のように何かコンセプトのあるライブがまたあるといいな

「ブリザーディウム直後〜苗場翌夜レポ」はこちら
あくまでも内輪ウケです!



☆メンバー☆
Guitar, Chorus : JUN YAMAZAKI
Bass, Chorus : WOODY WATANABE
Drums, Chorus : TORU TANAKA
Keyboards, Chorus : TOSHIKO AKASHI
Chorus, Dance : MIWAKO "Peco" HAMADA

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