| No. | 作者 | 歌 | コメント |
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| 14 | 河原左大臣 （源融） | 陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに 乱れそめにしわれならなくに |
[みかきもり] 大阪暁会合宿の夕食において、恒例のかるたビンゴで、私は「みち」でビンゴしました。 今年初めの出来事やいろいろなことを思い起こしました。 それで気になったのが、朝見た『響け！ユーフォニアム』のラッピング電車です。そこに何か あるような感じがしました。 しかしあいにくと、『響け！ユーフォニアム』は８月に帰省して偶々映画館に入って見た 『特別編 響け！ユーフォニアム～アンサンブルコンテスト～』をちょっと見ただけでよくわかって おらず、一度『響け！ユーフォニアム』をしっかり見ないといけないと思いました。 ３連休を利用してアマゾンプライムの一気見をしました。 響け！ユーフォニアム（第1期）[13回] 響け！ユーフォニアム2（第2期）[13回] 劇場版 響け！ユーフォニアム～北宇治高校吹奏楽部へようこそ～ 劇場版 響け！ユーフォニアム～届けたいメロディ～ リズと青い鳥 劇場版 響け！ユーフォニアム～誓いのフィナーレ～ 『響け！ユーフォニアム』は北宇治高校吹奏楽部の吹奏楽コンクールの全国大会出場を目指す部員の 人間模様を描いています。宇治市が舞台で京阪・黄檗（おうばく）駅がよく映し出されます。宇治と 言えば10円玉に描かれた平等院鳳凰堂ですが、この平等院の地に河原左大臣の別荘がありました。 個人的には黄檗にある「青少年文化研修道場」で競技かるたの京都大会に出場した時のことが 懐かしく感じます。 吹奏楽に限らず、全国大会出場の裏には一つのことに打ち込む努力と練習があることと思います。 競技かるたでもそれは同じです。北宇治高校吹奏楽部を見て共感することが多いです。 『響け！ユーフォニアム』で時々映し出されるのが音楽室前に並べられた内履きのシューズです。 初めの3年生の時はどれだけ部員が多くてもシューズは整然と並べて置かれていたのが、3年生が 卒業すると少し崩れてきて、代替わりしてからは向きもばらばらで乱れた感じになっています。 まるで北宇治高校吹奏楽部の状況を表しているかのようです。 この描写から「脚下照顧」（足下を照らし、顧みよ）の言葉を感じました。 競技かるたをしているといろいろな場面で履物をきれいに並べておくことを言われますが、 今回この言葉を知り、心のありようもそこにはあるのだろうと思いました。 長野県 円福寺 藤本幸邦さんの詩 はきものを そろえると 心もそろう 心がそろうと はきものもそろう ぬぐときに そろえておくと はくときに 心がみだれない だれかが みだしておいたら だまって そろえておきましょう そうすれば きっと 世界中の 人の心も そろうでしょう |
■参考文献 ・百人一首 全訳注 有吉 保（講談社学術文庫） ・全訳古語辞典（第二版） 宮腰 賢、桜井 満（旺文社） ■参考URL ・Wikipedia 響け! ユーフォニアム ・Wikipedia 響け!ユーフォニアム (アニメ) ・京阪電車x響け！ユーフォニアム2023 ・YouTube／京アニチャネル『特別編 響け！ユーフォニアム～アンサンブルコンテスト～』本予告 ・チーム八ちゃん「脚下照顧」