ソラ耳



ソラ耳とは...?
グライダーと飛行機の用語集です。 空で聞こえる不思議な言葉。 なんとなく聞き間違えているような...

こんなんじゃない、ちゃんとした用語集が見たいという真面目な方は 航空実用事典 by JAL などをご覧ください。

0-9

  • 23 [にじゅうさん]
    [名] 日本でスマッシュヒットした単座練習機 ASK-23 のこと。 ダイブブレーキを含めて舵が軽く操作が簡単で乗りやすいらしい。 固定脚、 プラスチック機としては太目の胴体など、 単純な構造にしてコストダウンを図っているが、 PW-5 とどっこいの性能の割には高価な機体だったため日本以外ではあまり売れなかった。 国内でも現在では PW-5 にその座を明渡しつつある
  • 747 [せぶんふぉーてぃせぶん]
    [名] いわゆるジャンボ旅客機。 日本をはじめ一部の国ではなぜかセブンフォーセブンと呼ばれるが、 生産国のアメリカではセブンフォーティセブンという
    ボーイングが 30 年も前に設計した太古の機体だが、 まもなく登場するエアバス A380 が実際に納入されはじめるまでは、 いまだに最大の旅客機のまま。 株主重視だかキャッシュフロー重視だか知らないが、 競合各社がどこもかしこも、 オイルショックのような短期的な出来事で、 長期方針を簡単に捨ててしまうアメリカンな経営だったため、 競争相手となる飛行機は登場せず、 ボーイングもこれ以上大きな飛行機を作ることがなかったため
  • 777 [せぶんせぶんてぃせぶん]
    [名] ボーイングの最新旅客機。 日本ではなぜかトリプルセブンと呼ばれるが、 アメリカ人はセブンセブンティセブンという
    いくつかの派生形式があるが、そのひとつ、 777-300 は実は 747 よりも長い世界最長の旅客機だったりする。 世界の大規模空港のほとんどが 747 をハンドリングできるように設計されているため、 それより長い 777-300 は取りまわしが難しいという欠点がある。 747 とは違い二階建てではないので積載量は少ないにも関わらず、 長いので取りまわしだけは面倒という、 いい所のない飛行機。 といっても一応利点はあって、 双発機なのでメンテナンスコストが比較的安上がりなことと、 新しい設計のおかげで燃費がいいこと。 といっても人数を載せられないという事実は大きく、 この機体が就航すると予約が取りにくくなるため、 飛行機によく乗る人ならほとんどが嫌っている飛行機であるのも間違いない

A-Z

  • Air Pocket [えあぽけっと]
    [名] 空気密度の薄いところ
    実在しない。 海外旅行に良く行く人が、 自慢気に落ちた時の経験談を語ってくれるし、 マスコミなどでも存在を前提にした報道がしばしば見られるが、 そんなものがあったら周辺は空気密度の差によって引き起こされる、 飛行機が飛ぶなんて問題外の大暴風が吹き荒れているはず。 って、普通気付くよねぇ...
  • Biennial Flight Review [ばいえにあるふらいとれびゅー]
    [名] アメリカで航空機を操縦するために必要な資格の一つ。 日本には相当する制度はない。 biennial というのは「2 年に一度の」 という意味の言葉で、 その名の通り 24 Calender Months 毎に受けなければ機長としては飛べない。 内容は資格のあるインストラクターから 1 時間の Ground School と 1 時間の Flight Instruction を受けログしてもらうというもの。 Biennial という単語は「年に 2 回の」 という意味の biannual という単語と、綴りも発音も似ているのでややこしい
  • Certificate [さーてぃふぃけーと]
    [名] 英語で航空機の技能証明のこと。 ライセンスとは言わない
  • Cessna [せすな]
    [名] 小型の飛行機をつくる航空機メーカー。 現在の主力機種はサイテーションという 10 人乗り程度の双発ジェット機。 日本のマスコミの飛行機関連の報道は正しいことがほとんどないが、 なぜか小型の単発プロペラ機を全てセスナ機と呼ぶのは特に酷い。 もちろん全くの間違いである。 セスナは最近では単発プロペラ機をほとんどつくっていないし、 逆にセスナ以外にも単発プロペラ機を作っている会社は星の数ほどある
  • Cessna 152 [せすなわんふぃふてぃつー]
    [名] 1957 年から 1982 年まで数千機が作られたセスナ社の大ベストセラー入門機。 愛称アエロバット。 奥村のパワープレーンのログ時間のほとんどがこの機体によるもの。 Utility 機なのだが、アクロバットができるというよりも、 ちょっとしたハードランディングなら壊れないように丈夫にした結果らしい。 国際線で飛んでるパイロットの中にも、 この機体で初ソロに出た人がたくさんいるのだ
  • Glier [ぐらいだー]
    [名]
    1. あのパラシュートみたいな奴でしょ? 丘から走って飛ぶ奴。 伊豆とかで飛んでるの見たことあるよ。 気持ち良さそうやね
    2. あのゲイラ・カイトみたいな奴でしょ? 丘から走って飛ぶ奴。 体が剥き出しになって飛ぶのって恐いよね
    って? 違います まぁ、定義としては正しいんやけどね...
  • JA ナンバー [じぇいえいなんばー]
    [名] 航空機の登録番号
    航空機には世界的にユニークなレジストレーション記号がつく。 日本政府は JA ではじまる番号の登録を行うことができる。 つい最近まで

    JA + 種別を表す数字 1 文字 + 3 桁のシリアル番号

    というフォーマットだったが、

    JA + 任意の 4 文字

    と諸外国と同様のフォーマットに変更された
    (ただし、 数字と紛らわしいためアルファベットのアイ "I"と、オー "O" は使えない)
  • License [らいせんす]
    [名] 英語で航空機の技能証明のことを言っているつもりで、 ライセンスと言う人が多いが、 サーティフィケートが正しい
  • Licensee [らいせんしー]
    [名] ライセンス所持者。 何故か、ライセンサーと呼ぶ人が多いが間違い。 そもそも航空機の操縦資格はライセンスはないので Licensee と呼ぶのも間違いで Certificate Holder と呼ぶのが正しい
    → ライセンサー
  • Licenser [らいせんさー]
    [名] ライセンス発行者。 ライセンス所持者のことではない。 → ライセンシー
  • Long [ろんぐ]
    [名] グライダーの着陸で最も危険なこと。 場外で停止目標までに止まれなかったら死ぬよ
    世界のグライダーを教えているところのほとんどで、 ショートよりロングが危険と教える
    日本学生航空連盟はロングよりショートが危険と教えていて、教官が 「ショートするぐらいならロングしろ」 と言うので、 他のところで教えているインストラクターが聞いたら卒倒することがある
  • Manual [まにゅある]
    [名] 取扱説明書の類
    一度ちゃんと作っておけば、 細かいことを教えたりしなくても人に仕事をまかせることができたりする、 とても便利なもの。 グライダーの世界に入ったばかりの人が必要を感じて一生懸命作っていて、 長くグライダーをやっている人に 「どうして今までなかったんですか」 と聞くと 「マニュアル主義に陥らないために、あえて作っていなかったのだ」 と答える決まりになっている
  • Napa [なぱ]
    [固名] サンフランシスコ北東にあるワインで有名な小さな町。 ここの空港には日本航空の双発機訓練施設がある。 ここで練習しているパイロットは英語をあまり良く聞き取れないので、 現地のパイロットには評判が悪く、 それにまつわるいくつかのジョークがある
  • Pilot [ぱいろっと]
    [名]
    1. 水先案内人
    2. 飛行機の操縦士
  • QNH [きゅうえぬえっち]
    [名] 標高のこと
    アメリカ普通 MSL (Mean Sea Level: 海抜) と言う。 世界ではほとんどの国で航空用語はアメリカの真似をしてそのまま使うので、 日本で勉強していると外国で困る。 日本で飛行機の勉強をしていると、 これだけでなく色々困るのだが、 逆に外国で勉強した場合、 その国以外の国へ行って飛ぶことはそれほど難しくないのだが、 日本で飛ぼうと思うと色々困る
  • Twin [ついん]
    [名] グライダーの世界では複座機のこと。 飛行機の世界では双発機のこと
    私はグライダーからこの世界に入ったのだが、 飛行機の練習をはじめたころに「ツイン・ツーで練習した」 と言ったら、 飛行機の世界しか知らないインストラクターには意味が通じなかった...

  • 挨拶 [あいさつ]
    [名]
    1. 家に帰るまでが合宿です。 安全に注意を払って帰ってください
    2. インシデントにならないヒヤッが 10 個集まるとインシデントになる。 小さなインシデントが 10 個集まると大きなアクシデントになる。 アクシデントの背景にはそういったたくさんのヒヤッやインシデントがあり、 そういったことを注意深くつぶしていくことが大切だ
    3. 結果はともかく、 事故なく終えることができてよかった
    4. 以上をもって私の挨拶に代えたいと思います。 って、挨拶そのものやん...
    というような処々のつまらない内容のない言葉のこと
  • あした [あした]
    [感動] 関東で会議の終わりなどに使われる挨拶。 りがとうございました
    → した、します
  • いちびる [いちびる]
    [自動]
    1. ええかっこをする
    2. いらんことをする
    航空用語ではないような気もするが、 ここに載っていることに賛同してくれる人も多いだろう
  • 追い風 [おいかぜ]
    [名] 後方から吹く風。 娑婆では良い意味に使う
    → 背風
  • お祝い [おいわい]
    [名] めでたい人を祝うこと。 ある団体では、 ビニールテープ、 ガムテープ、 係留ロープ、 グリスガン、 ライター、 マジックペンなどを用いて祝う。 また別の国では、 水 10 ガロン、 大量の氷などを用いて祝う。 よいことである。きっと

  • 木曽川 [きそがわ]
    [固名] 木曽三川 (東海地方を流れる大きな 3 つの川) の一つ。 木曽川右岸の、木曽川が長良川と平行している部分で、 両川を分断している堤防に沿った河川敷には、 木曽川場外離着陸場があり、 日本学生航空連盟の東海、関西支部の学生が練習に使っている。 ランウェイは夏暑く、冬寒い。 両川を分断する土手の高さは 6m ほどもあり、 ランウェイに吹く風はほとんどの場合この土手超えの風となるため、 着陸直前に風が変わるという初心者に向かない滑空場。 かといってサーマルリフトがあるわけでもなく、 トラフィックをまわる練習以外はほとんどできないため、 別名を「基礎川滑空場」と言う
  • 機長 [きちょう]
    [名] キャプテンのこと。 FAR 的には Pilot in Command な人。 日本航空では役職名でもあるので、 2 名のパイロットが二人とも機長であるが、 この場合「二人とも機長」という時の「機長」は日本航空の社内役職名で、 法律上の機長はどちらか一方だけ、 というようなややこしい状態もある。 また Student Pilot のソロフライトでは、 そのフライトに乗っていないインストラクターが機長 (P.I.C.) になったりして、 世間の言葉使いとは全く違う
  • 技能証明 [ぎのうしょうめい]
    [名] 航空機を操縦するために必要な資格の一つ。 もう一つ、身体検査が揃わないと飛べない。 アメリカでは他に Biennial Flight Review が必要だったりして、 運転免許証さえあれば運転できる自動車とはちょっと違う
  • ケロシン [けろしん]
    [名] ジェット燃料のこと。 娑婆では灯油のこと。 ジェット旅客機の排気は灯油ストーブと同じ匂いがする。 そのことに気付いている人は多いと思うが、 それは間違いではなく、 実際に純度など微妙な違い以外はほとんど同じものを燃やしているのだから、 匂いが似るのは当然。 ジェット燃料の方がガソリンより高級なものと思い込んでいる人が多いが、 そんなことはないのだ
  • 校歌 [こうか]
    [名] 学校の歌。 コンパで歌うために覚えるが、 西京極や神宮外苑で役に立つ
  • 航空機関士 [こうくうきかんし]
    [名] セカンドオフィサーのこと。 まともな航空会社ならこの人もパイロット資格をもっているが、 日本ではそうでない会社が多いらしい
  • 航空身体検査 [こうくうしんたいけんさ]
    [名] 航空機を操縦するために必要な資格の一つ。 日本ではアマチュアパイロットも 1 年に 1 回受ける必要がある。 アメリカは 3 年 (36 calender months) も有効なのだから、日本ももうちょっと規制緩和して欲しいものである
  • コパカパーナ [こぱかぱーな]
    [固名]
    1. 南米のリゾート地の地名
    2. 1990 年代前半まで、福井空港の合宿に弁当を納入していたレストラン。 関連用語として、 ここの弁当を受け取りに行くことを言う「コパ取り」、 弁当箱などを返しに行くことを言う「コパ返し」 があった

  • 娑婆 [しゃば]
    [名] 全宇宙のうち、ランウェイと格納庫以外の部分
    グリスとかウェスとかワイヤーブラシとかアセトンなどと無縁のすばらしい世界。 関連用語として、 娑婆の食事を呼ぶ娑婆飯 [しゃばめし]、 娑婆の服装を呼ぶ娑婆服 [しゃばふく] などがある
  • した [した]
    [感動] 神戸から愛知辺りまでで会議の終わりなどに使われる挨拶。 ありがとうございました
    → あした、します
  • 失速 [しっそく]
    [名]
    1. 翼の迎角がある限界を超えると揚力が急速に低下する現象
    そのいかにも速度が遅い時に起こる現象であるような名前とは関係なく、 速度が遅くても迎角が小さければ起きないし、 速度が速くても迎角が大きければ起きる
    2. グライダーや飛行機に乗っていることを言うと、 ちょっと訳知り顔の人がすぐに口にする言葉。 なぜかパイロットが登場する漫画や小説などで、 失速が非常に危険な状態として描かれることが多く、 そういういい加減な知識に基づいて「失速したら危ないんでしょ?」 とか言われてしまう。 そんな時、 そう言うあんたの頭が危ないと私はいつも思うのだった
  • 視程 [してい]
    [名] 雲、霧、かすみの影響を受けずに見渡せる視界の奥行き方向の深さ
    グライダーや飛行機に少しでも関わるとすぐこの言葉を使うようになるが、 とても便利な言葉である。 しばらくすると「この言葉を知る前は、同じ事を何と表現していたのだろう」 と非常に不思議に思う
  • します [します]
    [感動] 会議の初めなどで使われる挨拶。 おねがいします
    → した、あした
  • 垂直 [すいちょく]
    [名] 垂直尾翼のこと。 神戸から愛知辺りまでで用いられる用語。 垂直安定版とラダーを含む、 垂直尾翼全体を指して使われる
    → すいへい
  • 水平 [すいへい]
    [名] 水平尾翼のこと。 神戸から愛知辺りまでで用いられる用語。 水平安定版とエレベーターを含む、 水平尾翼全体を指して使われる
    → すいちょく、スタビ
  • スタビ [すたび]
    [名] 水平尾翼のこと。 関東で用いられる用語。 スタビライザー部分だけでなく、 エレベーターを含むアッセンブリ全体を指して使われることが多い。 英語の「スタビライザー」という単語の省略形。 水平尾翼の本来の英語名はホリゾンタル・スタビライザーなので、 スタビと呼んでしまうと垂直尾翼と区別できない。 ホリゾンタルは省略して呼びにくかったために、 省略しやすいスタビライザーが用いられたことと、 胴体から分割できない構造であるか、 分割できるにしても実際に分割されることがほとんどない垂直尾翼と違い、 分割して単体で取り扱われることが多いことから、 水平尾翼だけがスタビと呼ばれるようになったものと思われる
    → すいへい
  • 正対風 [せいたいふう]
    [名] 前方から吹く風
    グライダーや飛行機の世界では好まれる風なので、 ポジティブな表現となっている。 社会復帰した時に 「向かい風に立ち向かう」 という表現を見た時に、ついついこの言葉を思い出してしまい困る
    → 向かい風

  • テレビは松下電器カンパニー [てれびはまつしたでんきかんぱにい]
    [成句]
    1. テレビは松下電器 (現 Panasonic) の製品がよいということ
    2. 真方位 (true direction)、磁方位 (magnetic direction)、 コンパス方位 (compass direction) それぞれの差である、 偏差 (variation)、自差 (deviation) が、 どの方位間の差であるかは忘れがちなので、それを覚えるための言葉。 T (真方位) V (偏差) は ま (M - 磁方位) つしたで (D - 自差) んき C (コンパス方位) ompany と覚えれば、 偏差が真方位と磁方位の差であり、 自差が磁方位とコンパス方位の差であることが覚えられる。 海外では、単に "TVMDC" と言って覚えるのだが、 やっぱり松下電器の方が覚えやすい
    松下電器を嫌う一部の人々の間では 「テレビは三菱電機カンパニー」として使われる。 私は三菱より松下が好きだ
  • 伝説 [でんせつ]
    [名]
    1. Amelia Reid は Reid Hillview のランウェイ 31L から離陸して、そのまま (場周せずに) となりのランウェイ 31R へ降りたことがある
    2. 同志社大学の森川さんは、 大学 4 回生の時に教育証明を取得し、 学士を 4 年で卒業し、 かつ、 大学院に現役で合格した

  • なおぞう [なおぞう]
    [名] JA2088 専用のバラストを兼ねたクッション。 すばらしいデザインは私、奥村の手になるもの。 1988 年につくったのだが、今もあるのだろうか? (2006/02 追記 - JA2088 は JMGC に売り払われてしまい、 その時点ではなおぞうはなかったようだ) 実作業では川本直美嬢が造ったことから、この名がある
  • [にかわ]
    [名] 糊のこと。 より現実的に言えば接着剤のこと。 日本の航空関連法規には米国の法規をそのまま訳しただけの条文が散見され、 日本の立法府の無能を見せ付けてくれるが、 その極めつけがこれ。 米国の条文に glue とあったのを「接着剤」 と訳さなければならないのに 「膠」 と訳してしまっている。 意味は通じないでもないが、ほとんど誤訳と言ってよい。 しかし、条文がそうなっている以上、 日本の学科試験では (現実に則した意味での正解という意味で)「接着剤」 と答えるべきところでは 「膠」 と書かなければ間違いとなってしまう。 こんな法律、試験でいいのか?

  • 背風 [はいふう]
    [名] 後方から吹く風
    グライダーや飛行機の世界では嫌われることが多い風なので、 ネガティブな印象をもつ表現となっている。 社会復帰した時に 「追い風が吹く」 という表現を見た時に、ついついこの言葉を思い出して 「背風は良くないなぁ」 と思ってしまい困る
    → 追い風
  • 初ソロ [はつそろ]
    [名] 初めて一人で飛ぶこと。 パイロット人生の中で一度しかできない貴重で素晴らしい体験だが、 ほとんどの国で、 その後、 不愉快で思い出したくもない体験をすることになる
  • 副操縦士 [ふくそうじゅうし]
    [名] コ・パイロットはマスコミ用語で、 正しい英語ではファーストオフィサーという。 (マスコミで使用されている航空関連用語は、 ほとんどすべて間違っている) スタートレックを原語で見たことのある人は知っていると思うが、 軍隊では機長が「キャプテン」と呼ばれるのに大して、 副操縦士は「ナンバーワン」と呼ばれることが多い。 FAR 的な位置付けでは Pilot in Second となるが、 一人で操縦できる飛行機の場合は右席に座っていても Pilot in Second ではない
  • 補助翼 [ほじょよく]
    [名] 通常、主翼両端の後縁にあり、 左右で差動させることで揚力差をつくり、 機体を傾かせるために使う舵のこと。エルロンとも言う。 他の人に指摘されて確かにそうだなぁと思ったのだが、 エレベーターを昇降舵、 ラダーを方向舵という妥当な訳に比べ、 エルロンを補助翼という訳は何とも不自然。 また、補助翼という言葉自体からは、 どちらかと言うとエルロンよりもフラップを感じさせる。 これって、 どちらも主翼後縁にあるフラップとエルロンの区別がついていない人が訳したか、 最初はフラップを補助翼と訳したものが、 区別のついていない人 (新聞記者とか) によって誤って伝えられて定着してしまったものか、 そういった歴史的由来があるような気がするのだった

  • まつぞう [まつぞう]
    [名] 立命館大学航空部柊野格納庫にあった翼受けのこと。 OB の松岡氏が寄贈したことからこの名があると言われている
  • 向かい風 [むかいかぜ]
    [名] 前方から吹く風。 娑婆では悪い意味に使う
    → 正対風

  • ラリる [らりる]
    [サ変動] オーストラリアでフライトすること
  • 立同戦 [りつどうせん]
    [名] 立命館大学航空部と同志社大学航空部の間で行われる定期戦。 近年では文化の日 11/3 ごろに、 福井県の福井空港で飛行機曳航により行われることが定着している。 ちなみに体育会のほとんどの競技で立同戦が行われているが、 立命館大学で普通立同戦と言えば硬式野球の試合のことをさす。 また、 立命館大学以外の世界では、同立戦と呼ばれる。 各種競技の立同戦の結果を総合した成績で勝敗をつける 「総合立同戦」(世間では総合同立戦) というのもあるらしいのだが、 航空部の立同戦は時期があわないとかで成績に入っていない

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    このサイトに掲載されている写真は主に CASIO EXILIM で撮影し、 ViX で加工されています。

    かつて初代 EXILIM EX-S1 を使っていました。 Y シャツの胸ポケットに入るほど軽く、 常用カメラとして優れていますが、 パンフォーカスのため画質がいまいちでした。 2004 年末に EX-S100 に変更、 大きさ、重さともわずかな変更で、オートフォーカス付になり、 メガピクセルを生かせる画質になりました。 さらに 2006 年に入って EX-S600 に変更し、 動画がかなり綺麗になりました。 お勧めですが、すでに売ってないので、 後継機の紹介リンクです

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