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科学的認識の進展による

二元論の復活


科学

科学は人類の社会的普遍的認識です。
人々は人類として誕生以来、世界の秩序を認識し、表現してきました。
人類は世界の秩序を理解し、秩序に従い、秩序に沿うことで自らの存在秩序を維持し、発展させてきました。
秩序認識方法の一つが科学であり、その認識表現が科学です。
 
秩序の認識は理解解釈で成り立ちます。
理解は対象秩序の区別と関係、その変化を明らかにします。
解釈は理解した対象の他の対象との関係を明らかにし、対象を全体に位置づけて評価します。
ですから、解釈は理解できない対象、知らない物事も含む世界に対象を位置づけることです。
 
科学は普遍的対象を、普遍的方法で、普遍的表現にします。
科学は認識の対象になるあらゆる物事を対象にします。
普遍的秩序を明らかにすることで特殊な個別的秩序を説明します。
科学は現在も進行している認識であり、現時点での認識を表現します。科学は完成していません。
ですから、科学は間違えます。その間違えを正せるのは科学です。
これに対して多くの宗教は何らかの教えを根拠に世界を説明します。
その教えは誰か、人によって記録された教義として確定し、変わるのは解釈です。
科学はすべて仮定の上に成り立ち、仮定は常に再検証されます。
科学は信じることなく、すべてを疑って検証します。

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暫定版:2023.08.28