第3節 やはり不都合は全く生じなかった…文中の-ed分詞句の場合
〔注3−5〕
安井稔編『コンサイス英文法辞典』では(更に荒木一雄・安井稔編『現代英文法辞典』でも)、文例(3−4)中の-ed分詞句を
「名詞句修飾。文頭あるいは主節の主語の直後に置かれて、主節主語を叙述的に修飾する。機能上、非制限的関係詞節との区別は困難である」(participial construction(分詞構文)の項)(下線は引用者)
に分類していることは第二章第5節で取り上げた。「トムは自分のしでかしたことが怖くて、最初は口もきけなかった」が同辞典の示している訳出である。更に[2−16]参照。
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