第七章 開かれた世界から
第3節 文頭・文中に位置する「カンマを伴う形容詞句・名詞句」
〔注7−27〕
第二章第5節では、安井稔編『コンサイス英文法辞典』から次の記述も引用し、本文に引用したCGEL(15.61)の記述に木魂するものであろうという推測を述べておいた。
名詞句修飾。文頭あるいは主節の主語の直後に置かれて、主節主語を叙述的に修飾する。機能上、非制限的関係詞節との区別は困難である:
Tom, horrified at what he had done, could at first say nothing.
(トムは自分のしでかしたことが怖くて、最初は口もきけなかった)。
(participial construction(分詞構文)の項)(下線は引用者)
更に[2−16]参照。『現代英文法辞典』からより詳細な記述を引用しておいた。
(〔注7−27〕 了)
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