50MHz専用スモール・ループ・アンテナの変更です。
50MHz専用のスモール・ループ・アンテナをバリコン同調としました。
ループの直径はそのままに同軸をパイプに挿入するコンデンサから空気コンデンサとしました。
実際には20pFのバリコンとしました。
約10pFで同調しています。
そしてその特性は、前と同じくノイズブリッジとVSWR計で測りました。
ほんの少し調整ズレしていますが良好だと思います。
空気コンデンサはQが高く、アンテナ(同調回路)のQも上昇しました。
従って、VSWRの範囲は狭くなっており無調整では使用周波数範囲は狭くなっています。
なお、写真のよう送信機側の1次ループは前回より縮めたループとしたのですが、縮め足りず潰して調整しました。
これで一般のループアンテナと同じようなアンテナ特性となったようです。
残念ながら、以前より受信感度が上がった、飛びが良くなった、という感じはありません。
受信専用でしたら感度が落ちても、帯域が広いQの低いアンテナのほうが使いやすいかもしれません。
設置から数年、VSWRが悪くなりました。
密閉ケースに入っているとはいえ、バリコンのローターと端子の接触が悪くなった為でした。
これは、バタフライバリコンに変更して復活しました。
それ以降は、引っ越しにも耐え、問題は発生していません。
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