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アパマン・ハムのアンテナ自作、ページ7

7MHz専用スモール・ループ・アンテナの詳細です。

 7MHz専用のスモール・ループ・アンテナを作りました。
前回までのスモール・ループでは7MHzの性能が今一でしたので作り直しました。
今回は、ループの直径を約2m、長さは約6.2mとしました。
又、同調側パイプ径は、10mm、給電側は、以前使った8mm径のパイプです。

 

 そしてその特性は、前と同じくノイズブリッジとVSWR計で測りました。

 

 少し調整ズレしていますが良しとし、これで調整を終わりとしました。
以前よりは感度が上がった感じがしますが、調整だけで実使用していないので本当のところはわかりません。
特性カーブはそれらしくなっています。

 なお、写真のようにかなり送信機側の1次ループが大きくなっています。
これは、同調に同軸ケーブルを使っているためと思われます。
同調用同軸ケーブルは、前回と同じマスプロの75Ωケーブル、3CFVR です。
外皮はPVCなので、そのtanδが影響しているように思います。
要は、同調回路のQが落ちて同調インピーダンスが低くなっている為と思われます。

 なお後日、VSWRをもっと落とすように再調整しました。

 

 以前よりは感度が上がった感じがしますが、インピーダンスは低くなってしまいました。
又、帯域も狭くなってしまいました。
しかし、同軸ケーブルを少し(1cm単位)動かすとバンドの上下に同調点をずらせます。
水色の曲線は、以前のVSWRカーブの周波数をずらした表示です。
但し、これは同調回路のQが上がっている為でしょうから動作としては良いはずです。

 

 次回はもう少しインピーダンスが上がるようにしたいと思っています。

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