グラフよりモーター電圧を設定する方法、覚書きです。
2022.12.23
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モーター電圧を2Vから3Vの間で可変し10分間でどの位アームが動くか測定しました。
グラフにしますと、
横軸を移動距離、縦軸を電圧にしています。
2Vと3Vの時の値を繋いで直線とします。
この時の式は、v=2+(l−26.5)*(3−2)/(58−26.5)
vはモーター電圧、lは10分間の移動距離です。
グラフの直線近似とは微妙に異なります。
次にこのグラフは10分の時の物なので、実際のレコードの演奏時間に拡張します。
実際のレコードの演奏時間をM(分)とします。
実際のレコードの溝幅をL(mm)とします。
そうすると、LとMからモーター電圧(V)が求まります。
V=2+(L−26.5M/10)/((58−26.5)/M/10)
=2+(100L/315M)−(265/315)
V=0.77+0.465*L/M
これで、レコードの演奏時間と音溝の幅から必要な電圧が計算できます。
実際にレコードの溝幅と演奏時間を入れてレコードを演奏しますとちょうど良いトレースとなりました。
問題は、その都度計算しなければならない事、演奏時間が書いてないレコードがある事です。
それに対処する為にはアームの角度が付いたときに電圧値を変える制御が必要です。
光で制御する必要がありそうです。
以上、ピュアストレートアームの制作、MEMOページ1でした。
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