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ピュアストレートトーンアームの制作、ページ9

ギアモーター、プーリーをやりくりしてスピード調整しました。  2022.12.5

 さらにアームをゆっくり動かすためとアーム位置を元に戻すための工夫をしました。
現行は、減速の終わりの方にウォームギアを使っている為に逆転が出来ませんでした。
仕方ないのでウォームギアの止めネジを外して元に戻す事にしていました。
それでは使い勝手が悪いので、ギアードモーターから先を全てプーリーとしました。
こうするとプーリーに掛けたベルトが滑って手動反転できます。
又、平ベルト(ゴム)では伸びがあって初動時の動作がおかしいのでウレタンの丸ベルト(手持ちの1.5mm径)にしました。
それでもギアードモーターの出力部分は小さいプーリーで滑るのでプーリーの代わりにギアにしました。
ギアードモーターのモーター部分は平歯車でしたが、さらに減速するためにウォームギアにしました。
キットの中にウォームギアが入っていたのでそれを使いました。
ウォームギアにしますと、モーターの向きを変えなければならず、モーターはギアケースより外に出しました。


モーターの電圧は、2Vから3Vの間でちょうど良い感じです。
各電圧で一定時間の走行距離を測定してグラフを作りました。
そのグラフとレコードの演奏時間と音溝の幅から必要な電圧が割り出せます(*)


そうしてトレースしますとまだやや電圧が高めで先走りしていますが、なんとか最後まで電圧を変えずに演奏ができました。
リミットスイッチは、秋葉原に行った時に軽くスイッチが切り替わるものを選んで購入してきました。
そしてこれをプレーヤーに仕立てました。
準・リニアトラッキング・トーンアームの制作、ページ1へ飛ぶ。

以上、ピュアストレートアームの制作、ページ9でした。
(リニアトラッキングアームその4というかハイブリッドアームの制作、ページ5)

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