私が使用しているダイナベクターのカートリッジの原点に近いカートリッジです。
このカートリッジ、入手時点でおよそ30年経っており当時の状態をどの程度保っているかはわかりません。
少なくとも、ダンパーはへたっているようです。
適正針圧をかけて、レコードを回した場合、ボディがレコードに着きそうな感じです。
それでも出てくる音は、まともです。
素直な音で、カートリッジに進化なんてあるのか、と思わせる音です。
針を拡大してみますと、
今のダイナベクターのカートリッジと異なりけっこう大きな針が付いています。
こういう形状の方が振動を良く伝えられるような感じがします。
なお、15Bを入手したので、15AQは売却しました。
15Bは、ベリリュームカンチレバー、シバタ針, 周波数特性 20Hz〜30kHz ±2.0dB で、2mV出力、針圧1.5g です。
次は、15AQとDV−10X2との比較です。