私が使用しているダイナベクターのカートリッジの原点に近いカートリッジです。
カンチレバーの長さの違いは、すぐにわかります。。
15AQは、周波数特性を伸ばすために短くしているのかもしれません。
残念ながら、15Aがどうなのかはわかりません。
ケースは、両方共に同じ赤色透明樹脂ですが、その台は、10X2が樹脂、15AQがアルミで異なっています。
10X2のほうがカンチレバーが長い分、マグネット・アッセンブリが後ろに下げられています。
針の差が大きいですね。
10X2は接合針、15AQはムク針です。
10X2のコストダウンの証がこの針ですね。
実際に手に取ってみると差がよくわかります。
今までは、これらの差は全くわかりませんでした。
15AQの針先はごみが目立ちます。
ですので、ピンセットで針先のごみを取りました。
又、カンチレバーのアルミはずいぶんと腐食が進んでいるように見えます。
カンチレバーをいじりましたら、こちらもゴミのようです。
レコードから飛び散ったカスのようです。
これを取りましたらカンチレバーもきれいになりました。
以上、今回のチェックでこの15AQの良さが明らかになりました。