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 DV−15AQのご紹介2ページ目です。

 
私が使用しているダイナベクターのカートリッジの原点に近いカートリッジです。


秘蔵の未使用新品DV−10X2を持ち出してきて比較しました。
左が10X2、右が15AQですが差が歴然とあり、ちょっとがっかりしています。
10X2は、廉価版として登場したようで、価格はわかりませんが1万円台だったのでは、と思います。
ちなみに、10Xは、16,000円でした。
まず、外見の比較です。

 

 カンチレバーの長さの違いは、すぐにわかります。。
15AQは、周波数特性を伸ばすために短くしているのかもしれません。
残念ながら、15Aがどうなのかはわかりません。
ケースは、両方共に同じ赤色透明樹脂ですが、その台は、10X2が樹脂、15AQがアルミで異なっています。
10X2のほうがカンチレバーが長い分、マグネット・アッセンブリが後ろに下げられています。

針の差が大きいですね。

 

 

 10X2は接合針、15AQはムク針です。
10X2のコストダウンの証がこの針ですね。
実際に手に取ってみると差がよくわかります。
今までは、これらの差は全くわかりませんでした。

15AQの針先はごみが目立ちます。
ですので、ピンセットで針先のごみを取りました。
又、カンチレバーのアルミはずいぶんと腐食が進んでいるように見えます。
カンチレバーをいじりましたら、こちらもゴミのようです。
レコードから飛び散ったカスのようです。
これを取りましたらカンチレバーもきれいになりました。

 以上、今回のチェックでこの15AQの良さが明らかになりました。

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