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 BRAUN L 630 その3

 
ネットワークのコンデンサを変更しました。

100μFの電解コンデンサをフィルムコンデンサにしました。


 ネットワークの回路は以下のようです。

フィルムコンデンサのうち青い物はどこの物かはわかりません。
緑色はEROのメタライズド・ポリエステル・コンデンサでまあまあです。
100μFのフィルムコンは高いので、安く入手できる95μF(\ 2,848/1個税抜)にしました。
これに手持ちの3.5μFを足して98.5μFにする計画でした。
ですが、この95μF、実測は91μFしかなく、追加のコンデンサは3.5μFを2個とし、合計98μFとしました。
交換方法はL300と同じです。
電解コンデンサの根本を切ってリード線を残しそこにフィルムコンから延ばした線をハンダ付けしました。

 さて、交換後に試聴しますと、L300と同じような独特のねっとりした音がします。
絨毯の床に直置きにして試聴しましたが、ドームスコーカーのおかげか立っても座っても同じ音がします。
2020年代でも十分に使える音です。
情報量は少し落ちている感じがありますが、ねっとり感がそれを補っているようです。
これにて改造はおしまいにします。

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