Banner

 ソナス・ファベール ベネレ1.5 大改造

   Sonus faber  Venere 1.5  
ソナス ベネレ1.5 は、2015年から2020年ごろのソナスのエントリー機でした。

ペア19万円位、モデル終了後に中古を安く購入しました。

エントリー機と謂えどもソナスの音がします。


 

 但し、音をきちっと鳴らす方向とは少し違いますので、ユニット交換、エンクロージャーに手を入れてみました。



交換したユニット、ウーハーは、
Peerless SLS-P830945 5-1/4インチ Paper Cone Woofer 4 Ohm



ツイータは、
SB Acoustics SB26CDC-C000-4 Alum-Ceram Dome Tweeter

どちらも数千円の製品です。



ベネレのバッフルは落とし込みがあり自由に製品を選べませんでした。
特にウーハーは、フレームが楕円なので、選択の余地がありませんでした。

このピアレスのウーハーはコーン紙が紙ですが、硬めになっており細かい音が消えずに出るのではないかと思われます。
元のユニットはポリプロピレンの紐を編んだ物なので、分割振動は抑えられますが、音質的にはおとなしくなっているはずです。

箱は内部をかなり激しく補強をしました(写真無し)。
吸音材は減らすのではなく追加をしました。
木の箱はいくら補強しても振動します。
ベネレの天板にはガラス板が張り付けてあり、これの振動が音に反映されています。
ソナスの高級機種に習い、天板と正面に革を貼り付けました。
ソナスは、量産性を考えて合皮を使っていますが、こちらは一点もの、牛革を使いました。

ネットワークは外しました、マルチアンプ対応です。

   

一番右は元のベネレ、ユニットと天板の様子です、Stereofile誌サイトより拝借しました。
ガラス天板の様子が良くわかります。
又、バッフル一番下のバスレフポートは埋めておらず、革で覆われているだけとしています。
下の写真は、外したユニット、ネットワーク、サブバッフル達です。

ホームへ戻る。 スピーカーの開始へ戻る 次のページへ