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 Siemens A40−A1

 
10年の差の比較です。


 

 まず、出し惜しみをして箱の比較です。

文字の色が薄い方が以前購入したもので、濃い方が今回('99)の購入品です。
ロゴマークが異なるのが、”?”です。どちらが本当なのでしょう?

さて、いよいよ次はユニットの正面です。

左が、古い方、右が新しい方です。
コーン紙の色と、フェルトのガスケットの色が異なりますが、その他に変更は無いようです。
コーン紙のリブが異なって見えるのは、光の具合のためで、実際には差はありません。
コーン紙を指で叩いた(弾いた)時の音は少し違います。
古い方は、低域の共振周波数の音が大きめに聞こえ、新しい方は、指がコーン紙をこする高い音が大きめに聞こえます。
この違いは、経年変化による違いによるのか、本当に微妙に異なるのかはわかりません。

次は、リア側です。

ポールピースの基部の形状は変わっていませんが、メッキの質が異なっています。
わかりにくいのですが、マグネットの大きさが異なっています。色もです。
マグネットの違いをわかり易くする為に横からも撮りました。

この写真でお分かりのように新しい物の方がマグネットの直径も厚みも増しています。
そして、全体の寸法を合わせる為にポールピースの基部の厚みを減らしています。
又、細かい事ですが、SP端子をフレームにとめるゴムの色(と材質?)も異なっています。

次のページに、これらの違いについて少し考えた事を書いてみました。
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