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 Klipsch RF−35 改造

 
さらに改造を行いました。

RF-35が増殖・分解を始めました。


 ウッドホーンがマンタレーホーンになりました。
MRU594Aです。
ドライバーは、TADのTD-2001になりました。
FOSTEXのD-1400は予備としていましたが全く使わないので売却しました。

 TD-2001が相手ですと低域が力不足となりました。
箱の補強をしてだぶついた低域を改善しないとなりません。
内部を補強しようとしましたが、大変そうなのであきらめました。

 ちょうどそのころ、スピーカーの運送がやり難くなってきました。
ある会社が取扱いを止めてしまったからです。

 そこで、このRF-35を最後まで使い倒すことにしました。
補強は、外側からする事にしました。
あの新築そっくりさん、のような方法です。
前面と底面を除く4面に板を張り付ける方法です。
 

  上の写真がその雄姿です。
 RF-35は、2台共に13mm厚の板をねじ止めしました。
 エッジには、段差見切りを張り付けました。
 これは、床に段差がある時に取り付ける板で、塗装済です。
 これで低域がしっかりとしツイータとのつながりも自然になりました。

  次に左右共にトランスミッションライン式に変更しました。
 片方はウーハーを1個にし、ツイータと小型フルレンジを取り付けています。
 両方ともにTANGBANDのチタン振動板のものです。
 現在は、ツイータとフルレンジはネットワークでつないでいます。
 マルチアンプでドライブしウーハーと2チャンネルマルチを構成しています。
 将来は3チャンネルマルチとする予定です。

  もう片方は、ウーハーをそのまま残し、Vifa(Tymphany)XT25BG60-04を取り付けて2ウェイとしています。
 これは、上のホーンとの2ウェイマルチのウーハーともなっています。
 ネットワークの周波数は2kHz台で、マルチのクロス周波数は500Hz、ないしは800Hzなので問題はありません。
 写真撮影時は化粧パネルが外れていました。

  隣にあるのは、上部がREVOXのピッコロ(現行品ではない)  です。
 下は、ウーハーボックスで、SB Acoustics の6 1/2'' SATORI MW16P-8 を取り付けています。
 これもトランスミッションライン式で、これを作ったのでクリプシュも改造に踏み切ったわけです。
 30Hzまで変な押し出し感のない自然な低音が出ているのが改造した理由です。

 

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