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 Klipsch RF−35 改造

 
さらに改造を行いました。

RF-35が増殖・分解を始めました。


 RF-35のネットワークにはツイータに直列に抵抗が入っています。
ウーハー2本ではツイータの能率に合わないからです。
抵抗が取れればツイータの音質はさらに向上するはずです。
それでRF-35をさらに追加し片側2本としました。
ヤフオクで安く手に入ったからです。

 ウーハーを4パラにしますと低域の表現力が増したように聴こえます。
箱はそのままですので容量が増したわけではなく周波数特性も変わりません。
バッフル効果で低域の量が増したのかもしれません。

 アンプの方はバイ・アンプからマルチ・アンプへと進化しました。
そうしますとツイータをなんとかしたくなってきました。
ネットを調べましたら、ウッドホーンが比較的安く販売されていました。
リューズテクニカです。
ここのW-300S(スタンダード)を入手しRF-35のツイータを取り付けました。
仕上がりは写真のようにそこそこ、でもこれで十分です。

 
 左の写真がその雄姿です。

 RF-35は、2台を密着させるために足は外側だけです。

 中央は足の高さと同じ板を敷いています。

 後から入手したRF-35には足がついていなかった為もあります。

  ホーンの部分をのぞいてみますと、

 

 左側のツイータを取ってウッドホーンに取り付けました。
 写真でわかるようにツイータの穴はめくら蓋をしています。
 右はそのまま残しています。

 

  ウッドホーンへの取り付けは、薄いべニア板に穴を開けてツイータを差し込んでいます。
 穴径は、約32mm、ツイータの前側の出っ張り(イコライザ部分)が丁度入る大きさです。
 そしてその板にねじ止めすればそれでよかったのですが、後ろからウッドホーンに付属のホーンスロートで押さえる形にしました。
 音は改善されましたが、ほんの2週間で本格的なツイータ装着となりました。

 

 付け替えたツイータは、FOSTEXのD-1400です。

 

 これはさすがにアルニコの高級品、音がしっかりしています。
 低域楽器であっても高域の音も含まれており全てがグレードアップしているようです。

 これは、低域の周波数が500Hzまで伸びており、ウッドホーンとの絡みで800Hz までは十分に使えそうです。
 このシステムを使用してエレクトリック・クロスオーバーの検討を行おうと思っています。
 この手のウッドホーンは、上下の指向角が狭く、座って聴くのと立って聴くのと音が変わるのが難点です。

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