ボホール・アロナビーチ2007 夏 
ログ No.11
【アロナ・ダイビング旅行6日目】


今日も朝5時半に目が覚めました。
とうとうダイビング最終日です。5日って短いねぇ。 5時半では既に日が昇っているので朝日の写真を撮りに行くのも中途半端で、やっぱりバルコニーでログ書き。

  子供たちが起きてきたら、今日もTrudisに朝食へ。今日もラーメン2個(130P約390円)を大きい丼に入れてもらい、みんなでシェア、下娘はパンと卵とマンゴーのセット(70P約210円)、私と上娘はマンゴーパンケーキ(60P約180円)。そして今日もお昼のテイクアウトを頼み、チャーハン3個(25P×3約225円)と鶏胸肉2枚(130P×2約780円)。何か毎日同じものを食べてるなぁ。でも飽きないのよね。

  今日もアロナ近辺でのダイビング。ガイドはフィリピン人のTotoさん。アメリカ人のお客さん、Steveが一緒です。このSteve、今韓国で働いているらしいです。ものすごくいろんなところで潜っていて、話を聞いてとても楽しかったです。フィリピンのマニラから600km離れたドンソルという町の沖にジンベイザメが回遊してきて、2月に行ったときには1回に20頭ものジンベイザメが見られたとか。ここはシュノーケルだけらしいけど、それは凄い!子供がもうちょっとシュノーケルが上手になったら行ってみたいな。

オニハゼ  1本目、ハバガット・レック。レック(沈船)と言っても、バンカーボートの残骸が沈んでいるだけなんですが、その沈んでいる場所が水深37mとちょっと深い。上がってくる砂地も傾斜が緩く、水深を上げるのに時間がかかりがちなので、decoの管理には十分な注意が必要です。

ウツボクリーニング ここの横の砂地にはハゼがいろいろと居て楽しそうなのですが、私的にはdecoが厳しいのでサクッと沈船だけ見て水深を上げる方向で。夫は砂地でオニハゼ(↑写真 Photo by U)の仲間を見つけていました。私は沈船の中でエビにクリーニングされるウツボ(→写真)やタテキンygを見て楽しんでいました。一緒に潜っていたSteveはアメリカ人らしく、ウツボが大好きなので、ウツボのクリーニング、ものすごく喜んでいました。

ニシキフウライウオ  窒素80%のアラートがなったので、惹かれるハナダイを見つけたけどそそくさと水深を上げはじめますが、途中でニシキフウライウオ(←写真)発見。時間を掛けずにサクッと1カットだけ撮ってさらに水深を上げていきます。以前ならここで粘ってたところだけど、安全第一だからね。水深を上げたところでDecoに余裕が出たからと言ってぎりぎりまで遊んではいけません。遅滞なく、でも急ぎすぎず、6m位まで上がります。
  棚の上でフィリピンスズメダイなどとたっぷり遊んでダイブタイムは70分。Totoさんのガイドも長いねぇ。

  2本目はポイントを移動し、アルコポイントへ。目指すはピグミーとのこと。ええぇ?ここにもピグミーが居るの?3日目の「バリカサグでマクロツアー」では見つけられなかったから、ちょっと期待しちゃう。 1時間ほど、のんびりと船の上で水面休息。穏やかな海。青い空。お客は3人。広い船で思い思いに寝転がって至福の時を過ごします。いや〜幸せだねぇ。

ハダカハオコゼ  さて、2本目エントリー。すぐにリーフエッジで白いハダカハオコゼ(写真→)と、大きな白いオオモンカエルアンコウとご対面。オオモンカエルアンコウはそっくりの白いコーラルに逆さにくっついていて、まさに擬態の名人って感じ。私の100mmレンズでは撮影対象外なので、ちょっと観察してから一気に-27mのウチワを目指します。

ピグミーシーホース なんの変哲もないウチワですが、目的のウチワに到着した瞬間にTotoさんがピグミー(←写真)を2匹見つけました。凄いぞ、Totoさん。 2個体のうち、写真に撮りやすそうな方をねらって数カット撮影。1本目が深かったから-27mに長居は禁物。数カット撮って、またもさっさと水深を上げはじめます。やっぱり深いとゆっくり出来ないねぇ。サクッと目的の写真を撮れるよう修行が必要かも。でも、私は浅くてのんびりしたダイビングが好きだわ。


ゼブラウツボ  水深を上げてくる途中で、Steveが何度も呼ぶのは必ずウツボとStone Fish。なぜ外人さんはウツボとStone Fishが好きなんだろう。。。。でも、このゼブラウツボ(→写真)はちょっと好き。最初に見たときは全身が出ていたんだけど、すぐに岩の間に入っちゃって残念。 棚の上では、定番のエビなどを教えてくれるTotoさん。
昨日の黄色いカエルアンコウはどこで見た?と聞くので昨日見たあたりに行ってみたけど発見できず。ヘコアユのペアや、チョウチョウコショウダイyg、キセワタガイの交接などを見ていると、遠くから呼ぶTotoさん。行ってみると昨日とは別個体ですが、かわいい黄色いカエルアンコウを見つけてくれました。しかし、そこは-8m位(遊んでいたのは-6m位)だったので、無理に降りていくことはしないで上から1枚だけ撮っておしまい。いや〜楽しいダイビングでした。

キセワタガイ交尾チョウチョウコショウダイyg
(左)キセワタガイ交接。何匹いるの?(右)チョウチョウコショウダイyg

  ビーチに戻り、乾いた水着に着替えて、今日もバルコニーでランチ。このパターンがのんびりしていていいねぇ。

ツバメウオ  今回の最後の1本はクリスタル・サンクチュアリをまったりと流すことに。ここは餌付けポイントになっているのか、人なつっこいツバメウオが数匹我々の後をストーカーしていました。手を出して指をこすり合わせるようにすると近寄ってくるのがかわいいです(←写真 Photo by U)。このポーズをとっていると、周りからベラやスズメダイが沢山集まってきてなかなか凄いことに。でも、やっぱり餌付けはやめた方が。。。。

スプリンガーズダムゼルyg  このポイントは他のポイントに比べてキャベツみたいなサンゴが一面に広がっていたり、スプリンガーズダムゼルが好きなチクチクしたサンゴが一面に広がっていたりして凄かったです。特にチクチクしたサンゴは、スプリンガーズの畑といった様相で、見渡す限りのサンゴに大小様々な青いスプリンガーズダムゼルが群れ集い、とても美しかったです。そして、サザナミヤッコやイナズマヤッコなどの大型のヤッコや様々なチョウチョウウオなども居て、ここだけでも十分楽しめる感じです(→写真はスプリンガーズダムゼルの幼魚。素晴らしくきれいな青です)

  こうして、今回のダイビングは全て終了。やっぱりあっという間だったなぁ。まだまだ行ってないポイントもあるし、潜り足りない感じです。 ダイビング後は恒例の子供たちとのプールタイム(↓写真)。下娘もずいぶん泳ぐのが上手になりました。

プール

  今日の夕食は昨日夕食をご一緒したご夫婦と鶏を食べに行く約束です。そのご夫婦も2人だけでは鶏1羽が多いだろうからと躊躇していたから、我が家と合わせて2羽頼めて好都合です。もうダイビングも終了なので、私も遠慮なくビールを飲みます。お二人は鶏を美味しい美味しいと言って食べてくれて、紹介したこちらもとても嬉しかったです(うちの払い分500P約1500円)。食後は子供たちと奥様と私はデザートチーム。男性二人はラーメンチームに分かれました。いや〜、今日も美味しく楽しく頂きました。私は夫が帰ってくる前に早々にお休み。。。。。 男性チームが帰ってきたのは10時半頃。当然ラーメンだけでは飽きたらず、まだビールを飲んでいたと告げ口したのは上娘です。


(左)鶏を切ってくれます。
(右)この醤油が美味しい!スーパーで見つけて小さい瓶を買ってきました。