バリ・トランバン ログNo.3
【子連れ情報その1】


【七海(なみ)の様子】

 1才10ヶ月になった七海は、すっかり走り回るようになって長時間じっとしているのはちょっと苦手。おしゃべりも達者で、こちらの言っていることはよく分かっている様子。

 また、自分の欲求や感動を言葉で伝えることも出来るようになってきました。

 でも、たぶん、とても大人しい方なんだと思います。
 飛行機でもレストランでも、割とちゃんと座って静かにしていることが出来、とても連れて歩きやすい子供です。

 前回の経験で、多少飛行機が長くても何とかなるだろうと踏んで今回は移動に関してはそれほど心配せずに出かけました。

 前回はまだミルクを飲んでいたのですが、今回はあまり味の濃いものでなければ親と同じものを食べられるので、ミルクと離乳食が減って、子供関係の荷物が大幅に少なくなりました。
#が、DIVに加えて金属ハウジングとストロボが
#増えてしまったので、荷物は非常に重かったです(--;;
#エクストラチャージを取られなくて本当に良かった

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【事前座席指定】

空港で見かけたミッキー飛行機 今回も、飛行機が長いと言うこともあって、事前に座席指定できるJALの正規割引料金を使いました。(写真は羽田で見かけたミッキー飛行機)

 格安航空券よりも相当割高(;_;)ですが、事前に座席指定が出来るので、今回もリクエストしました。

 今回は、子供の体重が10kgを越えてしまったので、バシネット(簡易ベッド)は使いませんでした。

 行きは、2−4−2の配席ということで、窓側2席のY席(エコノミー席)前方スクリーン前(もしくは足下の広い席)をリクエストし、希望が通りました。窓側2席の間の手すりは上げることが出来るので、大人2人の間に子供を座らせることが出来ますし、通路との出口さえブロックしてしまえば、隣の人に迷惑をかけることなく足下で遊ぶことが出来るので大変よかったです。

 私は、同じエコノミー席でも、後ろの方より、前の方が好きです。と言うのも、後ろの方は団体席になっていて何だかざわざわしているのに対して、落ち着いた雰囲気であること(^^;;;、食事とかも前方から配るので、すぐに食事が出てきてすぐに片してもらえることなどがあるからです。

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空港で見かけた派手なカンタス 帰りは3−4−3の配席で、GWと言うこともあり、3だと絶対もう一人入れられてしまうと思ったので、中央ブロックの通路側、Y席前方スクリーン前をリクエストしたつもりでした。
 ところが、帰りに搭乗手続きをしたときによくよく見ると、もらった座席の番号はどう見てもスクリーン前でない3席の通路側なのです。(写真はデンパサールで見かけたハデハデのカンタス)

 しまった、事前にちゃんと確認しておくんだったと内心思いましたが、とりあえず、受付のお姉さんに、スクリーン前をリクエストしていたはずなんだけどと言ってみたところ、「大丈夫、子供向きの席です」との答え。半信半疑で乗り込みましたが、やはりスクリーン前でない、3席側の通路側でした。

#ちなみに飛行機は747-400で、最新式(^^)
#Y席でもミニモニターがついていて、
#ゲームなんかも出来ちゃったりします

 とりあえず、キャビン・アテンダント(スッチー)さんが子連れということでオムツを持って挨拶にきましたが、オムツはLサイズをリクエストしてあったのに、Mサイズを持ってきました(--)。

 そこで、オムツはLを頼んだ旨、席を何とかして欲しい旨、担当のひとに言ってみたところ、オムツはすぐにLに変えてくれました。

 座席については、たぶん奥はブロックしてあり埋まらないと思うのですこしお待ち下さいとのこと。
 ドキドキしながら待ちましたが、「ドアモードをオートマティックに変更してください」(=お客さんが全部そろった)の放送があっても、隣に人が来なかったので一安心。

 ジャカルタまでは、3人席に広々と座ることが出来ました。
#デンパサール−ジャカルタ間は結構空席がありました

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アグン山 ところで、ジャカルタから再度飛行機に乗り込み、当然奥が埋まらないと思って悠々と座っていると、出張帰り(?)って感じの男性が現れて、奥の座席のボーディングパスを示します。(写真は珍しく雲一つ係っていないアグン山)

 ジャカルタで、スタッフが全員入れ替わったため、新たにオムツを持って挨拶に来たキャビン・アテンダントに、ちょっと強い口調で、事前に座席リクエストを入れていたのに全然通っていないし、発券するときに希望通りでなかったという話もなかった、搭乗手続きをしたときも大丈夫だと言われた、デンパサールからジャカルタの人も大丈夫でしょうと言っていた等とひとしきり主張しました。
#しかも、またオムツがMサイズだったし〜(--#

 担当の人は困ってしまって、チーフ・アテンダントさん(たぶん)を呼んできてくれました。

 どうやら、奥に入ってしまった人も、通路側の席を希望していたらしく(一人旅だったら当然だよね〜)、子連れ家族の奥に入ってしまったことに当惑している様子。

 結局、どこで、どうやって都合をつけたのか、ほぼ満席の中、通路側の座席を1つ確保してきたらしく、奥に座った男性は、別の席に移ることに。
 我が家はめでたく、窓側3席を確保してゆったり帰ってくることが出来たのでした。

◆ ◆ ◆ ◆

棚田 教訓としては、座席が確定したら、本当にリクエストが通っているかしっかり確認することですね!(発券するときに確認した際聞き流してしまった私も悪かったとは思いますが、一言、希望通りの席が取れませんでしたと言ってもらえれば良かったのに!)(写真は懐かしい雰囲気の漂うバリの棚田)

 座席の無い子供連れの旅行では、座席の善し悪しで、快適さが全く違います。  せっかく高い運賃を払っているのですから、出来る主張はしたほうがいいと思います。

 と、いろいろとありましたが、JALは子連れに対する配慮が嬉しいとの前評判通り、まず最初に搭乗させてくれるので、荷物が多くなりがちな家族もまず荷物のしまい場所を確保できるし、離陸前に担当のフライトアテンダントが挨拶に来てさりげない気配りをしたりしてくれます。

 お湯やお茶を頼んでも、待たせることなくすぐ持ってきてくれますし、離乳食や紙おむつのサービスもあります(事前予約が必要)。
 座席のない子連れの旅行では、やっぱりJALが良いかもしれません。

 ただし、次回からは子供にも結構な運賃が発生するので、海外の航空会社の格安チケットを検討するかもしれません。(JAL正規割引料金は子供は33%引きで購入できるので、トータルで価格を比較する必要があります)。

  なお、JALに事の次第を説明し、善処を求めるメールを送付したところ、今回のメールの内容をデンパサールの空港所長に伝え、係員への指導を徹底させるよう指示したとのご丁寧な回答得たことを申し添えておきます。