バリ・トランバン ログNo.7
【ダイビング情報】


【ダイビング一般】

 初日に1本〜2本、ガイドと潜れば、後はフリーでセルフダイビングが可能です。 ダイビングポイントは、沈船、ドロップオフ、ハウスリーフがメインのポイントとなっています。 雰囲気や見られる生物については、前回のログも参照してください。

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 前回は流れを感じたことは無かったのですが、今回はドロップオフ方面から沈船方面につねに弱い流れがありました。
 何らかの潮流が近寄ってきていたのか、ある時は結構流れが強く、いざ帰ろうとして沈船の影から顔を出したら、激流にビビったことがありました。

 このときは、沈船から岸に向かうのに、外人さんが泳ぎ切れず、ガイドさんに引っ張ってもらっていました。
#だって、中層を泳いで居るんだもん
#ギンガメアジじゃないんだから、もうちょっと
#水底を泳げば楽なのにさ

 時に流れが強くなったり、大潮付近で風が強くいときに波が高くなったりしたとき以外は、砂浜からエントリー&エグジット出来るのでとても楽ですし、どの場所からでもエグジットできるという安心感があり、非常に気楽にフィッシュウォッチングすることができます。
 私でもカメラを2台持っていけたくらいです。

見よこの勇姿

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 前回はたぶん、バリのベストシーズンだったと思うのですが、今回は雨期明けのせいか、あまり透明度はよくありませんでした。(8〜20m位) 特に、波が立ってしまうとハウスリーフの辺りの透明度は落ちてしまうようです。

 また、前回は、多くのハゼが見られたのですが、今回は、ハゼは少なかったです。 代わりに、前回より多くのウミウシを見ることが出来ました。

 いろいろな人のログを読んでいると、ウミウシについて書いている人はハゼの話を書いておらず、ハゼの話を書いている人はウミウシの話を書いていないことから、どうやらウミウシとハゼは相補的な関係にあるようです(推測!)。

 本当に、ウミウシとハゼは相補的な関係にあるのか、これは、季節的な理由なのか、潮流なのかはたまた、水温なのか、何故そういうことが起きるのか、いろんな条件をつきあわせて検討してみると面白いだろうなぁ。

チータウミウシ?ウミウシキカモヨウウミウシモンジャウミウシ

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【ガイドさん情報】

 ここの日本人ガイドさん(みゆきさん)は前回に来たときはまだバリに来たばかりということでちょっと頼りない感じでしたが、今回はもう1年になろうとしているということで、ずいぶん勉強したなと感じました。

 どうやら、夜は暇なので、インドネシア語の勉強と図鑑を読むくらいしかすることがないらしく、ウミウシガイドブックやエビカニ図鑑なども買い込んでおられました。段々図鑑も整備されてきたので、余程マニアックな図鑑以外は持って行かなくても大丈夫だと思います。

 今回は、沈船、ドロップオフ、ナイトをガイドしてもらいましたが、前回より格段に細かくガイドをしていただき、とても楽しむことができました。

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 ところで、今回は、偶然同日程になった友人のカスリハゼさんと一緒に、フィッシュウォッチングで有名なDive&Divsさんに1日だけガイドをお願いしてみました。

 直前にお願いしたので、チーフガイドの小川さんにはお願いすることができず、現地の人にガイドしてもらうことになりました。 現地の人とはいえ、一通り、日本人の好みを心得ており、ハゼ(アケボノハゼ、ニチリンダテハゼ、オドリハゼ)や、クダゴンベ、エビ・カニ(ピンクスクワッドロブスター、キンチャクガニ)、ウミウシ等を見せてもらうことができました。
#でも、この程度(!?)ならわざわざDive&Dives
#さんに頼まなくてもよかった感じ。。。。
#しかも、1本目のドロップオフはまだしも、2本
#目は大はずしで、ほとんど何も見つけられない上、
#ノコギリ潜水で、軽い減圧症になっちゃいました

 やはり、マニアックなお魚を見せてもらおうと思ったらずいぶん前から小川さんを指定して置く必要がありそうです。

 最終日に現れた小川さんとちょっと立ち話をさせていただきましたが、全然関係ない私にも、ゴルゴニアンシュリンプやレイドシュリンプゴビー、ニシキフウライウオの情報を教えてくれ(ゴルゴニアンシュリンプもレイドシュリンプゴビーも見つけられなかったんですが(;_;))、やはり、この人のガイドで潜ってみたかったと思いました。