全体的なポイント情報は前回、前々回を見て頂くとほとんどそのとおりですが、今回特筆すべきは、ドロップオフ、沈潜、砂地、ハウスリーフに加えて、何と新たな環境が加わったことです。
それは、ドロップオフ手前のスロープが、シルト地帯になったこと。 2000年12月(?) に大洪水があって、大量の土砂がトランバンの海に流れ込んだ影響とのことです。
当時は海全体が泥に覆われて大変だったらしいのですが、今はおおよそ洗い流されて、ドロップオフ手前の部分に残っているだけらしいです。
このシルト地帯はちょっとしたことでもふぁ〜っと巻き上がる細かな泥で(そう、まるでセブのリボンちゃんの底のような)、このおかげで今回はドロップオフ方面の透明度がイマイチだったのかもとも思います。
しかし、この新たな環境のおかげで、見たことがない泥ハゼ系のハゼが沢山居てこれが面白かったです。前回のセブといい、泥環境結構面白いかも!
しかも、このシルト地帯、面白いのが20m以浅と浅いことがまた嬉しい。 いや、深いところも面白いのかもしれないけど行ってないので分かりません。
ハウスリーフが泥の影響か、ダイバーの影響か、ちょっとサンゴやイソギンチャクの元気がない中、3本目にシルト地帯でハゼと遊ぶのも楽しかったです。 また、ドロップオフの帰りに寄ることも出来ました。
そういえば、ハゼに寄るときにちょっと周りを見渡すと、砂煙が上がっているのが見られたりします。
よ〜く見てみると、頭の直径5mm位のジョーフィッシュみたいな形の魚が巣穴をほるために砂煙を上げているよう。いったいこの魚、何なんでしょう?
さて、これらの謎のヤツシハゼ系(たぶん)のハゼ君達、どれとどれが一緒やら違うのやら、ちっとも分かりません。名前が分かりましたら是非教えて下さい!